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山ばな平八茶屋 @京都市 ~今では珍しくなった「落ち着いた過ごす京都」の四季を名物のかま風呂とぐじ会席で堪能できる希有な料理宿
暦は穀雨のころ、立夏に向けて草花が咲き誇る季節。お庭の綺麗な『山ばな平八茶屋』には最高の季節になりました。会員訪問も兼ねて、一時を過ごしたいと思います。
本日は、四条河原町からバスで移動します。
京都のいろいろなお店とご縁ががあり、仕事で来るようになってはや20年になります。
そろそろ、京都のバスはわかりにくい、と言いますが、チャレンジしたいと思います。
GoogleMapで道案内を検索しますと17番バス停から大原行きに乗ると26分で到着すると出てきます。
しかし、17番のバス停に到着しましたが、大原行きのバス停はありません。
並んでいる私と年齢が同じくらいの男性にお聞きしますと、バスは何種類かあり、こちらは「京都市営バス」の17番バス停です。バスを指さし、あの色の「京都バス」の停留所があちらのほうにあるはずです。
ありがとうございます。
そう言えば、バス停がオーパの前にありました。
バス停は見つかり、そのバス停で待つことに。
バスは10分ほど遅れて到着しました。
後ろからのりチケットを受け取ります。
バスは順調に進みましたが、出町柳が近づくと混み始めます。
40分くらいで目的地『山ばな 平八茶屋』の最寄りのバス停、「平八前」に到着しました。
こちらが改修されました表玄関の「騎牛門(きぎゅうもん)」です。築400〜500年経つといわれておりますこの門もかなり老朽化が進んだようで、初めての解体を伴う大修理を行ったとのことで、昨年終盤から3ヶ月にも及ぶ大改修が行われたそうです。
お庭は緑の綺麗な季節です。
本日のお部屋は二階です。
帰命院の先代の住職さんの掛け軸には、「一期一会」です。
昨年の訪問時は「平常心是道」でしたね。
まずは、麦とろ饅頭と御抹茶をいただき、早速、名物の「かま風呂」に入りましょう。
私は、「かま風呂」でじっくり汗をかいて、お風呂に入ることにしています。
本日は私の他1組で、お風呂は貸し切りですね。
※「かま風呂」の説明は『山ばな 平八茶屋』の公式HPをご参照ください。
壬申の乱(じんしんのらん) の折、
大海人皇子(おおあまのおうじ : 後の天武天皇)が
矢傷を負い八瀬(やせ) の里に逃げ隠れられたとき、
村人たちが土のむろを造り、
それを温め治療したと伝えられております。
かまぶろ内の温度は摂氏55~60℃、湿気のある和風サウナでございます。
さて、時間の経つのは早いものお食事の時間となりました。
まずは、「大七」をいただきながら、向付をいただきます。
いつもは「ぐじ懐石」をお願いしていますが、本日のお料理は『山ばな 平八茶屋』の中でも一番価格の低い「京懐石梅」にしてみます。
向付は真鯛のお造り
〆加減の良い真鯛は脂がほど良くのり美味しいです。
紫芽、花穂紫蘇
湯葉と山葵菜のお浸し
煮物椀は「帆立のしんじょう椀」です。
クチバシが付いていると言うことで鶯菜。しっかり剥いてあります。
流石です!
しんじょうには、薄く切った筍とさいの目に切った帆立が入ってます。
濃厚な帆立の味わいとテクスチャがとてもよいです。
八寸
見た目にとても華やかですね。
水菜と占地のお浸し、桜の葉に巻いたほのかな薫香が良いスモークサーモンの桜寿司、
串ものは烏賊の黄身焼き、はなまる胡瓜、車海老です。
蛸の炙り、餅粉をつけて揚げた一寸豆、鶉の卵、百合根
炊き合わせ
湯葉、桜麩、揚げ麩、蕗、
やや甘めに炊いた湯葉、木耳入りの揚げ麩、南瓜は剥き方が勉強になりました。
南瓜の甘さ、筍の香りと甘さ、蕗の香りとテクスチャがとても良いです。
晋吾さんの焚き物はこれまた実にうまいです。
焼きの物
本鱒の木の芽焼き これはうまい!!
芋茎の有馬煮、ばじかみ
19時10分前、女将がお庭がとても綺麗なマジックアワーだと言います。
薄暗くなった自然光と照明のバランスのよい、きらきらした時間。
鱚の東寺揚げ、車海老のあられ揚げ
椎茸、獅子唐辛子の天ぷら
塩かレモンで
鱚と車海老はテクスチャよく、レモンは不要ですね。
天ぷらもうまいです。
ほんの10分で暗くなり、川のせせらぎの音が響きます。
酢の物 蛍烏賊と帆立貝柱 酢味噌がけ
胡瓜と茗荷のテクスチャよく、美味しい
香の物、炒りごまの香りよい大根、かるい酸味の柴漬け、昆布、
〆は名物の「とろろ飯」
麦の比率が多くなったかな。
でも、こちらの比率好き。
水菓子
苺とせとか、メロン
柘榴の果樹入り白ワイン
八寸に華やかさを感じました。
料理はとても美味しくいただきました。
炒った胡麻の香りがとても印象的でした。
かま風呂に入って宿泊して茶懐石(梅)でひとり4万円しないのは驚きであります。
ご馳走様でした。
山ばな 平八茶屋
〒606-8005 京都府京都市左京区山端川岸町8−1
電話 075-781-5008
山ばな平八茶屋
2022/06/23
このたびは、ご宿泊にて弊店をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
たくさんの写真をお撮りいただき、また、詳細に弊店をご紹介いただき、本当にありがとうございました。
また最高のご評価をいただき、大変感謝いたしております。
まだまだ変えていかなくてはならないところも多々ございます。
これからも引き続き、精進してまいります。
またお越しいただけますことを、従業員一同、心よりお待ち申し上げております。
ありがとうございました。
山ばな平八茶屋 @京都市(出町柳からタクシーが便利)~今では珍しくなった「落ち着いた過ごす京都」の四季を名物のかま風呂とぐじ会席で堪能できる希有な料理宿
少し前の投稿です。
ソーシャルディススタンスに配慮して車にて会員様のお店を回り、セッションをかねて売上貢献をしております。
立夏の終盤の新緑が美しい時期の『山ばな平八茶屋』の訪問記です。
『山ばな平八茶屋』は夏目漱石や魯山人など文人が愛し作品にその名が残るすばらしい空間です。まずは、「騎牛門」をくぐります。そして、石畳を通って中へ入ると回遊式の庭園が広がります。 約600坪の庭園で、新緑が美しいです。
実は知人が桜の季節に訪問していましたが、それが美しかったですね。
本日のお部屋はこちらです。
お部屋に入り高野川の水面を眺めながらむぎとろ饅頭をいただきます。
早速は、『山ばな平八茶屋』の名物の「かま風呂」に入りましょう。
この「かま風呂」はあまり知られてませんが、たいへんすばらしく歴史のあるものです。
詳細の説明はHPをご参照ください。
壬申の乱(じんしんのらん) の折、
大海人皇子(おおあまのおうじ : 後の天武天皇)が
矢傷を負い八瀬(やせ) の里に逃げ隠れられたとき、
村人たちが土のむろを造り、
それを温め治療したと伝えられております。
かまぶろ内の温度は摂氏55~60℃、湿気のある和風サウナでございます。
体が温まったところでお食事をしましょう。
まずは、
雲丹をのせたうすい豆の豆腐と名物の「一塩のぐじ」からスタートです。
ぐじは、紫目が鮮やかで、花穂紫蘇の紫の濃淡がとても美しいです。
名物だけありいつ食べてもおいしいです。
油女(鮎魚女)の煮物椀です。(写真失念)
菖蒲人参の花がきれいに咲いてます。
椎茸、白木耳があしらわていいます。
吸い口の生姜の香りから始まり、油女はあまりにもシルキーな食感です。
八寸
唐墨大根、鴨ロース、鯛の小袖寿司、一寸豆のみじんこまぶし、サツマイモの甘煮、水菜としめじのお浸し、甘く炊いた麩の粽風
立夏らしい緑の映える八寸です。
中でも鴨ロースがしっとり味わい深くおいしかったです。
ぐじの若狭焼きとたいらぎの雲丹焼き
あしらいは甘く炊いた芋茎、はじかみ
最近、鱗を立てた甘鯛の提供をする店がありますが、こちらではそんなことは滅多にないでしょうが失敗で焼き直しとなります。(当主の弟の貴弘氏談)
鰻の柳川
穴子のように記憶しているが・・
ぐじの酒蒸し
蒸したぐじ美味しい、
占地、壬生菜、豆腐、青ネギ、おろし
車海老、うど、胡瓜の酢の物
うまい
いよいよお食事です。
名物の麦とろごはんです。
とろろクリーミーになったような気がします。
水菓子
山ばな 平八茶屋
〒606-8005 京都府京都市左京区山端川岸町8−1
電話 075-781-5008
《今では珍しくなった「落ち着いた過ごす京都」の四季を名物のかま風呂とぐじ会席で堪能できる希有な料理屋》山ばな 平八茶屋@
ちょっとチケットを早めさせていただき、久々に京都の『平八茶屋』に立ち寄ることにしました。
『平八茶屋』は、私のセミナーを年に一度くらい行っていただいている『日本経営合理化協会』の園部さんのご実家です。
そういう理由もあり、京都でゆっくりしたい時に立ち寄ります。
こちらは「ぐじ会席」も魅力的なんですが、名物のかま風呂がなんと言っても良いです。
このかま風呂は現代ではほとんどお目にかかれない、非常に珍しい「日本古式のサウナ」です。
温度があまり高くなく、“ゆったりと”サウナを堪能できます。
サウナ好きの人でも知らないと思いますが、たいへんおすすめです。
※一応HPから転載して付記しておきます。
壬申の乱(じんしんのらん) の折、
大海人皇子(おおあまのおうじ : 後の天武天皇)が矢傷を負い、
八瀬(やせ) の里に逃げ隠れられたとき、村人たちが土のむろを造り、
それを温め治療したと伝えられております。
そういったこともあり八瀬の地名はもともと矢背と書いたそうでございます。
かまぶろ内の温度は摂氏55~60℃。
ということで、まずはですね。お風呂に入ります。
寒い今頃の時期にまず、かま風呂に入り、体をあたためて、湯船つかるのが好きです。
魯山人ゆかりの料理宿だけあります。
久々に現当主の晋吾さんとお話をした後、楽しみのお食事が始まります。
夏目漱石もこのように時間を過ごしたのでしょう。
一塩のぐじと干し柿と壬生菜のお浸しの白酢和えからお料理は始まります。
まずは一口、ねっとりしているぐじはなんとも言えない一塩した旨さ。
何度食べても、いいですね。
これは、ポン酢いらんかなと思う旨さながら、添えてある拍子木と一緒にいただくと、これはこれでおいしいです。
海老しんじょうの煮物椀
海老しんじょうはブツ切りの海老の色目が鮮やか
亀甲大根、京人参、松葉柚、
最初から最後でしか利尻昆布の昆布感のある吸い地が寄り添います。
八寸
真鯛の小袖寿司、鴨ロース煮、黒豆、金柑、慈姑、のし梅の博多、牛蒡の八幡巻き、鳥の松笠焼塩
一月らしい盛り込みですが、どれもそれぞれ大変美味しい。鴨の炊いた香りがとても好きです。
ぐじの松笠焼塩
鱗を立てると失敗という平八名物。
つけ焼きの味わいがとても美味しい。
旨、旨、旨〜
前盛りの葺の山椒煮がこれまたおいしいです。
炊き合わせ
海老芋と鰊の昆布巻き
桜麩、南瓜、堀川牛蒡、蕗
海老芋も旨いが、蕗うまい〜
伊勢丹新宿でご縁があった時、野菜の調理が上手だなと、思っていたが、いやいや、素晴らしいですね。
ぐじの蕪蒸し
思わず器を見ただけで微笑むやん。
大変淡味。
故に、食べて行くと蕪の香りや甘さが広がり滋味となります。
そしてぐじの優しいアセゾネが広がり、蕪が火入れしていなように感じる。
そして百合根の甘さが功を奏します。
色々な食材が盛り沢山入っているが、それぞが聖歌隊のようにバランスよく存在しています。
海鼠のみぞれ和え
海鼠のサイズと言うか切り方がとても良く、テクスチャと酢加減がとても良いですね。
地味に見えますが、正月らしく素晴らしい。
苺、オレンジ、メロンと白ワインのゼリー
うまい!!
現当主の晋吾さんなって10年くらいになりましたか。
真面目で研究熱心な晋吾さんの料理が進化して平八茶屋も代替わりしたんだなぁと感じます。
未知にも分かりやすい未知と自分が成長してわかる未知がありますが、こちら平八茶屋は通って、通って、ふと気づくものがある料理屋なのでしょう。
夏目漱石や魯山人が愛したのも、その境地になったからかもしれません。
一品一品とてもうまくて、泊まって、最古の和式サウナに入っても都内の料理屋よりかなり安い。そして、どこもインバウンドで人だらけですが、落ち着いて四季を楽しむことができるレアな料理屋です。
筍バーン、雲丹バーン、鮎バーン、鰻バーン、蟹バーン、などパンチや光線はないけど、
どれも、とても良いお仕事で素晴らしく、しみじみと美味しい、そんな、日本料理らしい、お料理だったと思います。
山ばな 平八茶屋
〒606-8005 京都府京都市左京区山端川岸町8−1
電話 075-781-5008
≪450年の歴史を感じながらぐじ懐石はおつ≫平八茶屋(京都市左京区)
~450年の歴史の風を感じながら食べるぐじ懐石はおつ~
2016年1月
大好きな平八茶屋のお茶漬けセットをいただいた。
これが、なかなか素晴らしい。
鯛茶、鮭茶、生姜とうまい。
2015年11月
1年ぶりに、夜のぐじ懐石をいただきます。
今日は、前回と違い立冬の時期らしく、菊花やくもこ、海老芋、蕪蒸しなどいただきました。
特にくもこ鍋やぐじの蕪蒸しはこの時期らしく体が温まりました。
2014年5月
フランスから『ミッシェル・ブラス』や『マルク・ヴェラ』に野草を料理に取り入れるアプローチを指南してきた友人のフランソワ・クープランが来日した。前日、『美山荘』を予約したということで、歴史ある旅館である『平八茶屋』をチョイスした。
夏目漱石が愛し、この店がその著書にも登場する。
今日泊まる部屋はそんな部屋だろうか・・
今日は若狭のいいぐじが入ったので、若狭ぐじ懐石のフルバージョンにしていただいた。
まずは、一晩塩しておいたぐじからスタート。
ねっとした熟成加減はこの上ない。
油目の椀の後、八寸と出て、ぐじの焼き物である。鱗のぱりぱりの食感とふっくらした身のコントラストが最高だ。
穴子の柳川、うすい豆のすり流しとぐじの蒸し物、酢の物と続き、名物のとろろご飯だ。
西洋人はねばねばしたものはあまり得意でないらしい。
われわれはおいしくいただいた。
2009年12月
京都の四季は趣がある。特に山の景色は四季折々の良さがある。
その京都の風情を感じるのがこの平八茶屋である。
店の歴史は古く、古文書にも登場する。
家系図をたどれば、ゆうに450年を超えるが、特定はできない。
家系図が応仁の乱か何かで焼失し、何代目かもわからない。
しかし、ずっと引き継がれているものがある。
それが、麦とろだ。
名物はグジを使った懐石だ。
鴨鍋もいい。
私は、いつもダブルで食べる。
今回は若旦那の考案した野菜懐石を食べた。
素敵なロケーションでゆっくり過ごすのも京都らしくていいだろう。
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/200912150000/
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吉祥寺 鮨 天ぷら いわい(吉祥寺、井の頭公園 / 寿司、天ぷら、日本料理)
店名 |
山ばな平八茶屋(やまばなへいはちぢゃや)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、料理旅館 |
予約・ お問い合わせ |
050-5869-5351 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
京都バス16,17,21,23,41,43 「平八前」下車すぐ 修学院駅から416m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
懐石料理に関しましては、15%のサービス料を頂戴いたします。 |
席数 |
170席 (大広間 最大60名様まで) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 椅子テーブルのお座敷と、座布団のお席がございます。 お一人様からでもご利用いただけます。 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 庭に喫煙スペースあり |
駐車場 |
有 乗用車10台または、大型バス3台 駐車可 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり 個室もございます。 |
ドレスコード | ジーンズ、Tシャツなどの軽装でも可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1576年 |
電話番号 |
075-781-5008 |
備考 |
宿泊: チェックイン16:00 - チェックアウト翌10:00 |
初投稿者 |
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山ばな平八茶屋 @京都市下京区 ~浜塩の一塩のぐじ
暦はいよいよ秋分です。今年は暑い日が続きましたが、暑さ寒さも彼岸までと徐々に冬の気配を感じるようになるでしょう。
今宵は会員でもあります園部晋吾さんが当主を務めます『山ばな平八茶屋』にて、ぐじを勉強したいと思います。
食事の前にこちらの名物でもあります「かま風呂」に入ります。
こちらも楽しみのひとつですね。
今宵も病気ゆえノンアルコールビールをいただきます。
先付
胡桃豆腐
胡桃の香りがとても良い、意外とあっさりいける胡桃豆腐。
向付
一塩のぐじ(浜塩のぐじ) 二杯酢で
ねっとりと程よく脱水されたぐじで、は脱水の加減が極めてよいです。
そのままでもいけるが、二杯酢がとても合います。
今日のぐじは〆加減が素晴らしく明らかに何か違うなと思い、園部さんに尋ねますと「ちょうど”浜塩”の良いぐじが入りました」と。浜塩(はまじお、浜で塩したもの)は、産地も手間がかかるからやらなくなったようでなかなかな入らないらしいです。
巡り合わせが良いですね。
土瓶蒸し
まずはそのまま
おお、松茸の香りがまずきますね。
これは美味しい。
今日は酢橘をかじることにする。
籠で八寸
いくらのみぞれ和え
銀杏松葉刺し、鱧の子寄せ
卵黄、鴨ロース
浜塩のぐじで若狭焼き
浜塩のぐじは違いますね。これは美味しい。
ちなみに洋食では鱗を立てて提供されることが多いですが京都での料理屋ではないはず。
立てたら失敗で焼き直すはずですから。
やはり浜塩のぐじはなんともいえない脱水加減でとてもよくてうまい。
前盛りの蕗の有馬煮がまたうまい はじかみ
焚き合わせ
なんか品がよくて豪華だなあ
穴子、隠元、利休麩、南瓜、湯葉、花麩
園部さんらしく隠元と南瓜が大変美味しいです。
利休麩は食感がユニークです。
焚き合わせが美味しい店は素晴らしいですね。
ぐじの萩蒸し
小豆と銀杏、つく芋
酢の物
帆立と赤貝と茗荷、ネギ
うまい
お食事
麦とろ飯
ご飯の粒立ちが前よりはっきりしているように感じたが、園部さん曰わく変わっていないそうです。
水菓子
シャインマスカットとメロンと無花果
白ワインのゼリー
今日は浜塩のぐじの巡り合わせがあったのが素晴らしかったですね。
派手な食材は使わないですが、園部さんの料理がとても素晴らしかったです。
こんな京都の秋の夜長も良いですね。
山ばな平八茶屋
〒606-8005 京都府京都市左京区山端川岸町8−1
電話 075-781-5008