薬膳中華の定食　　 : チャイナスパイス食堂

何度も再訪してるのですが、今回は味がちょっとあわず。今回はランチで「麻婆豆腐定食（辛味）」を注文。一人で麻婆豆腐を頼むのは珍しい。基本、ここは何を食べても美味しいと思ったのだが・・・・麻婆豆腐はあれ？と。う～ん、全然好みじゃないな。一人で大量に食べると。まず、とろみがふわふわしてるというのか。固い餡かけっぽいん感じ。味ももっと山椒とか利かせたバシッという味のほうがすきだな。味は悪くないけど。なんとなく酢をかけていただいた。
はじめてかな、自分的に違うと思ったのは。麻婆豆腐は彼氏が食べるからそれなりに食べてはいるけど、これは。。。こういうのもあるんだな～と思った。
季節のスープ。これ、いつも楽しみだけどおいしい。スパイス感満載の体が元気になるスープ。
食べ物全体は相変わらず汗がすごく吹き出る。そして体が元気にはなったけど。こう、値段的にトータルでいえばいいのだけど。。。退院後、ちょっと体調がいまひとつぱっとしなかったけど今日の目覚めは快適。うん、やっぱりここは私にとって食べる薬屋さんだな。
ここは麻婆豆腐は自分的にはナシ。でも他のものはヤッパリ美味しいから次回は他のものを頼もう。

※総合3.8→3.5へ。　味3.8→3.２へ今回は引き下げます。。。


＜2014年10月訪問＞

再訪。時々訪れてます。
場所は松本城からあるいて5分位かな。でも、観光客がわんさか･･･という場所ではないです。甘味喫茶 塩川のある通りですね。
食堂と名のつくとおり、とても小さな店です。ご主人と奥さんと思わしきお二人で営業されています。ほんのり温かい店です。


今回はランチで「桜海老の炒飯+自家製水餃子」900円です。
時期的に薬膳冷やし中華みたいな麺類がまだあったのですが、温かいものが食べたく水餃子のついてる炒飯セットを注文。


炒飯、とにかくね、香りがいいです。卵、ネギ、桜海老その他･･･。炒飯ってこんなに香りのよい食べ物だっけ?みたいな。わたし、炒飯ってとくに美味しいって思ったことないんですよね。炊き込みご飯は大好きだけど。でも、ここの炒飯はなかなかパラッとしてて油のしつこさもなく食がすすみます。うまくいえんけど単純に「美味しいチャーハンってこういうものなんじゃないかな」って。すみません、再度言いますが、私炒飯の良し悪しがよくわからんのです。。。でも、自分は美味しかったです。

水餃子。タレは別の容器にあります。
スープはしいたけと胡椒がガツンときますが、実に奥深い味わいのスープです。
餃子、皮は厚すぎず薄すぎず。スープと一緒に食べても、タレにつけても程よく味が馴染む皮の厚さ。ツルンとここちよい舌触り。噛むと程よい弾力と柔らかい皮。齧ると桜海老と豚肉その他の味とシナモンその他スパイスや素材の味がジンわり。とにかくするするっと。水餃子も汁も箸が止まらないのですな。
この汁だけで食べるのもいいですが、タレもおいしいのです。黒酢などが合わさったと思われる甘いタレ。しかしこの甘さはベトベトせず、餃子の味をグンと引き立てます。

あっという間に平らげました。
好きです。ここ。そして体が温まります。汗がジワジワ噴出します。松本で今のところ薬膳だな～とかスパイスを食べて汗をかけるのはこちらのお店がダントツですね。特別辛いわけでもないんです。そして食べた後、体が元気になることに気がつきます。


ここは何を頼んでも私には好きですね。でも、好みがあるのは間違いない。
あと、単品だと1品1000円以上するのが多いので（種類はそんなにおいてない）2,3人で数品頼んでビールで1杯やってみたいな～とかコースも食べてみたいな～なんて思いつつ。。。
まぁ、今はほとんど夜に動けないので想像だけってのもさみしいけどね。ま、次回は昼酒で一人でビールと単品を食べにいこうかな。


こう、時々ふと食べたくなる。体が求める。
そしていって満足する。ああ、きてよかったと思う。

閉店、そして再開。
また伺います。ご馳走様でした。


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2013年7月　ランチ訪問
＜薬膳中華の中国家庭料理の店/復活！深志高校傍の「チャイナスパイス」が再び松本の街へ＞


特製薬膳冷し中華　（800円位だと思った）　ゼリー付き


ある真夏日。松本駅前の温度計は38度を指す猛暑のある日、本当は駅前近辺でランチを考える。食べたいものが浮かばず徒歩20分足らずをチンタラチンタラ歩いて松本城近くのチャイナスパイスへ。帽子も日傘もなく、更に日ごろの疲れでかなり辛かったのに何故向かったのだろうか…


店に入る。正直、あまり涼しくない…。ランチ時なので1人だしカウンターに座ろうと思ったら「テーブルの方が扇風機回ってるから涼しいのでそちらへどうぞ」と言われ、ありがたく応じる。だが、クーラーガンガンの店内より私はこういう店の方がありがたい。


ランチの定番は「餃子＋炒飯」と「麻婆豆腐のセット」のようで基本、日替わりメニューというのは無いのかな。ただ、今回は店の外の看板に「特製薬膳冷し中華セット」なるものが手書きで貼ってあるのを思い出す。厨房から店主が「薬膳冷し中華できるよ」と声をかけてきたのでそれにしてみた。店内の「特製冷し中華」（800円位だったかな）の張り紙にも表の看板にも「夏バテ防止」と書いてあったのがポイントだ。


程なくして温かい中国茶が出て来る。ポットごと置いて行ってくれた。正直、炎天下を30分以上歩きまわっていた自分は冷たい水が飲みたかったが、ぐっと我慢する。冷たい飲み物は内臓を冷すからだ。こんな時こそ…と暑いお茶をすする。しかし暑いと言っても7，80度だろうか…ゴクゴク飲めないが思ったほど暑くはない。最初の湯のみ1杯はよほど喉が渇いていたか、あっという間に飲み干す。すぐに2杯目をそそぐ。2杯目辺りから急激に汗が噴き出してきた。「暑い熱い！」と1人内心騒ぎつつ、ハンカチで流れ出る汗を抑えつつあっという間に2杯目も平らげる。
飲んでる途中で気がついたが、1杯目は喉を潤すためのもの。2杯目あたりから水分がしみじみと体に浸透していく感覚を受ける。この感覚は炎天下の中で冷たい水を飲んでも得られない感覚だ。体に水分がじわじわと染みわたっていくのが感じられる。
冷たい飲み物を出す方が一般受けはよいかもしれない。しかし、本当に体にいいのは…体で体感を改めてした思いである。


そうこうしているうちに注文した薬膳冷し中華が運ばれてきた。
見た目は野菜たっぷりの麺の上にクリーム色の乾燥した麺状のものが載っている。（この乾燥麺らしきものは中国の豆腐皮ってやつだろうか。このあたりの食材の名前がよくわらか無いのだが）
「よく混ぜて食べて下さい」と言われたので、下からしっかりかき混ぜる。タレは醤油系の色。早速一口たべてみる。う～ん、こちらの料理も冷してはあるが、ヒエヒエの料理ではない。むしろ常温に近い。（ここが薬膳の店という事を考慮に入れれば納得である）
辛みは…少し唐辛子が入ってると思うが、基本辛みはほぼ感じない。また、薬膳冷し中華とういが、スパイスガンガンかと思いきや、そんな事はない。むしろとてもまろやかな味で控え目な味に感じた。美味しいのだが、どうも今一つパッとした印象が浮かばなかったので、今度は酢をかけてみる。そうするおｔ酢の酸味がタレとうまく混ざった上に、タレの旨みが引き出された感じである。こりゃいい。また、食べていくうちに麺に混ざった具にも注目してみる。具は「レタス、昆布、カイワレ、 にんじん、ねぎ、大葉」だ。レタスは小さめの一口大のサイズだが、あとは麺と同じ位の細さであたり、小さくカットしてアクセントして風味付けとして非常にこの冷やし中華で味の後押しをしていると感じた。レタスのシャキシャキ感、昆布の少し固めの歯触り等。更には中国の豆腐らしき麺状のものの歯触りが表面はザラっとしているのだが、優しい味や噛み切る時にムチッンという歯ごたえが冷し中華の食感や味のアクセントになっていると思った。


気がつくと、食べ終わる頃には再び汗だく。しかし、炎天下の中で汗だくになった時と違い、気がつけば体がスッと楽になっている気がする。更に、汗の質が違う…。上手くいえないが、汗をかくほど体が楽になるというのだろうか。久しぶりにこの感覚を味わった気がする。そう、この感覚がほしくてこの店にやってきたのだと思った。


冷し中華を食べ終えてから、またお茶を1杯飲む。
次にゼリーを食べる。ゼリーは完全に常温に近い。しかし、特に苦にならない。もう、店内が暑かろうと、自分が汗をかいていようと、求めているものは冷たいものではなく、体に優しいものを求めている自分がいるからだ。
ゼリーは…何かの洋ナシっぽいような味のゼリーかなぁ。正直、美味いものではないですが普通に食べれる味でした。


いや～体の中から元気になる。決して派手な料理でないし、油ギトギトでもない中国家庭料理のお店。行くたびに思うのだが、時々こちらの料理を食べたくなるんですよ。特に疲れた時、弱ってる時。ガチガチのスパイシーさではなく他国の料理とはいえ日常の家庭料理なんだろうな～と感じる食べ物で元気になれるお店。最初のレビュー以外にも訪れましたが、今のところハズレはないですね。ふらっと寄れる抑えておきたい中国の家庭料理店という感じでしょうか。そしてオーナーさんの温かさ伝わる料理のファンの一人です。


お店の紹介記事があります
http://matsumoto.keizai.biz/headline/1266/


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2013年2月レビュー


数年前に閉店した深志高校傍の「チャイナスパイス」が下馬出し通りで再オープンです。
現在は「チャイナスパイス食堂」という店名で経営されています。

閉店直前に一度訪れて中々よかったので閉店の知らせを聞いた時はガッカリしたものです。
今回、再オープンしてから2回目の訪問。

本日は

・特製薬膳ラーメン/辛味　（850円）
・スパイス豚耳（冷皿）　（600）


スパイス豚耳が先に提供されました。
これは美味しかった。豚耳のスライスは薄すぎずゼラチン質の程良いネットり感と
ガチガチにビシッと刺激的なスパイス。ビールもいいのだろうけど、個人的には普段飲まない
紹興酒なんかと合わせてみたいと感じる味。
葱と一緒に食べるとよいアクセント。また、酢をちょっとかけるとまろやかでこちらも捨てがたい。


次は薬膳ラーメン。豚耳を先に食べてしまったせいか…こちらはあまりスパイスが
優しく感じてしまいました。（オーダーミスですね、自分の。水餃子にしておけばよかったかな…）
しかし味の表現は難しいですね。一つ言えるのは日本のラーメンとは完全に異なるものですよね。
乾物と鳥をベースにした塩味のスープ。ラーメンのスープという感じではないです。
野菜と細切り肉が乗っててこれがまたスープに味の深みを出しています。
麺は細縮れ麺。スープはガチガチのスパイス～って感じでもないです。
辛みも追っかけてきますが、猛烈に辛い感じではありません。
ただ、麺がなぁ・・・細縮れ麺なんですが、市販だと思います。麺が美味しいと思えず、これは残念。
体は薬膳というだけあって顔からじわじわと汗が吹き出し、ジワ～と内面から温まるラーメン。


この日は以上でしたが、前回は水餃子、四川風回鍋肉炒、四川風麻婆豆腐を頼んだ覚えがあります。
個人的にはここは炒めもの系が美味しいかなという印象。あと、水餃子もツルンとした味と程良い
薄味のスープのバランスが美味しく必ず頼みたいところですね。