北海道の料亭まとめ

北海道の料亭まとめ

開拓時代からいくつかの料亭と呼べる店はあった 食べログを始めたのは それらの名店老舗が次々と閉鎖を迎える時期に合致した 遺憾ながら いくつは未訪のまま 閉鎖 業態転換となってしまった ここでは まとめとして 既に閉店した店も含め 紹介したいと考える 花柳供応店だけでなく企業迎賓系も記述しよう

更新日:2015/12/05 (2014/11/17作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる295の口コミを参考にまとめました。

海陽亭 札幌店

海陽亭 札幌店 - 店舗入口/海陽亭

皇族 政治家 有名人の来訪は数知れず 前東京都知事殿と大スターの弟さんの贔屓で有名 札幌は開設から40年経過 実際案内された部屋の 自分の席は 田中角栄 石原裕次郎 某宮様 と僭越にも同じ席 調度 季節のアレンジ すべてが統一感と様式感 整合し 料亭というものの魅力は充分料理は 北海道在住にとっては 定番で なつかしくもあり 北海道郷土料理を上品に昇華させ 正統な技法で美しく仕上げられているもの  三平汁 松前漬けも出る 名物はこちらが元祖となる「カニ甲羅揚げ」
 身の使用量 仕上げのアラレ 当然だが居酒屋の品とは別物で高級感あふるる
北海道出身の政財界人が 帰道の喜びをヒシヒシと感じられる そういう観点で調製されているのだろうが うまいもの食べ過ぎてる方々に 自然に支持される 枯れたナツカシ系 かつ 明治から続く 北海道の味の頂点であり「基点」でもあるのだ 
惜しまれて 閉店

料亭 冨茂登

 嵐も吹けば 雨も降る
女の道よ なぜ険し
君をたよりに わたしは生きる
ここに幸あり 青い空

 誰にもいえぬ 爪のあと
心に受けた 恋の鳥
ないてのがれて さまよい行けば
夜の巷(ちまた)の 風哀し

 いのちの限り 呼びかける
こだまのはてに 待つは誰
君に寄り添い 明るく仰ぐ
ここに幸あり 白い雲
(こちらの店の名付け親たる作詞家 高橋 掬太郎先生の「ここに幸あり」)


いまも現役で鋭意営業の数少ない料亭
函館の名店老舗でミシュラン2星

来春廃止のトワイライトエクスプレスの和会席膳(北海道発)はこちらのお料理

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店

いまさら紹介不要の北海道を代表する名店老舗 日露国境策定会議宴席
往時は数百の芸妓を有し「富茂登」先代もこちらにいらしたとか

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店 - かに甲羅揚げ御膳¥2500

海陽亭 小樽本店 - さき付け

海陽亭 小樽本店 - お造り

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店 - 蜷貝ではないかと・・・

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店

海陽亭 小樽本店 - ビールじゃ勿体ない、お酒を

海陽亭 小樽本店 - デザートの果物

海陽亭 小樽本店

川甚 本店

川甚 本店 - デザートはプリンでした

札幌の料亭
建物は往時を偲ばせる
現在は大手傘下となり低価格帯となったようだ

酔月亭

岩見沢の空知を代表する元料亭
名古屋にウナギのひつまぶしの修行行ったり
スープカレーまで出したり
現在は老朽化で移転し低価格の料理屋
建物のみが往時を偲ばせる

料亭於久仁

 苫小牧一番店
ミシュランひとつ星です

エルムガーデン

エルムガーデン

元は料亭「エルム山荘」
いまはカジュアルでリーズナブルなお洒落和食どころ

六園荘

六園荘

釧路の名庭園料亭
皇族方のお泊り処としても名をなしたが
経営難で閉鎖
食べログはじめた時はまだ営業してたのに
・・・・未食・・・・断腸の思い

六園荘

六園荘

御宿・かわせみ

元々は保養所で永い歴史
現在は温泉旅館で河原の露天
大きな混浴など温泉マニアに支持
昔はすばらしい調度の個室で食事頂けたが
今は大部屋で大衆料金

ミレディ

元は北炭の迎賓所で「鹿ノ谷鹿鳴館」
いまは観光名所としてカジュアルフレンチで再生している

ミレディ - 大広間を利用しました。

ミレディ - はいります

豊平館 宴会部

料亭というのとはちと違いますが
歴史 格式 別格中の別格の明治政府直営ホテル 現在大規模修繕改修中
スタッフは街中で焼きハマ居酒屋で繋いでらっしゃいます

落成後 最高級和仏折衷正餐頂くのがいまから楽しみ

※本記事は、2015/12/05に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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