ビールの美味しい夏!こだわりの店へ【広島・北九州】8選!

ビールの美味しい夏!こだわりの店へ【広島・北九州】8選!

毎日暑いですね。夏のビール、最初の一杯、昼のビールは美味しいと言いますが。 ここ数年は広島ビールにハマり、地元北九州と飲み比べ。私の好きなこだわり店をピックアップしました。

記事作成日:2016/08/07

6379view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる1482の口コミを参考にまとめました。

猛暑の現代日本。                 冷たいビールで心身をリフレッシュ!

紀元前4千年紀にメソポタミア文明のシュメール人により作られていた資料が最古とされるビール。
日本では1613年(慶長18年)に長崎県平戸市に渡ってきたのが始まり。
昭和30〜40年代に高度経済成長が進展するに連れて大衆化、国民の楽しみへと…
歴史あるビール。この夏味わいたい一杯を、広島と北九州の店からご紹介。
(写真/広島・呉「貫太郎」店主の注ぐエビス樽生)

ビールスタンド重富

ビールスタンド重富 - 弐度注ぎ(昭和) 500円

【ビールスタンド重富◆広島】
 広島県広島市中区銀山町10-12

こちらのお店のビールを飲んで、驚愕!
同じビールが注ぎ方でこんなに違うなんて!
衝撃でした。ビールの価値観が、店主・重富さんによって塗り替えられた瞬間。
ビールの美味しさと重富さんの器量に惹かれて連日行列の出来るビールスタンド。
営業時間は、なんと1日2時間だけ。
(17:00~19:00)
完全禁煙。

ビールスタンド重富 - 注ぎ方で同じビールがこんなに違うなんて!

メニューはビールだけ。
アサヒの樽生です。
1種のビールを、4種類の注ぎ方で提供。
(裏メニューあり)
どれも一杯500円。
おかわりは1杯まで。
おつまみはなし。持ち込みNG。
ビールの咽越しを楽しんで貰うため立ち飲み。
席の予約はできません。
店主出張不在あり。
営業日はHPでチェックのこと。
それでも、今日も行列・・・
皆、重富さんの注いだビールが飲みたくて。

飲んでみて下さい、そのビール。
また広島まで飲みに行きたくなりますから。

立飲み 貫太郎

ビール長屋 貫太郎 - この日はHappy Hourで、エビス樽生 350円!

【立飲み 貫太郎◆広島】
 広島県呉市中通4-2-24

昨年開業の呉唯一の立飲み屋。
呉と酒場をこよなく愛す店主の店。
センス良く小奇麗な立飲み屋は、オジサマだけでなく、店主の思いを超えて若い女性も使いやすい。
エビスの樽生がリーズナブルにいただける。
近くに欲しい一軒。
気の利いたツマミも嬉しい。

夕暮れの呉に貫太郎の暖簾がかかります。
(営業時間 17:00~23:00)
こちらのお店も、私には嬉しい完全禁煙。

ビール長屋 貫太郎

港町、呉。
意外にも立飲み屋は無かったそうで。
酒場好き店主は、自ら作っちゃったんですね。
樽ごと24時間以上冷やしているという冷蔵庫も見せて貰いました。
これは品質保持されますね。
ビールホースの短さも旨く飲むための工夫。ビールサーバーから注がれる黄金色のエビス樽生。
恵比寿麦酒の暖簾の奥に、喉を潤す至福の時間。
一杯450円は嬉しい。
ハッピーアワーの期間は、350円でした!

呉屋台も近い。
合わせて楽しみたい。

オオムラ

オオムラ - サッポロ黒ラベル樽生 500円

【オオムラ亜◆広島】
 広島県呉市中通4-3-19

こちらも呉。
歴史あるビールサーバーを使用した樽生をいただけるレトロなビアハウス。
注ぐのに数分。
冷えすぎない炭酸の喉越しが柔らかさをつくる。
不定休で15:00~
売り切れ次第終了。
入店ハードルが高く興味をそそるお店です。

オオムラ - 年代物のビアサーバー

サッポロ樽生黒ラベル 500円。
日本でももう数台しか残っていないという貴重なビールサーバーから注がれます。
たっぷり捨てられる泡・・・
泡をつくるプロセスが独特です。

かつて、お客の一人だった現在の女将が、店を引き継ぎ再開させたオオムラ亜。
創業女将の注ぎ方を継承されたと聞きます。
冷えすぎず、炭酸の喉越しが柔らか!

ダイマル

ダイマル - ペールエール 750円

【ダイマル◆北九州】
 福岡県北九州市八幡西区黒崎4-6-1

広島・呉のレトロビアサーバー店に負けない、レトロサーバーを使う店が北九州の黒崎にあります。
日本に2台しかないと言われる骨董じゃないだろうかというサーバーを現役で使っているマスターの注ぐビール。
ファンが今夜も大丸に通います。
営業時間は、17:30~21:30と短め。
店内は落ち着いた色調でイングリッシュパブをイメージ出来る。
写真はペールエール 750円。
深い香りとコク。
伝統的なイギリスビール。

カウンター席の内側にあり、客席からは見えづらいレトロサーバー。トップの部分にステンレスの蓋があり、中には氷がたっぷり入ってます。冷却も一昔前のものなりの工夫。
1杯を注ぐのに2~3分。
泡は注ぎ手の腕にて作るもの。レトロサーバーがそう言ってます。
マスターの注いだビールの泡は、たっぷりと盛り上がっており、フワフワ。
ぜひ、絶品の一杯を飲んでいただきたい。
(リチャードさん、写真お借りします)

中国料理 耕治 魚町本店

中国料理 耕治 魚町本店 - 瓶ビール 600円

【中国料理 耕治 魚町本店◆北九州】
 福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-5

さて、樽生のお店の紹介をしてきましたが、ここらで瓶ビールのこだわり店を。
個人的に水冷式冷蔵庫から取り出される瓶ビールが好きなもので、こちらのお店で飲むビールは美味しい。

ここは、小倉の鳥町食道街。
昭和30年に、先代の平野耕治さんが開業した店。小倉の老舗ですが、味の継承は東京からという北九州では稀な東京の醤油ラーメンの味が守られている店です。常連客には、故・松本清張氏。こちらの店の、ふかひれラーメンがお好きだったとか。
営業時間11:00~21:30。
通し営業が嬉しいですね。年中無休。

中国料理 耕治 魚町本店 - 瓶ビールは、昔ながら。冷水で冷えてます

水冷式冷蔵庫。
水の中から取り出された瓶ビールは、程よい冷たさ。タオルで拭かれて出されるその様も光景として好きだったりします。

1階のカウンター席の内側。
生ビールが多く出ている中、瓶ビールの好きな人にも嬉しい環境。
料理はこだわりの中華。
それと合わせるビールもまた美味。

自ら注ぐビールも注ぎ方で味が変わると言います。KIRINの研究開発コラムから、三度注ぎの話。
この下↓にリンクしてます。

本店 鉄なべ

本店 鉄なべ - ビール 中ビン 540円

【本店 鉄なべ◆北九州】
 福岡県北九州市八幡西区黒崎1丁目9-13
 宮本ビル1F

こちらも、瓶ビールは水冷式冷蔵庫。
生ビールはありません。
戦後まもなくの創業店には、この水冷式が使われてる店が多くみられ、老舗感とともに味わい深い雰囲気を作っていると思います。
写真正面右中央に、その冷蔵庫が見えてます。「ビール」と言うと、次にくる言葉は「アサヒ?キリン?」
JR黒崎駅から徒歩3分の位置にあり、営業時間11:00~21:30の通し営業。 定休日は木曜。


本店 鉄なべ

鉄なべ 本店は、鉄鍋を使って餃子を供した発祥店。昭和33年開店。
先代女性店主の考案した、餃子は二代目の息子へと引き継がれています。
写真は、ぎょうざ1.5。通常10個です。3頼んで半分にされたらこうなります。
熱々の餃子とビール。これまた至福の大衆店。

森田食堂

森田食堂 - ビール大 510円

【森田食堂◆広島】
 広島県呉市中央1-9-3  

瓶ビールと言えば、こちらのお店ではわざわざ頼んでしまいたくなる事象が。
すごく良い音がするんです。
女将の栓抜き。
「シポン!!」
この音が聞きたくて、ついついもう1本。
コツはないと女将は言われていました。
強いては、使い込んだ栓抜き。
さすが呉の100年食堂。
営業時間8:00~21:00。
通し営業。定休日は日曜。

森田食堂 - 外観

JR呉駅のすぐそば。
1913年(大正2年)創業。
今年で103年。
地元に愛され続けているお店。
毎日手作りのおかずが20種ほど作られてます。
三代目女将・森田鈴子さんを中心に身内女性3人で切り盛り。
100年続く食堂の数は、減る数が圧倒的に多い。
希少です。

店内に貼られていた、浜田伸郎の呉酒場礼賛。
沢山並んだ、赤い枠の短冊メニュー。
森田食堂の雰囲気。
しみじみ感じ入ります。

ビアレストラン 門司港地ビール工房

【ビアレストラン 門司港地ビール工房◆北九州】
 福岡県北九州市門司区東港町6-9

ここは、九州の玄関口。北九州の門司港。
関門海峡を渡ったところにある、門司港レトロ地区の海峡を見渡せるスポット。
北九州屈指の観光地でもあります。
そこに、北九州唯一の地ビール、門司港地ビール工房。ビアレストラン併設。
完全禁煙。営業時間11:00~22:00。通し営業。
定休日は時期によって違い、5~12月は無休。
(Pikaちゃんさん、写真お借りします)

ビアレストラン 門司港地ビール工房 - 外観

・できたて地ビール
・石窯焼ピッツァ
・本格ジンギスカン
 この3つが柱です。

門司港地ビールは、加熱殺菌工程、ろ過工程を行ってなく、本来の風味が楽しめます。1回の仕込み量は700リットルと少量生産。新鮮な活きたビール。
原料の麦芽はドイツのミュニック・ワイヤマン社から13種類、ホップはドイツ産、アメリカ産のものを4種類、ビール酵母はフレッシュな状態が保てる国内産を3種類。

北九州のクラフトビール。
門司港観光とともに、お試しあれ。

最後におまけで。お時間ありましたらどうぞ!ビール鑑定!!

ビール鑑定とリンクしています。 いまの自分にぴったりのビールがわかるカンタン鑑定です。 ・・・

やってみました。今日の私は、アルトになりました。
ドイツ・デュッセルドルフで発展した、濃色(銅褐色)のビール。
まろやかな麦芽の甘みの中に、渋さと苦味が調和したスッキリとした味わい。

※本記事は、2016/08/07に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ