川崎鶴見臨海部発!浜川崎線グルメ旅その1「家族の幸せ商店街グルメ編」

川崎鶴見臨海部発!浜川崎線グルメ旅その1「家族の幸せ商店街グルメ編」

川崎の南部エリアである川崎区・幸区、それに隣接する横浜市鶴見区は、首都圏にありながらローカル感と下町感がある空間です。ノスタルジーを感じるお店がいっぱいの南武線とその支線の浜川崎線沿線です。地元レビュアーのコミュニティである『川崎鶴見臨海部』メンバーがご案内いたします。

記事作成日:2015/02/22

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる119の口コミを参考にまとめました。

集合場所は、新川崎駅~鹿島田駅で!

浜川崎線を知っていますか?正しくは、南武線支線といいます。南武線の尻手駅から浜川崎駅までの4.1kmを2両編成の電車が走ります。
首都圏の政令指定都市ながら川崎市には、こんなローカル線が走ります。小さな駅と小さな電車に乗って、工業地帯の下町商店街を巡り安く美味しいテイクアウトグルメを買い求める小旅行にご案内いたします。
新川崎駅は、横須賀線の駅ですが湘南新宿ラインも走る線であるのでアクセスに便利です。この新川崎駅と鹿島田駅は、400mほどしか離れておらず、徒歩での移動が可能です。
立川方面からは、南武線で鹿島田駅に集合しましょう。
鹿島田駅~尻手駅までは、南武線の旅です。その後、尻手でローカル線の浜川崎線に乗り換えて、終点の浜川崎駅を目指します。

つちや

まずは、スタート地点の南武線鹿島田駅前にあるお肉屋さんです。
1個60円、5個260円という川崎鶴見での底値クラス価格を誇る「ちび・コロッケ」を代表するお肉屋さんの揚げ物が美味しいお店です。もつ煮や焼き鳥も扱いますし、惣菜もあるというフルスペックのお肉屋さんです。

つちや - ハムカツ

ハムカツ
直径約100mmの内部には、厚さ3mmスライスのハム2枚を使用しています。そして、その2枚の中にはカマンベールチーズを挟んでフライにしているというハムカツです。
塩分控えめで、健康的な味付けになっており、逆に食べる人の好みの味付けができるというメリットもあります。ソースでもケチャップでもOKの味わいは、お酒との相性もバツグンです。

もはや鹿島田名物のハムカツだ!

美登利屋

美登利屋 - うさぎまん

こちらも鹿島田駅すぐ近くのお店。
昔は、どの商店街にもあったような典型的な和菓子屋さんです。赤飯などを取り扱うこういうお店が多くありましたが、近年では貴重な存在となりました。


■うさぎまん(80円)
ちょっとブサイクな感じがかわいらしいうさぎさんですね。中は甘すぎないこしあんです。80円という昭和な価格も素敵ですね。

鹿島田から南武線の川崎駅行きに乗りましょう。その後、尻手駅でいよいよ浜川崎線に乗り換えます。

ベーカリーバルール

いよいよ浜川崎線の八丁畷駅近く、旧東海道沿いにあるパン屋さんです。いかにも個人経営の昭和の香りがするパン屋さんでガッツリ系の総菜パンが豊富なのが特徴です。


八丁畷は、JRの駅と京浜急行の駅が合体している珍しい駅でもあります。JRに乗ってきたはずですが、改札を出て振り返れば、駅舎は「京浜急行電鉄」です。

また、お店と駅の間には、松尾芭蕉の句碑があり、川崎の小さな観光スポットですね。

ベーカリーバルール - ミニチーズです

■ミニチーズ(150円)
名前とは異なり「ミニ」ではなく標準サイズ。このボリューム感が川崎鶴見のガテン系な特徴です。柔らかなパン生地の中にチーズがガッツリです。

下町らしいガッツリ系の惣菜パンでお腹いっぱい!

インドレストランラスミ

川崎区はインドネパールレストラン激戦区でもあります。そんな中、八丁畷駅近くの人気店です。浜川崎線ガード下なのが、ちょっと昭和な感じがするところもポイントですね。
レストランですが、散策に疲れているところで、ランチスポットとしての紹介です。
カレー1種のランチなら650円、お子さまセットに至っては500円という安さが人気を博しています。

一品料理だけでなく、カレーもテイクアウトできるので、テイクアウトグルメとしても秀逸なお店です。ご家庭でも本格タンドール料理がいただけますね。

リーズナブルでテイクアウトもOKなインド・ネパールレストラン

たかぎ

八丁畷駅前のお肉屋さんですが、16時~20時は、店頭で焼く焼き鳥がいい香りを漂わせています。これを持ち帰り、一杯やればお父さんはたまりません。
小さいお店ながらも、揚げ物・もつ煮・惣菜も扱い、駅前の頑張るお肉屋さんです。

ビーンズ京町

川崎新町駅より徒歩9分、美味しいテイクアウトグルメがたくさんある京町商店街にあります。
読売オンラインの『東京onedayスキマ旅』に紹介されたこともある、知る人ぞ知る有名店です。豆の販売がメインのお店で、店内には1卓のテーブルがあり、こちらでコーヒーをいただくことも可能です。
店内にはコーヒーの生豆がずらりと並び、豆を注文するとご主人が豆をすくい、専用の機械で焙煎してくれます。そうすると、コーヒーの香ばしい良い香りが店内に漂うお店です。
豆を注文すると、サービスでコーヒーを1杯いただけます。

当然ながらコーヒーがおすすめですが、ウインナココアもおすすめメニュー。
注文してから、泡だて器で生クリームを泡立ててくれる丁寧さ。

店内での焙煎作業は必見!今、流行の焙煎カフェ

井村商店

ビーンズ京町と同じく京町商店街にあるお店です。
鮮魚ではなく魚介類を使った惣菜がメインのお店です。店頭のショーケースに並べられた焼き魚の完成度は高く、その見た目は、いいお皿に載せれば料亭の焼き魚にも見えるぐらいです。また、天ぷらも豊富で穴子や海老などのクラシカルな天だねが並びます。
商店街のテイクアウトグルメは数あれど、魚介を素材とした料理をメインとしているお店は貴重かと思います。

珍しい魚介類を使った惣菜店

※本記事は、2015/02/22に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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