☆青龍(せいりょう)＆旨辛肉みそ飯【風来房＠京都府長岡京市・長岡京】 : 風来房

2017/7 土曜昼 3年ぶり2回目

風来房
　＠京都府長岡京市神足大張(こうたりおおばり)、長岡京駅
　TP3.59(181件)京都府25長岡京市1
　3年前よりTP0.06京都府6down

今年こそ青龍喰うぞ！
例年狙いながらも、目先の限定に踊らされてるうちに2ヶ月という短い青龍提供期間が過ぎ去る
この週末も食べてみたい限定目白押しだったが、数日前に決心した初志をぶれずに貫徹

開店2時間50分前の0840に到着
少ない駐車場を見事ゲット
車はすでに2台停まってたが、中に人はおらず、店頭で待ってる客もまだいないのでスタッフさんの車かな？
この駐車場がゲットできなかったらもう立ち去るしかないので、めちゃくちゃ早く来たが、なんとか停めれて安堵

0940頃から店頭へ移動しポールポジションにつく
車から店の前の様子が伺えないので、“並び出したら並ぶ”戦法は不可
待ちベンチあるが小雨降ってるのでベンチの後ろに立つ
1030になると一気に10人ほど現れ列が伸びだす
開店時は約25人の並び

発注リスト
☆青龍￥890
・辛二￥60
・旨辛肉みそ飯￥380
＜合計￥1330＞

毎年7～8月のみ提供される昼夜各25食限定
風来房夏の風物詩

スープのベースは動物オフの鰹・昆布出汁
そこにクリーミーに風味良いゴマがブレンド
老酒、老抽王で味付けし自家製甜麺醤で煮込まれた肉味噌は、甘さもあるが、辛味と深いコクが覆いかぶさり、
強烈な甘辛感とコクがたまらない
赤い油玉微粒子と化した自家製辣油は、唐辛子、花椒、八角、桂皮が使われ、辛味パンチも良いが本格的な風味と痺れが素晴らしすぎる
最初は、ゴマと辣油の交わりを堪能し、途中から肉味噌を溶かしワイルドに変える
しかし、かっら～！
でもそれが旨い！
極上のヒヤカラパンチ！

麺は約1.5mm断面のウェーブがかったストレート麺
冷やしならではのコシと透き通るような小麦感が素敵
肉味噌がめっちゃ絡み、その上からクリーミースープを絡め持ち上げる！

具材は、肉味噌、穂先メンマ、水菜
担担麺に水菜とメンマて(^-^;
しかも、穂先メンマはなんが～いのが何本も入ってて、竹の風味もしっかり感じられ、この穂先めっちゃ旨いんですが！
いやはやびっくり

もう一つこの店で外せないのが肉みそ飯
辛味をプラスした"旨辛肉みそ飯"なんてのがあったのでそちらに
この絶品肉みそが米にあわんわけない
これなんぼでもご飯ススム君やん♪
そして、最後は青龍スープを適量に減らし、肉みそライスダイブ！！！
もう悶絶！キャー＼(^o^)／

辣油の風味がほんま素晴らしい
最後レジで会計したら、どうも辣油単品販売を上のカフェで行ってるようで、一本購入してしまった
家でさっそく使ったが、激ウマ！これたまら～ん

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まとめ
訪問：夜1昼1

【TP】
夜：4.5
昼：5.0

【支出】
夜：1290
昼：1330

【食ったもん】
☆4.5 鳳凰(2014/5夜)
☆5.0 青龍(2017/7昼)

【訪問時ランキングチェック】
2014/5　TP3.65京都府19長岡京市1
2017/7　TP3.59(181件)京都府25長岡京市1

2014/5 平日夜 初訪問

風来房
　@京都府長岡京市神足大張(こうたりおおばり)、長岡京駅
　TP3.65京都府19長岡京市1

車で来ても車行列に泣かされなかなか訪問を果たせなかったのだが、
京都出張後に、念願の初訪問
ここでしかいただけないつけ担々麺専門店

1920到着、外待ち無し
『いつも行列』のはずが・・これはラッキー！
でもちょうどワシ座って満席
すぐに店内待ちが発生

席はカウンター席オンリーのゆったり空間
ていうか、店内北側にはテーブル置けそうなスペースが不使用状態でちょっともったいない
男性4人のオペ、色気は皆無

メニュー名は中国の霊獣の神々
夏季限定の青龍以外は全てつけ担々麺
・白虎：基本形(唐辛子マーク1つ)
・玄武：黒胡麻(1つ)
・朱雀：すっぱ辛い(4つ)
・黄龍：カレー(5つ)
・鳳凰：激辛(5つ)
・青龍：汁無し(1つ)←7・8月のみ

黒胡麻も酸っぱいのもイヤじゃ
カレーは初訪問でいただくのもなぁ
てかそもそも担々麺て・・今頃そんなこと言うてどうする！？
辛いの好きやけど、さすがに激辛は・・でも『白虎は全く辛くない』などと書かれてたし・・いっちまえ！

　☆鳳凰(冷)￥870
　　替え玉(温)￥130
　　肉みそ飯￥290
　　＜合計￥1290＞

麺は温/冷の二択
麺好きは間違い無く冷っしょ

カウンター上空には、『担々麺とは』の中国四川省発祥云々のお馴染みの歴史と、各素材の説明が

つけ麺なのにソッコー着丼？！
と思ったら、細麺やん
つけ麺専門なのに～？？

すんごいゴマの香り
なんかつけ汁がたまにポコッポコッて沸騰してる・・たまに(汗)

麺上具材は水菜のみ
まず説明の一切無い麺からいただいてみる
ダマにならないよう何かのオイルにまぶされた麺は約1.5mm□サイズの長方形断面の加水低げで卵麺チックなストレート細麺
よう締められててコシが凄い

ゴマ薫るつけ汁は、動物不使用の鰹昆布ゴマスープ
これが独特で、動物不使用なのにクリーミーで、めっちゃ旨い！
ゴマキツすぎるとあかんワシ、匂いかいだ時点で合わんタイプかな？と思ったが、匂いの割にゴマの主張は程良く、魚介も言われないと感じないぐらい
酸っぱい成分も少々
全体の塩梅として独特の旨いスープに仕上がっており、この一瞬で長らく食べログトップページに君臨する実力を感じる

上記味の詳細を分析することができたのは、レンゲ2すくい分ぐらいかな
少しレンゲ入れる内にスープの外観はいつしか真っ赤に変わり、き、き、きた(汗)
カッレ～～～！これは辛い！！

つけ汁内には、肉みそと直方体ブロックチャーシューがコロコロ
上空うんちくによると
肉みそは、老酒、老抽王(中国の溜まり醤油)で味付けした後自家製甜麺醤(テンメンジャン)でコトコト煮込みましたなモノ
チャーシューは『豚足から煮出した旨味を秘伝のタレで三時間煮込んでおります』て、この肉が豚足から出てきた成分を固めたものであるかのような説明、ちょっと日本語おかしい
まあ、旨味がようしゅんでて柔らかくて美味しいモンでしたよっと

麺をつけていただく
めちゃくちゃ辛いけどしっかり旨い！
肉みそも最初は底にたまるが、何回か“攪拌してすぐ麺つけて啜る“を繰り返すと全体に肉の旨味が行き渡り、麺にええ感じで乗っかる
普段は有っても無くても良い水菜が、ここでは唯一の辛味休憩アクセント、水菜貴重や～

めちゃくちゃ辛いが、単一の辛味ではなく複数成分によりなされており・・辛味にも奥深さを感じる！
自家製辣油のうんちく：唐辛子、花椒、八角、桂皮(シナモン)
これか！

顔面から汗がブワ～っと噴き出てアゴから垂れる中、辛味旨味それぞれ奥深さを感じながら前代未聞のパンチを堪能
『辛い！けど旨い！』とは正にこの一品のためにあるのでは？
もっと本格担々麺食えって？
やなこった

ここらで肉みそ飯に箸・・ではなくレンゲを伸ばす
もはやこいつのが辛いのかどうかはさっぱりわからんが、甘くコクと椒の風味ある肉みその濃い旨味は、痺れた口内にも充分伝わる
ご飯とのマッチングも間違い無し！
担々専門店の肉味噌、旨いに決まってる！

つるんと完麺
でもカラウマつけ汁はまだなみなみと
これは当然「替え玉！」
お次は“温“のアツモリでお願い
こちらにもオイルが和えられダマになることは無し
ホカホカの麺をつけていただくと、熱を受けて辛さ復活！
カッラ～～～！でもウンマ～～～！パート2

一気に完麺の後は、当然、待ってましたー、の、肉みそ飯ダイブ！
甘辛！これめっちゃ旨い！
温玉かなんかあったら最高だが、これでも充分満足

ほんで・・まだ終わらない
ほんの少し底に残ったタレ＆肉みそ
通常なら飯もろともすくい完食するのだが、辛くて汗ダクで、この最後の一口が最難関
そこで、卓上ポットからスープ割
辛味で麻痺しつつある舌でそのまま飲んでみると、鰹と昆布の効いたそのままでも充分な旨さ
これはなんぼ入れても薄さ感じない系
安心してたっぷり投入
ところが、アッツアツの割出汁で辛さも再始動
カラウマ鰹スープ

カッラ～～～！でもウンマ～～～！パート3

てな感じで大満足フィニッシュ

退店時に、鳳凰が白虎の何辛相当なのか聞いてみると、『辛さの種類が違うから比べられない』と楽しみになるご回答

そもそも担々麺が大して好きでないので、イチゲンさんで終わる予感もあったが、いやいやどうして、唯一無二のバカウマつけ担々麺
これは再訪問確定や
京都出張の友になりそうな予感
帰りが阪急まで徒歩30分なのがキツいが(^^;)

次回は夏限定の青龍かな～♪