進化した塩らーめん : 山崎麺二郎

今回もエディオンで買い物をした帰りに、２時間の駐車場無料を活かして、山崎麺二郎さんに行ってみました。
５年ぶりの再訪となります。
正午前でしたが、待ち客は７人とこちらのお店にしては比較的少なめ。
これくらいなら普通に辛抱できるレベルです。
待つこと20分ほどでカウンター席に着くことができました。

今回も塩らーめん750円とチャーシューごはん200円をいただきました(いずれも税込)。
５年前とお値段は同じ。
頑張っておられますね。
塩らーめんは記憶の通り、透明感のあるスープが特徴的。
鶏スープと節系のフレンドですが、味もしっかり目で、ただの淡麗スープではない主張を感じます。
また、以前よりもややオイリーな仕上がりになっているようにも感じられ、
スープの重厚感もプラスされているかのようでした。

麺は平打ちの太麺。
モチモチとした弾力感は稲庭うどんの食感にも似ているように感じます。
具はチャーシュー３枚にメンマ、青ネギ、白髪ネギという構成で、チャーシューが以前より１枚増えているような…。
チャーシューの旨味は軽い塩味をつける程度、固すぎずトロトロでもない肉を感じる食感は、
繊細なスープを壊さないことを計算したいい仕上がりです。。

チャーシューごはんは、やわらかい炊き上がりで、おこわご飯のようにも感じられたのは、以前の記憶通り。
ただ、細切れチャーシューはさらに増量されているようにも思えました。
それくらいたっぷりの肉量でした。

以前の自分のレビューも読み返してみましたが、日本料理に出てくる汁そばのような印象は変わらず、
より美味さが際立つようになっていると感じました。
私には進化しているように感じられました。

食べ終えてお店を出ると、大行列が発生していました。
変わらぬ人気ぶりも頷けます。

ごちそうさまでした。

【2013年2月9日　再訪】

食べログでますます人気の山崎麺二郎さん。
土曜日の１２時頃、
エディオンで買い物して２時間分の駐車が無料になったので、
約１年半ぶりに訪れてみました。
昼のゴールデンタイムだけに今回は並ぶことも覚悟していましたが、
屋外の行列はなく、待ち時間は１０分ほど。
おやおや、これはラッキーでした。
平日はビジネスマンの利用が多いのか
西大路通りを車で走りながら行列を確認したこともありますが、
意外とウィークエンドは穴場なのかもしれませんね。

今日も塩らーめん750円をいただきました。
１年半前の自分のレビューを読み返しましたが、
塩らーめんの印象はほぼ同じ。
私は澄みきった清湯系のスープが好みですが、
ここのスープはトップクラスの透明感を感じます。
でも、なぜか中毒性のスープではないんですよね。
これも以前と同じ印象でした。

今回はチャーシューごはん200円もいただきました。
炊飯器で炊き込んだごはんですが、モチっとしたおこわのような食感がします。
見た目はしっかり濃い味っぽいのですが、
食べてみるとそうでもありません。
チャーシューもたくさん入っていて、
ごはんとよく調和しているので私は好きですが、
肉感を感じたい人には物足りないかもしれませんね。

丁寧に上品ならーめんを作り続けておられるのが人気の秘訣なんでしょうね。
その点においては今回も頭が下がります。

ごちそうさまでした。


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【2011年9月10日】

円町の北西角あたりにあるラーメン屋さん。
以前から気になっていたお店です。
店名や入口の暖簾の雰囲気からして、なにやら割烹料理屋っぽい感じがしますが、
それは店内にないっても続きます。
カウンター席だけで、オープンな厨房を囲むように配置されています。
厨房では店主が丁寧な仕事をしているのがよく見えますし、
清潔感にも気を配っているのがよくわかります。

さてこのお店、メニューは３種類しかありません。
それも、
　・らーめん
　・塩らーめん
　・つけめん
というとってもシンプルなお品書き。
今日は私は塩らーめん750円、妻はつけめん700円を注文。

まず塩らーめん。

スープはラーメンのものとは思えないくらい上品なお味。
油分はあまり感じられず、鶏ガラと魚介の出汁に塩ダレを加えて仕上がっています。
なんだか日本料理の椀物に出てきそうな味わいで、
いわゆるギトギトするものは一切含まれていないようです。

麺は自家製。
塩らーめんには、平打ち麺を使用していますが、
モチモチとした食感、味わいともに大変美味しいです。
このままパスタにも使えそうな麺でした。
店主のこだわりが見え隠れしますね。

トッピングは、
チャーシュー２枚、メンマ、青ネギ、白髪ネギ、そして柚子皮をひとかけ。
とってもシンプルですが、
それぞれがちゃんと役割を果たしているのがわかります。
チャーシューの味付けは控え目にしているので、
繊細なスープを壊してしまうようなことはありません。
それでいて、しっかりとした肉感と柔らかさがいいですね。
分厚くてやわらかいメンマも美味しかったです。

これまで食べた塩らーめんの中でも、
とりわけ手間暇をかけている一品であることがよ～くわかりましたが、
後をひく“中毒性”の味かどうかというと、私はちょっとちがうなと感じました。
あまりに上品すぎて大衆食の域を超えてしまっているんでしょうね。
この感覚はふれんちラぁ麺ガスパールにも通じる感覚でした。

妻が注文したつけめんも少し味見をさせてもらいましたが、
あまりにあっさりしたしょうゆ味のつけだれです。
油がほとんど使われていないので太麺にもからみにくいので、
本当にサラっと食べたい人向きなんでしょうか。
また、つけ麺を食べたときにいつも感じる不満ですが、
スープが急速に冷めてしまいます。
食べ終わった頃を見計らってスープ割りを出してくれますが、
これを足しても、中途半端にしか温かくなりません。
ここのつけめんは、残念ながら私にはＮＧですね。

あと、しょうゆ味のらーめんを食べたら早くも全メニュー制覇となりますので、
近いうちに行ってきます。