ちゃんとごはん : さくら亭

ランチ700円。
定食のメインは豚、鶏、魚から選べる。この中で味や調理方法も2・3種類ある。料金一律。あと丼もあったり、おにぎりのテイクアウトもあるようだ。（したことがない）


ぶり照り焼きをチョイス。
メインの他にごはん、具たっぷりの味噌汁。茄子の煮浸し。野沢菜？の塩漬け、マカロニとブロッコリーのサラダ、千切りキャベツとレタス、柿と白桃（缶詰）のヨーグルトをかけたもの。最後にコーヒー。

ぶりの照り焼きがふっくら焼けてて美味しかった。味噌汁は大根やほうれん草だったかな。お玉に具をしっかり盛ってくれた味噌汁。ブロッコリーとマカロニや茄子はおふくろの味的。千切りキャベツも野菜が取れていい。果物も季節の柿が添えてある。ヨーグルトは多分自分のところで増やしたカスピ海ヨーグルトではないだろうか。（家の実家でも何年もカスピ海ヨーグルトを増やしてて、それに味がよく似ていたので）

肉や魚がドーンと乗ったメインもいいが、こうして野菜があって味噌汁がちゃんと作ってあって、果物まで添えて。コーヒーも頂いて。
こういう食事ってだいじだとしみじみ思った日だった。

【2016年03】
500円台のメニューもある。日替わり650だったかな。持ち帰り弁当箱500円から。おにぎりやサンドイッチもできるようだ。

日替わりはメイン1品とキャベツ、ご飯、味噌汁、小鉢2品、漬け物、フルーツ、コーヒー。


この日の日替わりの種類は「ぶり照り焼き、塩さば、鮭、豚ロースカツ、チキンカツ、豚しょうが焼き、豚味噌漬粕け、唐揚げ」だった。
弁当は500から。弁当は電話注文みたい。1個でもよいみたいだ。(配達の有無は不明。)


閉店間際でメインはいくつか売り切れていたが豚味噌粕漬けを。
しょうが焼きにしては少し厚めの肉が3まいも！同じ皿にキャベツ山盛り。卓上に醤油やドレッシングもあり自分の好きな味でキャベツは食べれる。
小鉢1品めは鶏肉と大根、さつま揚げの入った煮物と記憶している。小鉢2頻めは大根の皮のキンピラ。漬け物は自家製？と思われる野沢菜と沢庵。味噌汁は豆腐となにか忘れたが具沢山。フルーツは柑橘系の砂糖漬け。そしてコーヒー。


味は全体的に甘めだがしっかりした味はご飯がよくすすむ。相変わらず美味しい家庭料理だ。バクバク食べちゃうね。
柑橘のピール(砂糖漬け)もさっぱり。コーヒーまでついてこのお値段にはあたまが下がる。
尚、別料金でよいからおかわりを頼んだら普段からおかわりはお金をもらってないみたいな話であった。


こちらは昼時はいつも混んでて入れず、1年以上前に来たっきりであったが、時間をずらせば結構入れるみたいな話であった。
前回のレビューと被るからこの程度にするが、やはりこの店いいなとありためて思う。


あの狭い厨房でこれだけの数をこなし、この価格で美味しいお袋の味を存分に堪能できる。
感謝の一言である。


違うメインも食べてみたいな。


【2013年12月】
松本駅前から少し歩くが低価格でボリュームがあり色々な野菜を取れる家庭的な味を出す定食屋で結構気に入っている。昼時はいつも賑わっている印象の店。お袋の味というにはまだ早いと思われる人たちが料理を作っている。だから「家庭料理」という表現を使おうと思う。家庭の主婦が作る「家庭の食卓」をイメージさせるこの店。この界隈で数少ない店のひとつではないだろうか。
店屋物や外食が多い人などはたまにはこんな店もどうだろうか。


店内はカウンター7，8席と小上りにテーブル1つだったかな。店内は大変狭く、カウンターも椅子の間隔は狭い。スナックか何かの居抜きでないかと思われるカウンターや内部の作りだ。
カウンターに座ると厨房がほぼ丸見え。材料を切ったり、洗物、焼き物などしてるのが見える。本当に普通の家庭の台所であるが、見てて面白い。自分も自炊するから他人の所作は気になる。それも主婦の方だとやっぱりなおさら気になるしね。


メニューは外に出ている日替わり定食600円（果物・コーヒー付）のほかにカレー、親子丼、中華丼、和牛丼などがある。価格は大半が600円。税込みだったと思った。持ち帰り弁当、サンドイッチ（持ち帰り?）など色々ある。
ちなみにこの日の日替わりは店内のボードに書いてあった。「鯖味噌煮、鮭味噌漬け、ロースカツ、ロース味噌漬け、生姜焼き、チキンカツ、鳥からあげ」であった。


日替わり定食600円　ロース味噌漬けを選択。


ロース味噌漬け 定食
ロース3枚とキャベツ、青菜の煮浸し、大根のマヨネーズ和え、野沢菜、白菜と揚げの味噌汁、ごはん、りんご、コーヒー


肉は箸で切れるやわらかさ。麹がたっぷり混ざった味噌漬けで甘みとまろやかな味噌漬け。麹の甘味とコクが豚肉と相まって美味しかった。また、付け合せのキャベツに少量の豆と昆布が混ざっていた。これも栄養的にうれしいね。豆の煮物とか好きでないけど、こうやってちょっと食べる分には大歓迎。
青菜の煮浸しはにんじん、練り物などほっとする味。後、大根のマヨネーズ和えは大根スライスと切り干し大根を一緒に和える発想が勉強になった。大根でも生と切干大根じゃ歯ごたえ、味も栄養価も違う。味付けは正直少々濃いが肉体労働者などにはこのくらいは必要かもしれないね。
白菜と揚げの味噌汁。白菜は味噌汁に鍋にと冬の定番ですよね。
まぁ、全体的に少々塩分高めには感じるけどそこはご愛嬌ってところかな。うちが薄すぎるのもあるのだろうけど。


別に豪華なものはないしお洒落な店でもない。でも、ひとつひとつのおかずが結構しっかり量もあります。また、ここは必ず果物とコーヒーがつくのも嬉しい。スイーツでなくて果物。こういうのもほっとするよね。食後の果物って美味しいんだな。ちなみに1日1回果物も少量食べたほうが栄養的にはいいらしいけど実際は面倒だしね。。。


今は知らないがオープン当初は残したら持ち帰りもOKであった。近所の一人暮らしと思われるご年配の人が料理の一部を持ち帰りを頼んでいた覚えがある。（そのときは大きなハンバーグだった。）ビジネスマンやご近所の人などに利用される食堂だと思います。
本当家庭料理です。珍しい料理とかは多分ないと思う。そしてお洒落な店でもない。しかしそれがいい。そんな店が好きだったりする。


よい店を見つけたと思う。