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食べログ そば 百名店 2022 選出店
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ぬばたまの 玄(くろ)さも黒(くろ)き 蕎麥切(そばきり)に 振るや藻鹽(もしほ)の 手も舐(ねぶ)りつゝ
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酔狂老人卍
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店名 |
職人館(しょくにんかん)
|
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受賞・選出歴 |
そば 百名店 2022 選出店
食べログ そば 百名店 2022 選出店
そば 百名店 2018 選出店
食べログ そば 百名店 2018 選出店
そば 百名店 2017 選出店
食べログ そば 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | そば |
予約・ お問い合わせ |
0267-52-2010 |
予約可否 |
予約可 夜は要予約でコース(おまかせ)のみ |
住所 | |
交通手段 |
長野新幹線、佐久平駅から車で約30分 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
34席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
オープン日 |
1992年 |
備考 |
年末年始はランチのみ |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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『柳家』にて飫(おびたゞ)しき禽獸(とりけだもの)を鱈腹(たらふく)喰(く)らひ、
身(み)の重(おも)きこと陸(くが)に聳(そび)ゆる巖(いはほ)のごとし。
歩(あゆ)む容(さま)河原(かはら)の龜(かめ)に似(に)て、
その速(はや)さは玻璃窗(まど)に蠢(うごめ)く蝸牛(かたつむり)に異(こと)ならず。
這(は)ふ這(は)ふの體(てい)にて轎(くるま)に乘込(のりこ)み、
信州(しなの)は佐久郡(さくのこほり)へと一烟走(まつしぐら)。
目指(めざ)すは『職人館』なる家(いへ)。
狙(ねら)ふは菜蔬(あをもの)を主(おも)とする"蕎麥懐石(そばくわいせき)"とぞ。
時(とき)は暮六(くれむつ)。
今將(いまゝさ)に向下(おりなん)とする夜(よる)の帖(とばり)。
天(そら)に煌(きらめ)く星々(ほしぼし)、枚舉(かぞふる)に遑(いとま)あらず。
就中(わきても)眼眶(まなこ)奪(うば)ひしは、六連星(むつらぼし)"昴宿 (すばる)"。
玄關(げんくわん)の扉(とびら)開(ひら)きて内(なか)を窺(うかゞ)ふに、
東道(あるじ)が倅(せがれ)、莞忝(につか)とうち笑(ゑ)み、
奧(おく)なる卓子(せき)へと誘引(いざな)ふ。
箸(はし)、御絞(おしぼ)りとも質素(しつそ)無極(きはまりな)きもの。
机上(つくゑ)には二色(ふたいろ)の鹽(しほ)。
一(ひと)つは藻鹽(もしほ)、今一(いまひと)つは白(しろ)き鹽(しほ)。
藻鹽(もしほ)は尋常(つね)のごとく鹽角(しほかど)なく旨味(うまみ)に溢(あふ)る。
今一(いまひと)つも想定外(おもひのほか)に圓(まろ)やか。
"蕗薹(ふきのとう)と茸(きのこ)二種(ふたくさ)の汁(しる)"に始(はじ)まり、
"菓子(くわし)・抹茶(まつちや)"に終(を)はる膳(ぜん)。
"懐石(くわいせき)"と號(よびな)すには、容(みため)も味(あぢはひ)も素朴(そぼく)。
用(つか)ふ未醤(みそ)・醤油(しやうゆ)は、ともに誂(あつら)へ物(もの)。
つぶさに"意大利粥(りぞつと)"なる豆(まめ)の煮方(にかた)を瞻(み)るに、
僕(やつかれ)嗜(この)むところに秋毫(つゆ)異(こと)なるところなし。
唐揚(からあ)げなれば固有(もとにそなは)る味(あぢ)分かりがたきが"岩魚(いはな)"。
"野豬肉(ゐのしゝ)"ばかりは『柳家』を前(まへ)に顏色(いろ)を失(うしな)ふ。
案下某生再説(それはさておき)、當家(こちら)の招牌(かんばん)"蕎麥切(そばきり)"。
殼(から)の儘(まゝ)挽(ひ)き、蕎麥粉(そばこ)ばかりにて製(うち)たるもの。
色(いろ)玄(くろ)きこと、烏(からす)の羽根(はね)かと疑(うたが)はれ、
燒(や)け殘(のこ)りの株(くひぜ)かと誤(あやま)つ。
蕎麥(そば)の味(あぢ)豐滿(ゆたか)なること、天下無雙(よにくらぶるものなし)。
想定外(おもひのほか)に舌觸(したざは)り滑(なめ)らかなれば、
瞬(またゝ)く中(うち)に吭(のんど)の奧(おく)へとかき消(き)ゆ。
やはり、その儘(まゝ)、もしくは藻鹽(もしほ)が最適(あふ)。
口味(あぢ)にも増(ま)して雋(すぐ)れしは器(うつは)の數々(かずかず)。
あるいは新(あらた)なる皿(さら)、時(とき)に古(ふる)き豬口(もの)を擇(えら)み、
東道(あるじ)手(て)づからの菜(れうり)を盛(も)る。
缺(か)けたるは金接(きんつぎ)が施(ほどこ)され、さらに飽(あ)くことなし。
亭主(あるじ)が交友(まじはり)、顏(かほ)の廣(ひろ)さは驚(おどろ)くばかり。
「かの『noma』に蟻(あり)を調達(とゝの)へ、
前日(まへのひ)には、東都(えど)の旅館(はたご)にわざわざ招(まね)かれ、
宴(うたげ)を存分(こゝろゆくまで)愉(たの)しめり」と問(と)はず語(がた)り。
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【照相機】:日本光學 尼康(Nikon) Df 數碼單鏡反光照相機
【鏡頭】:.....蔡司(Carl Zeiss) Makro Planar T* 2.0/50 ZF.2 @F2.0