【再訪2】4年ぶり再訪で同じ感想だった : つけ麺屋しずく

　以前一度伺っており特に再訪したいとは思えなかったのだが確か『本竈』出身の店主だったはずでポテンシャルはあると感じたのでいつかは再訪してみたいと思っていた。仙台帰省中の平日ランチに行ってみた。
　お昼前だったので入り口外の券売機で食券を購入しすぐに座ることが出来た。でも昼近くになるとどやどやとお客が来店し外にまで行列ができる人気店である。

【全部入り濃厚魚介系つけ麺…1,000円】
・麺は相変わらず細く味噌ラーメンの麺でも良いかもしれない。
・スープは幾分濃厚さや塩分が以前よりも控えられたような気がするが…その分のアタックが不足気味。
・麺はつるしこで美味しいのだがいまいち汁が絡まないようで物足りない…
・チャーシューも柔らかいのはイイがパサパサ感ありで水分取られる系の仕上がり。
　加えて旨味がほとんど感じられずボリュームがあるので持て余し気味。
・煮玉子も同様で特に旨味が感じられない。

　4年後の再訪となったが結局ほとんど同じ感想だった。注文したつけ麺は前回と同じだったので味噌系とか坦々系を食べてみればよかったかな。それと本竈なら汁なし担々麺が好きなのだけどそのメニューもあるようだからそちらを注文すればよかったのかもしれない。

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'12/08/19 （'12/08 訪問）
太い麺で食べてみたかった
昼★★★ 3.0 （ 料理・味 3.0 | サービス 3.5 | 雰囲気 3.5 | CP 3.0 )
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最近仙台市中心部にオープンした話題の新店。
本竈で修行したご主人が満を持してオープンしたと聞けば否が応にも期待が高まります。
レイティングも早々と3.52にまで急上昇していますからね。
土曜日のお昼にレッツゴー。
錦町なので地下鉄とかのアクセスはちょっと遠いですが、車で行く事を考えると私達にはアクセスにはとても便利なんです。
ただし駐車場はないみたい。でも近くにはコインパーキングはたくさんありますからまぁ問題ないでしょう。
「心を込めて商い中」なんて立て看板や、外待ちベンチ横にあるタンク＆紙コップでの飲み物のサービスなど、接客面を大切にする本竈らしさを感じることができますね。

店内は丁度満席のようで入り口のすぐにあるベンチに座ってしばし待つ。
この時点でメニューを渡されるのも本竈らしい感じがある。

それにしてもメニューにはつけ麺しかないのが潔い。
大別すると「新濃厚魚介」「濃厚味噌」「辛い」の三種類になるようだ。
初訪ということで此処は妻も自分も「新濃厚魚介つけ麺」をチョイス。
それと「ねぎチャーシューごはん」も一つ注文した。
程なく案内されたのは奥のテーブル席だ。
入り口近くにはL字型カウンター席、奥には4人席テーブルが2つあります。
冷房がバッチリ効いているし、コンクリート打ちっぱなしの雰囲気も含めて良い感じ。
でもスピーカーが近く、音がかなり響くので二人で会話するにもかなり邪魔になる音量である。

【新濃厚魚介全部入りつけ麺…980円】
・麺はよくあるつけ麺の麺よりはかなり細く、普通に味噌ラーメンでも使われそうな麺だ。
・光沢もありコシもありながらつるり感もあるので麺としては食べやすい。…でもラーメンの麺だなぁ。
・その麺をつけ汁につけてのファーストインプレッション…まろやかな美味さが伝わって来て美味しい。
・裏側には濃厚な魚介豚骨のつけ汁の味も感じられるので良いつけ麺店が登場したなぁと感じた。
・ところが中盤以降になるとつけ汁の塩気と濃さが邪魔になってくる。
・原因の一つは麺の物足りなさだろう。つまりこのつけ汁なら六厘舎系のあの太いつけ麺であるべきと感じる。
・それを細い麺で食べさせようとするからスープの塩分や濃度が際立ってくるわけ。
・だからさらに煮玉子やチャーシューを食べても何も感じないわけ。つけ汁の強さに負けちゃっているからね。
・そして全部入りのチャーシューは厚みがあって良いのだけど旨味が感じられず、満腹感がやってきて食べきれなかった。
・不本意ながらチャーシューの一切だけ残してしまう事になりました。ごめんなさい。

【ねぎチャーシューごはん…280円】
・ネギがてんこ盛りだったから驚いた。
・シャキシャキのネギにごま油の風味によく染みた濃い味のほぐしチャーシューで、これも序盤は美味しいんです。
・ところがこれらが後半にははやばやと飽きがきたし、ネギの辛味で口の中が席巻されたのもよろしくなかった。
・要は「全部入りつけ麺」のチャーシューとダブったので食べるのにキツカッタ一面がある。

今回は不本意な初訪問となりましたが、自分の注文がよくなかった事もあるでしょう。
全部入りならご飯系は必要ないだろうし、味玉つけ麺とねぎチャーシューご飯なら丁度よかったのかも。
それにしてもつけ麺専門店というのは潔いですね。本竈なら普通のラーメンが美味しいわけですから。
麺やつけ汁のそれぞれはとても完成度の高いものと感じます。
ただ濃厚魚介つけ汁なら太いつけ麺で食べたかったし、あの麺なら例えば『麺屋吉左右』のようなさっぱり系のつけ汁で食べられたなら満足度も上がったと思う。
自分のレイティングで3.0★というのは厳しい評価になりますが、いずれ今後に期待したいつけ麺店であることに間違いはなく、今後も注視したいしそれによっては再訪もしてみたいと思います。
ごちそうさまでした。