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うどんは値上がりしていたが…
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新潟 ケンシン
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SUNQパス(九州内3日間乗り放題)の旅
(2013年1月5日~7日)
小倉~博多~高千穂~博多~小倉(泊)
さあいよいよ懸案の、天岩戸および天安河原の見学である。
ここは、ここ数年来でも、最も訪問したかった場所のひとつであった。
喫茶メルヘンでの休憩の後は宮交バスセンターまでもどり、岩戸線に乗り込んだ。
岩戸線は、宮崎交通に運行委託する幹線ではあるが、残念ながら乗り放題のSUNQパスは使えない。
この路線は町営バスなので、いわゆるコミュニティバスである。
交通空白地帯において、公共交通サービスを提供するのが目的のため、各種割引きの対象外になっているケースが多いのだ。
うーーむ、残念だが、いたし方ない。
「ならぬことはならぬものです」
え?↑これはもしかして、2013年度流行語大賞の?
うんそうそう…って、えぇっ??(笑)
そうだよね…ダメなものはダメなのだ。(苦笑)
バスセンター~天岩戸バス停までは約8㌔で、300円である。
まずは天岩戸神社の西本宮を参拝し、そのまま天安河原に向かう途中に、この店はあった。
2013年1月7日訪問
入ったのはあまてらすという店で、店名が気に入ったので、計画段階から入ってみたいと思っていたのだ。
お腹はそれほど空いてなかったが、ここの神楽うどんが300円のはず…しかし、あれ?
貼紙には単にうどんと書いてあり、400円となっていた。
いつの間にか値上がりしたようだ…1軒目のそば店に続いて、またかよ?(苦笑)
まあ400円でも安いけど、このレベルでウダウダいうのは、要は気持ちの問題だからである。
ふと見ると、珍しいメニューの貼紙が目に入った。
「猪汁 300円」
お腹もそんなに空いてないし、これにしよう。
決定!
入って正面のテーブル席に着いて、猪汁・300円を注文。
いわゆる食事スペースには誰もいないし、おばちゃんたち(2~3人?)は全て厨房に入ってしまっているので、お金を払おうとしたら…
「後で良いよ」というので、ひとり寂しく待つ。
お茶もセルフサービス。
ここにはカウンター席もあったけど、テーブル席に比べて異様に高く、非常に座り心地が悪いのではなかろうか?
(イスがテーブル席のと同じものなので、カウンターの高さとマッチしていないのだ)
出された猪汁は…これはすごい、具だくさんで、とてもおいしそう。
具は…ゴボウ・大根・コンニャク・豆腐・ニンジンがふんだんに入り、肝心の猪肉もシッカリと数切れ入っていた。
これはあれだね、ワイルドな豚汁だね。。(笑)
こういう珍しい肉を使った料理の時には必ず話題になる肉のクセも、ほとんど感じられなかった。
ただ、普通の豚肉に比べたら、かたかったけど。
特に脂身の端の部位が、かたかった。
ゼラチン質のようになって、コリコリとした食感がして…そのあたりが、ワイルドだったんだぜぃ。(笑)
で…実は猪汁といっしょに出されたのだが、タクアンとまんじゅうだった。
特別にまんじゅうを1個、サービスしてくれたのだ…色はうす茶色で、中にあんこが入っていた。
うれしいサービスだよね、こういうのは。
他のメニューは…
●うどん…400円
●おにぎり…100円
●あま酒 冷/温…100円
(以上は、私が店内の貼紙で見たものだけ)
ここは手作り感が感じられる店で、まんじゅうやおやきの他、手作りの雑貨なども売られているようだ。
(販売商品の方は、全く見てさえもいないけど)
なお猪汁は期間限定とも書いてあったが、特にキッチリ決まってはいないようで、冬から春にかけて出しているとの由。
今回は珍しいものがメニューにあって、良かった。
おいしかった、ごちそうさま。
さてこの後は、いよいよ天安河原に向かい、最後に天岩戸神社の東本宮を参拝して、高千穂中心部にもどった。
【天安河原と天岩戸伝説】
太陽の神、アマテラスは、弟の荒ぶる神、スサノオの乱暴ぶりに耐えかねて、怒って岩屋の奥に隠れてしまい、世は闇に閉ざされてしまった。
困った八百万(ヤオヨロズ)の神々が、今後の対策を練ったのがここ・天安河原だといわれる。
神々はここに集まって相談した結果、岩屋の前で宴会を開く事にした。
芸達者のアメノウズメが賑やかに舞い踊り、それを肴にみんなでその周りで宴会を始めた。
騒ぎに興味を示したアマテラスが岩戸を少し開いたところを、タヂカラオが岩戸を開け投げ飛ばし、世に再び光が戻った…
→というあまりにも有名な神話の舞台が、ここであると伝わっている。
実際に訪問してみての感想は、とても神秘的で、霊感の乏しい私でも、スピリチュアル・パワースポットらしきものが感じられた。
神話とは非合理的な話がつきものだが、私は天岩戸と天安河原はすぐ近くにあって、相談の直後にそこで宴会をして岩戸を開ける…
→という流れをイメージしていた。
しかしこの地の天安河原と天岩戸の位置は、徒歩で10分以上も離れているのである。
まあ神話に整合性を求める方が間違っているんだけどね。(笑)