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別府随一の観光名所
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後ろの犬はケーブルカー「ドリーム号」
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ラクテンチ奥側
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地獄カレー
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メニュー
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はしゃぐおっさん1
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はしゃぐおっさん2
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はしゃぐおっさん3
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アヒルレース、障害物編
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吊り橋
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約束ごと
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波止場に立つ男の視界には、鈍色の海がどこまでも広がっていた。
寄せて引くだけの繰り返しのようにしか感じられない波ではあるが、
冬の到来を告げる冷たい風にうねる海面を眺めるにつれ、
男にはそれが、あたかも自らの心中を具象化しているように感じられた。
ー 男は悩んでいた。
波止場から砂浜に歩を進め、目を閉じて深く息を吸い込む。
普段は感じることのない潮騒の調べ、微かなプランクトンの腐敗臭。
不意に腰に張りを覚える。
それは昨晩、年甲斐もなく2人の女と寝たことに因るものであろうか。
歩を進めるときに響く内転筋の痛み、明らかなる筋肉痛。
思い起こした雅な時間、不意に強く吹いた風によろめきつつ、男は静かに微笑む。
港の遠方から断続的に咆哮する汽笛で我に帰り、彼方を行き交う漁船を眺める。
鮮魚を満載しているであろう船のことを想像して、男の心は妙に和んだ。
ここまで何度となく訪れた、独りの空間を思い起こす。
利用することは稀であった数々の遊具、入り口を抜ける時の冷めた視線、
決して期待を寄せることがなく、それ故に落胆することのなかった旨くない飯。
男の野望は、全国に散在するそんな遊園地を孤独に踏破することであった。
ー しかし
とある港町を訪れた男の周囲には、陽気な仲間が集っていた。
「一緒に遊園地へ行こう」という暖かい声に、男は平静を欠いていた。
孤独に踏破することに意味はあるのか、仲間がいることへの不満はなにか。
そこに何ら拘りを持たないことに、男は漸く気づく。
孤高な夢よりも、その土地、その時間を分かち合うことに何の抵抗があろうか。
男は新たなる決意を胸に、窓口に1,300円を支払う。
くだらない自己満足の夢を捨てた男が仲間と乗り込んだのは、
皮肉にも「ドリーム号」という名のケーブルカーであった。
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・・・( ̄ー ̄*) とまあ、そんなわけでして。
やってきました、別府「ラクテンチ」。
シリーズ5作目にして、ようやく食べログ仲間との遊園地ですよ。
入園料を払うと、ケーブルカーの往復乗車券付の入場券をくれます。
入場ゲートをくぐるとすぐに急勾配な坂が上層に延びていて、
犬を模した「ドリーム号」、うさぎを模した「メモリー号」が20分間隔で
入園口と遊園地区画をつないて往復しています。
到着すると、アヒルのレース場が間近に。
なんとも怪しげな雰囲気で投票を煽るおっさん係員。
賭けた100円に対する景品はオリジナルの双六などが用意されてます。
メリーゴーランドや射的に興じつつ、しばし楽しい時間を過ごしてみたり。
遊園地の奥地には、1棟建ての「森のカレー屋さん」があります。
地獄カレーは、その名に相応しい辛口なんだそうです。お値段550円。
入口脇の券売機でチケットを購入し、厨房の店員さんに渡します。
待ち時間少々、シンプルな面構えのカレーライスが提供されます。
「美人専用席」と表示されたテーブル席へ掛け、結局は孤独のグルメ。
粘度のあるルー、スプーンにすくったのは過たずジャパニーズカレーライス。
舌に響くピリッとした刺激、二口、三口と食べ進めると・・・
なるほど、このカレーは辛ぇ ( ̄ー ̄*) と言うほどのこともなく。
食後、長い吊り橋を渡って帰還。注意書きにはほんのり笑えたり。
諸経費は以下の通りで計3,050円。交通費は無視。
・入園料 1,300円
・乗り物チケット 1,000円
・地獄カレー 550円
・アヒルレース 200円(100円×2レース)
( ̄ー ̄*) 楽しかったですねぇ