親鳥使用の「かしわ蕎麦」3選 in北海道

早来の老舗系蕎麦屋。
つゆはやや甘いが、鳥脂感が秀逸。

【レビューより】
食感は硬いが、噛むほどに旨みが・味わいが拡がる「かしわ」、そして絶妙に抽出される、旨みを持った脂が、やや甘めではあるがダシの利いたつゆにバッチリ溶け込んで。。。美味い！

更に、地元産の蕎麦粉を使用した「ダッタンそば」が、ここの「かしわ」にはピッタリ合うのだ。ダッタンの粗引き感・ザラザラ感が鶏だし汁に美味く絡まり・・・そしてダッタンの苦味が温かい汁だと穏やかに変化し丁度良い感じで食べられる。但しダッタンそばは価格が高いのが残念。

帯広の名店。上品系だがバランスのとれた一杯。

【レビューより】
親鳥使用の蕎麦。汁はやや薄めだが、じっくりとした出汁が効き、親鳥らしい黄色の脂がほんのりとカバー、一体感を醸し出す。反面、蕎麦が汁に少し負け気味のようであり、あくまでも出汁に最重点を置く親鳥だが、、もう少し小さくカットされたほうが噛みやすい気がする。総合的にはバランス感、上品さに優れた「満足な一品」だ。

札幌市白石区の大箱系蕎麦屋。鳥脂がかなり強く、若干蕎麦が負け気味ではある。

【レビューより】
聞くと親鳥を使用しているとの事。蕎麦はザクリ感のある更科でコシはそこそこ。

つゆはかえしの主張は控えめで、出汁が効くタイプ。ある意味解りやすい出汁の味わいなのだが、逆にそれが良かった。

親鳥の脂感は強めに主張し、旨みも良く引き出されている。尚且つ細かくカットされた「かしわ肉」はありがちな「出がらし感」は無く、味わいが残されており、量も豊富。種物の「種」としての役割も果たしている。

少し「大箱店」っぽさのある解りやすい味わいなのだが、中々良い素材を使用しており、特にこの「かしわ」に関しては丼全体のバランス感も良く、私としては「かしわ好き」には是非試して頂きたい味わいだ。