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店名 |
閉店
ル・シャッポ
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、ビストロ |
住所 | |
交通手段 |
新潟駅南口、プラーカ1脇(新潟駅から徒歩3分) 新潟駅から268m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席数 |
25席 (テーブル10席(4卓)、カウンター8席、個室1室6席) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 客室は禁煙(電子たばこを含む)、店舗内に喫煙室あり 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
概ね10歳以下のお子様のご来店はお断りさせていただきます。それ以外の場合でも、お子様がいらっしゃる場合は事前にご相談ください。 |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
2013年8月20日 |
備考 |
ペット同伴でのご利用はお断りさせていただきます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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新潟とフランスの融合とでも言うべきか。そんなコンセプトを感じる新潟駅近くのビストロ。フレンチという食文化の根付きにくい新潟の風土にあって、この店のオーナーシェフとソムリエ役を果たす鴛鴦マダムの頑張りが素晴らしいの一言。フランス全土のビストロ料理を網羅するような、北から南までの郷土色溢れる料理をまさに満遍なく取り揃えている。モダンフレンチで知られる銀座の名店を始め、豚肉料理を得意とする六本木のフレンチなどで修行。フランスや都内の名店で得た数々の郷土料理に新潟の食材を合わせるオリジナリティが店の特徴となっている。
ロシアから渡って来る鴨は、日本に着くとまず新潟に舞い降りる。しばらくの間、湖沼で羽休みをする間に地元のコシヒカリをたっぷりと食べ、丁度良い食べ頃になる。自ら狩猟をするこの店のシェフは、この鴨を空気銃で仕留める。散弾銃で狩る鴨よりストレスがなく、肉の味わいが良いとのこと。シェフ自ら仕留めた軽い味わいのコンフィが、美味しいのは当たり前かもしれない。一番の食べ頃や調理法を熟知している。添えられるのはカスレ。トゥールーズの郷土料理が地元ジビエの鴨肉と合っている。
スペシャリテはパテドカンパーニュ。テリーヌ型を使って滑らかに仕上げ、味わいも口当たり同様に滑らかで美味しい。店ではテリーヌドカンパーニュと呼ばれ、定番のお勧めとのこと。ピペラードの卵仕立てはバスク地方の郷土料理。豚肉を柔らかく火入れして卵で綴じる。この店のピペラードはパプリカなどの卵綴じの上に豚肉を乗せている。味付けはバスク料理同様、香辛料でピリ辛に仕上げていて本格的。ブルゴーニュよりボルドーに合っている。他にもメニューにはリオン風サラダやシュークルートなど、まさにフランスのあちこちの郷土料理が並んでいて楽しい。
乾杯はグラスのスパークリングが用意されている。今回はクレマンドリムー。コストパフォーマンスの良いフランスの泡をマダムが厳選。新潟も捨てたものではない。気軽に美味しいフランスを堪能できる。フランス全土の郷土料理に合わせて、フランス全土からワインも揃えている。アルザス、ロワール、ボルドー、ブルゴーニュ、南西地方と一通りの品揃え。グラスワインも常時10種類くらいが開けられ、新潟のワイン好きを喜ばせている。地元ジビエを愛するフランス郷土料理の店にはやはり赤ワイン。今回はピノノワールとボルドーを鴨と豚に合わせてみた。
場所はJR新潟駅。上越新幹線側の南口を出て、新潟大学駅前キャンパスの裏側にあるビルの2階。駅前広場を左側に沿って歩いて通りを左に曲がり、直ぐの路地を左に入った先を右に曲がった左手にある。ビルのファサードにはフランス国旗。階段を2階に登ると赤いテントの下にシックな木製玄関ドア。いかにもビストロ風で好感。インテリアは赤やピンクと白の組み合わせで、古い昔風のパリにありそうなビストロ。カウンター数席と窓側がテーブル席。カウンターでのマダムとの会話が楽しい。シェフも料理が終わると出て来てくれて、料理やワイン、猟や店の話で盛り上がる。今回はシェフお奨めの地元店を紹介して貰った。
フレンチの少ない新潟にあって、孤軍奮闘に近い頑張りが光る店。シェフ自らが仕留めた鴨などの地元ジビエが、マダムお奨めのフランス全土のワインと供に楽しめる店でもある。本当に仲の良い鴛鴦夫婦のシェフとマダムが、自分達の好きな料理を、自分達の好きなワインと供に振舞っているような、アットホームな雰囲気が心の底から寛げる店ともなっている。新潟駅の直ぐ近くにあることもあり、新潟に来たら必ず寄りたくなるような店と言えるのではないだろうか。
アミューズ 400円/チャージ料として
シュー オリーブのカナッペ フィナンシェ
テリーヌ ド カンパーニュ 900円
ピペラードの卵仕立て 850円
鴨肉のコンフィ 1850円
2013 Cremant de Limoux
CHATEAU DE VILLELONGUE 850円/120ml
2013 Le Pinot Noir
La Cave de Saint Verny 850円/120ml
2013 MAUCAILLOU 850円/120ml