一人飲み・・・

新宿の日本酒立ち呑み。

「酒」が美味い。
「肴」が美味い。

どうせ呑むなら美味い酒が
いいに決まっている。

でも・・・
どんな「日本酒」が美味いのか？
どんな「日本酒」が好みなのか？
どんな「日本酒」が合っているのか？

そんなことすら解らないオッサン。
それが小生である。

だから本当に美味い日本酒を
出してくれるお店に伺う。

そしてここには大人しかいない。
大人が大人として騒いでいる。
大人の節度がある。
だから落ち着くし愉しい。

だからこちらのお店に伺う。
一人で酒を呑む。

日本酒が好きなご婦人にも
おススメのお店だ。

ひとりで酒が呑みたい。
でも寂しすぎるのも嫌だ。

オッサンだってひとりになりたい時もある。
でもオッサンだって寂しいのは嫌だ。

そんな時にはこちらのお店。

常連さんだって
一見さんだって
同じように愉しめる。

女性だって
男性だって
同じように時間を過ごせる。

歳食ってたって
若くたって
同じように騒げる。

そんな時間を提供してくれるのは
この店の場所と空間と
飛び切りイカしたスタッフさん

楽しいひとり呑みが出来ます。

「角打ち」

その昔、酒を買いに酒屋へ向かう。
待ちきれず酒屋の店先で呑む。

そんな呑ん兵衛が枡の角に口をつけ
ごくごくとのどを打って酒を呑む。

そんな由来があるとかないとか・・・

好きな酒を冷蔵庫から取って
乾き物や缶詰をアテに酒を呑む。

まさに酒を呑むことだけが目的だ。

こちらの「角打ち」・・
老若男女の色んな呑ん兵衛さんに会える。

みんな気のいい人ばかり。

おかあさん・・
この店の店主さん？

とても優しい
とても温かい
とても元気がいい

こんなひとり呑みもオツだ。

高円寺の立ち呑み。

こちらには一人で酒を呑みたい時
まさにそんな時に伺う。
アテも美味い。

周りに人はいるが、一人になれる。

接客が云々言われることが多いが
店員さんとの楽しいお喋り・・
行き届いたサービスを求めるなら
他のお店に行った方がいい。

店員さんとの楽しいお喋りはいらない。
お隣さんも話しかけてこない。

もちろん店員さんやお隣さんに気は遣う。
大人としての最低限のマナーは守る。

そのうえで一人で酒を呑む。
一人の時間を愉しむ。

そんな時間が持てるお店だ。
オッサンでもご婦人でも
そんな時間を求めるなら
こちらは気分よく呑める。

そしてお店を出るときに
お兄さんの笑顔と
「ありがとうございました！」
で気分よく家路に着く。

特別な空間・・・

ここは何処なんだろう？
そんなお店。

JAZZが流れる店内。
アップテンポな曲もあれば
メローな曲、バラードも流れる。
聴くんじゃなくて
聴こえてくる。

洋酒もあれば
日本酒もある。

ピザもあれば
焼き鳥もある。

漬物にジャックダニエルだっていい
日本酒にチーズだっていい

大人だけに許されたワガママが通る
それが「VAGABOND」

カウンターにひとりで座り
呑みたいものを呑み
喰いたいものを喰う

誰にも迷惑はかけない。
誰からも迷惑はかけられない。

自分の好きなように出来る。
もちろん節度ある大人として。

このお店の良さは・・
行けば解ります。

会社帰り・・・
すぐに電車に乗る気にもなれない。

かといって・・・
呑みに行く気にもなれない。。

疲れてはいないけど元気もない。。

そんな時に伺う駅地下のお店。

ひとり呑みさんも結構いらっしゃる。

程々にうるさくて、程々に落ち着ける。

世界有数のターミナル駅だからか
帰路の途中の方が多いからなのか
・・都会だからか

周りのことなど気にせずに
過ごしていらっしゃるお客さんが多い。
これはいい意味で。

そして自分も周りのことなど気にせず
自分の時間を過ごす。

いつもと違うお酒・・
モヒートを呑みながらボーっとする。

本を読んだり・・・
スマホをいじったり・・・

その空間に溶け込むというか
大勢の人に紛れるというか

家路に着く前に軽く一杯・・
そんなひとり呑みが出来る。

昨日も午前様だった・・・
一昨日もその前も・・・

ニョーボになんて言おう。。。

仕事が・・
同僚の○△が・・・
部長がね・・・

もう言い訳がない。。。

改札はもうすぐそこ。

あー！なんて言おう？

よし！
蕎麦でも喰いながらお酒を呑んで
言い訳を考えよう！

俗に言う・・
「作戦会議ひとり呑み」

（言いませんか・・？）

カウンターに座って

焼酎を煽る。

こちらのBGMは少し変だ。
渡辺真知子の「ブルー」が流れたり
アースウィンド&ファイアーの
「September」が流れたり
そしてその後に
ちあきなおみの「四つのお願い」が
流れたりする。

少し笑えるwww

そうこうするうちに
言い訳を考えることも忘れ
12時を回る。。。。

「俺ってシンデレラみたい。うふっ。」
と気持ち悪く笑い
トボトボと駅に向かう。

ホテルのラウンジで呑む。

それも最上階ではなく
地上に近いラウンジ。

当然雰囲気はいい。
不当な料金を請求されることもない。
ボーイさんの接客も完璧。

意外にもアテも充実している。

基本、お一人様のお客は想定していないから
広い席に座って呑める。

ふかふかソファーでゆっくり呑める。

床から足を離して
ぽよんぽよんしながらだって呑める。

俗に言う・・
「仏壇○し呑み」

（言いませんか・・？）

ちょっとした高級クラブで
ひとりで呑んでいるような気になれる。

でも意外とお手軽。

ただ一つ準備が必要。
オッサンは「Newyork Times」英語版
をさりげなくテーブルに置く…
ご婦人なら「VOGUE」の海外版くらいが
いいだろう。

ちょいと気難しそうな
顔をすれば完了だ。

これ以上余計な事はしなくていい。
ボーイさんの頭の中は「？」マークでいっぱいだ。
団体様の為に席をお譲り下さいなどと
言われることはない。

ちょっと暗めの店内で
あーでもない
こーでもないと
色々考えてはバーボンを口に運ぶ。

「俺って・・お上手ww」

ホテルのラウンジで
ひとりでニタニタして呑むオッサン。

キモい。

【番外編】

大勢で行こう!!