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店名 |
竹屋町 三多
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受賞・選出歴 |
2024年Silver受賞店
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Silver受賞店
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2019年Silver受賞店
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2018年Silver受賞店
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2017年Bronze受賞店
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日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-231-3556 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
京都市バス・河原町丸太町バス停より徒歩5分 神宮丸太町駅から518m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥60,000~¥79,999 |
予算(口コミ集計) |
¥50,000~¥59,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX、VISA、Master、JCB、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
6席 (カウンター6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | ドリンク持込可 |
オープン日 |
2010年9月11日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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本当に素晴らしいお店でした。ああ、何と言う幸福感でしょうか♪♪
しばらく日本料理で感動を忘れていましたが、久しぶりに感動を味わいました(^o^)
お料理が美味しいのはもちろん、自然体でありながら不快感を全く感じさせない接客の素晴らしさも滅多にないのではと思うほどです。
三多氏のお料理は、正統派でありながら大変研ぎすまされた素晴らしさと柔軟性を感じさせるものであり、まるで「技を磨き抜いた優れた日本刀の刀工」のようです。
最近ありがちな洋の食材を取り入れたこと自体で満足し、伝統的な日本料理と同化しきれていない消化不良の創作的な日本料理とははっきりと一線を画すものであり、表面的な薄っぺらさなど微塵も感じられません。
八寸が無いのが伝統的な懐石のスタイルとは異なりますが、不思議と違和感を感じませんでした。
このお店は、以前からぜひ訪問したいと指折り数えて訪問を待ちわびていたお店でしたが、期待を裏切らぬどころか、期待を上回る内容であり、連れて行ってくれた友人には本当に感謝いたします♪(^_^)
ご夫婦で経営されているお店なのですが、御主人の三多(みた)氏のお料理を出す時の真剣そのものの目つき、女将のホスピタリティ溢れる接客、簡素ながらも清廉な雰囲気の店内、素晴らしい料理との出会いを予感させる素敵な外観から、ご夫婦のお料理に対する真摯な姿勢が伝わってきます。
連れて行ってくれた友人が、「おそらく、京都では「川口」の次に予約困難なお店ではないか。」と語っていましたが、なるほど納得という感じです。
私が訪問した2014年9月の時点で、2015年の7月まで予約で埋まっているというお話だったので、今はきっともっとものすごいことになっているに違いありません。
2014年のマイベストレストランは、東京都港区元赤坂にある鮨の名店「はしぐち」で決まりだと思っていたのですが、こちらのお店にするかどうするか心が揺れまくっているというのが現在の正直な気持ちです(^_^)。
私のような日本料理の奥深さの何たるかもまるでわかっていない一介のド素人の食べ手と異なり、日本料理に深く通じておられる高名なレビュアーの方々は、高評価をされてはいるものの必ずしも最高の評価をされているわけではありません。
しかし、私のあの日の満足感で言えば、十分に最高評価に値するお料理の美味しさと接客の素晴らしさでした。
かつてよりも料理代が高額になっているため、以前から通われておられる方にとっては、コストパフォーマンスが低下してしまっていると感じておられるかもしれませんが、当日私が支払った2万円+αという代金は、内容の充実度を考えれば、決して高いとは思いません。
いただいたお料理の中で、最も惹かれたのが、「韓国産鱧と信州産松茸の椀」。
今でもあの素晴らしい味わいが、私の舌と脳裏に焼き付いて離れません。
椀物は、言うまでも無く日本料理の要(かなめ)であり、出汁の腕がストレートにわかるため、料理人の腕が最も如実に表現されます。
そして、「鱧」と「松茸」という組み合わせは、夏から秋への季節の移ろいを感じさせる季節感溢れる定番の高級な椀種。
鱧は、韓国産と瀬戸内海の淡路産の2つのものが主流ですが、「しのはら」で両方の鱧の食べ比べをした結果、韓国産の方が好みで美味しいと感じたので、余計に美味しく感じたのかもしれません。
同じ京都の「桜田」、「未在」、「祇園末友」などの椀も素晴らしいですが、正直なところ、こちらの「竹屋町三多」の椀の味の方が好みです。
私の好みで言わせていただければ、今まで私の味わった椀の中で、NO.1です。
特に、「桜田」に関しては、「竹屋町三多」の2日後に再訪しており、あいまいな記憶で判断したのではないので、好みの点が特に感じられました。
椀の蓋を開けると、芳しい(かぐわしい)香りが鼻腔をくすぐります。
そして、一口いただくと、あまりの美味しさに、唸るを超えて言葉を失いました。
芳醇な至高の旨味が、ゆっくりと私の五臓六腑に染み渡っていきます。
本当に心から満足した一杯でした。
そして、2品目の「帆立貝柱と白銀杏」も素晴らしかった。
極めて丁寧な仕事の施された帆立貝柱と白銀杏の旨味とやさしい味わいの出汁が三位一体(さんみいったい)と化し、まるで1つの美しい銀河を形成しているかのようでした。
これほど美味しい帆立貝柱をいただいたことは記憶にありません。
3品目の「兵庫県明石産のかますのお寿司」は、軽く炙って香ばしさが加わっており、いただいた後もしばらく口の中に旨味が残っていました。
4品目の「兵庫県明石産の真鯛と淡路島由良産の雲丹(うに)」も素敵な一品。
「明石の鯛」は言うまでもなく「若狭のぐじ」などと同様に、優れた鯛の名産地ですが、正直今までお造りでいただいてみて、私の舌がおかしいのか、評判ほど美味しいと思ったことがありませんでした。
そのため、生魚にかけては鮨店に及ぶわけがないのだからと、今回も期待していませんでした。
しかし、当日の真鯛は、旨味も弾力も十分で、満足のいくお品でした。
また、淡路島の由良産の雲丹は高級品であり、御主人のお話によれば、淡路島由良産の雲丹は、エサとしてわかめを食べているため、昆布を食べている北海道産の雲丹に比べてさっぱりしているのが特徴である旨をおっしゃっていましたが、確かにさっぱりとしていて、9月の暑さに疲れ気味だった私の体には心地良かったです。
そして、6品目の「のどぐろ(赤むつ)の焼物」は、魚の身が見えなくなるほどたっぷりとのせられた大根おろしのあまりのボリュームに見た瞬間驚きましたが、絶妙な火加減ののどぐろと相性抜群で、とっても美味しくいただけました(^_^)
さらに、8品目の「鮑と新子芋の肝ソースがけ」も、肝ソースの苦みが、プリプリとした歯応えの鮑とフレッシュな味わいの小芋の旨味を絶妙な頃合いで引き出していました。
10品目の「京都上賀茂の焼き茄子と明石の焼き穴子」は、昆布出汁と茄子と穴子が見事に溶け合っていました。
11品目の食事で、「鯛と秋茗荷の炊き込み御飯」は、香の物をいただきながら、美味しくて2杯もお替わりをしてしまいました(^_^)
以上のように、本当に素晴らしい食事内容でした。心から満足いたしました。
あれこれ細かい改善点を指摘できる余地もあるのかもしれません。例えば、お造りの鯛のお皿が少々寂しい感じで、盛り付け方法に一工夫が必要な気がしないでもありません。
それから、炊き込み御飯の炊き上がりは、もう少ししっとりめの方が好みな気がしないでもありません。
また、ド素人の私と異なり、プロの先輩料理人の方々の目から見れば、調理技術の面でまだまだ的な点ももしかしたらあるのかもしれません。
しかし、当日のあの美味しさと満足感の前に、そのようなことはどこかに消し飛んでしまいました。
最高ランクの満足度の日本料理店であり、非常にお勧めできるお店です(^_^)
希望の時期に訪問するのはかなり困難であるという但し書き付きですが(^_^;)
以下に、当日いただいたメニューを記載しておきます。
なお、料理名は、御主人のお話や料理の内容から私が判断して記載したものです。もし間違っていましたら、どうぞお許しくださいませ。
【2014年9月のある日の夜のメニュー】
(1品目)「中秋の名月に見立てたすっぽんの豆腐、すっぽんの出汁がけ、白きくらげ添え」
(2品目)「帆立貝柱と白銀杏(しろぎんなん)」
(3品目)「兵庫県明石産かますのお寿司」
(4品目)「兵庫県明石産の真鯛のお造りと瀬戸内海淡路島由良産の雲丹」
(5品目)「韓国産鱧(はも)と信州産松茸の椀」
(6品目)「たっぷりの大根おろしをのせたのどぐろ(赤むつ)の焼物」
(7品目)「京都城陽産の無花果(いちじく)と鳥取県産二十世紀梨」
(8品目)「鮑と新子芋の肝ソースがけ」
(9品目)「ジュレをかけた渡り蟹と京都上賀茂の胡瓜(きゅうり)の酢の物」
(10品目)「京都上賀茂の焼き茄子と明石産の焼き穴子」
(11品目)食事「真鯛と秋茗荷(あきみょうが)の炊き込み御飯」と香の物
(12品目)甘味「ぶどう」