大人が童心にかえって楽しみたいような、チョコレートスイーツのパラダイスなお店♪ : カカオ マーケット バイ マリベル

2013年9月初訪問。
2013年9月2日、ニューヨーク初のチョコレート専門店マリベルさんが京都2号店として、こちらの「カ
カオマーケットバイマリベル」をオープンされました。マリベルさんといえば、柳馬場通りと三条通り
の交差点を下がったところにある京都1号店も大人気で、私も何度となくお邪魔してはいるのです
が、なぜかタイミングが悪く、（店員さんの接客もとても丁寧なこともあって）先客の方のお買いもの
が長引き、順番待ちをするには時間に余裕もなく、何も買わずにお店を出てばかりなのです（汗）。
それでも一度はお買いものをしてみたいと思っていたマリベルさん！順番は逆になってしまいまし
たが、オープンしたばかりのこちら2号店さんのほうを先に夫とお邪魔させていただきました♪

うかがったのはオープンして最初に迎えた週末。開店したばかりで混雑しているんだろうな～と思
いつつも、逸る気持ちを抑えきれませんでした（苦笑）。場所は京阪祇園四条駅からも徒歩1分の
距離にあり、普段京阪線を利用することの多い私は今回の立地については大歓迎だったりします。
川端通り沿いにあるお店は、一目でマリベルさんとわかる外観でした！いかにも洋風な造りなの
に、京都の街並みにしっくりくるようなカラーリングで、とにかく雰囲気がステキ♪また、オープン間
もないということで、お店の入り口前のテラスにはたくさんのお祝いの花が飾られていましたから、
遠目からでもマリベルさんの場所が確認できるかと思います。

いよいよ店内へ…。これがもう、想像以上に胸がキュンキュンするような内装で…♪マリベルさん
のキッチンをイメージされているそうですが、いたるところにこだわりを感じさせるものがあって、こ
こが京都だということを忘れてしまうほどでした（苦笑）。特に店内中央にあったチョコレートファウ
ンテンは見応えがありましたし、それを取り囲むチョコレートボールのディスペンサーも見ている
だけでワクワク（っていうか試してみたくてウズウズ）しましたからね～（笑）。それと、商品のライ
ンナップもとても魅力的。ショーケースにはティラミスやカンノーロが並び、その隣ではジェラートが
販売され、ガナッシュやトリュフなどのチョコレート以外にも多くのチョコレート菓子がありましたし、
スプレッドやドライフルーツ＆ナッツなんかもありました。多くの商品が量り売りを採用されていま
すので、まずはお試しに少量買って帰るのも良いですし、気に入ったものはリピで大量買いする
のも自由（笑）。1号店のお店と比較すると、こちらのほうがカジュアルなイメージがしました。

ひと通り店内をぐる～っと回ったところで、今回お持ち帰りとして購入したものは、生菓子のティラ
ミスとカンノーロ、焼菓子からはブラウニー、そしてチョコレートボールの3種類です。他にも試食で
ビビビときたものもあったのですが、美味しく食べきるにはほどほどの量に抑えておかないといけ
ませんからね～（苦笑）。それと…せっかくなのでジェラートもいただきました。こちらは店内のカウ
ンター席でイートインです。お店のテラス席も良かったのですが、雨が上がって急激に外が蒸し暑く
なってきたタイミングでしたので、ジェラートがとける速さを気にしながらだとゆっくり味わえないか
な～なんて思い、涼しい店内で食事させていただきました。店内のカウンター席は正面が窓にな
っていて、眼下に川の流れを見下ろせるのも良かったです。落ち着いた気分で小休憩できました。

----------------------------------------------------------------------------

◆ ジェラート
「着色料、保存料を一切使用していないオリジナルジェラート。厳選素材をおしみなく使用した濃厚
で贅沢な味わい」

ジェラート《チョコレートコーヒー》（カップ：\630、2013年9月）
「ピスタチオ」にも惹かれたけど、チョコレート専門店ということで、全10種類あったフレーバーの中
からチョイスしたのは「チョコレートコーヒー」。紙コップにこんもり丸くディッシャーでスクープしたジェ
ラートが雪だるま状に2個盛り付けられ、ビスコッティがトッピングされている。ジェラートはなめらか
な口どけで濃厚な味わい。カカオの風味とコクが力強く、これぞチョコのジェラートという感じ！コー
ヒーの苦味や酸味はあまり主張せずに、あくまでチョコが主役のフレーバーに仕上がっている。ザ
クザク食感のビスコッティもジェラートとの相性がよく、味も食感も単調にならずにいただけるので、
最後まで飽きることなく美味しくいただくことができた。良いチョコなので胃もたれ・胸焼けせず♪

ジェラート《ミルクチョコレート》（カップ：\630、2013年9月）
同行の夫もチョコレート専門店ということを意識して、チョイスしたフレーバーは「ミルクチョコレート」。
紙コップにこんもり丸くディッシャーでスクープしたジェラートが雪だるま状に2個盛り付けられ、ビス
コッティがトッピングされている。ビスコッティは↑と同じものなので、ジェラートだけ味見させてもら
うことに。ほほ～っ、ミルキーでマイルドなやさしい味のフレーバー♪↑の「チョコレートコーヒー」味
よりもカカオの風味が抑えられているように感じた。それと、甘味がなんとなくハチミツっぽくも感じ
たかな？？単純なミルクチョコレート味というわけではなく、個性を感じるフレーバーに仕上がって
いた。↑もそうだが、ジェラートは結構な量。630円に見合ったボリュームと充実の内容だった。

◆ カンノーロ
「揚げない生地を使用した特製のカンノーロ。風味豊かなクリームがたっぷりと入った甘過ぎない
上品な味わいをお楽しみください」

カンノーロ《ピスタチオ＆レモンクリーム》（\368、2013年9月）
「小さな筒」という意味カンノーロ。その名前のとおりに、筒状の生地の中にクリームを詰めたイタ
リアのお菓子。全3種類の中から「ピスタチオ＆レモンクリーム」をチョイス。重量47g（実測値）。生
地の中にはレモンクリームが詰めてあり、穴の入り口部分（両端）にはクラッシュピスタチオがトッ
ピングされている。生地は揚げてないようだが、揚げ春巻の皮に似てるかな？クリームの水分を
若干吸っているせいか、しっとりとした感じがしないでもなかったが、基本はパリサクの軽い食感。
中はダイスカットのレモンピール入りレモンカスタードクリーム。ぽってりとした口当たりで、甘酸っ
ぱい味わいが爽やか♪ピスタチオの味と食感もアクセントになっていた。上品な甘さでGood！

◆ ティラミス
「甘く積み重ねられた生地の層が、幸せな気分にさせてくれる特製ティラミス。ご注文を頂いてか
ら、チョコレートを削ったり、ピスタチオを散りばめたり、目の前で最後の仕上げを」

ティラミス《プレーン》（カップ：\630、2013年9月）
全4種類あり、（お弁当のような）パック入りのものをメインに販売している。お試し感覚で購入する
には量が多かったため、お一人様用のカップ（グラス）入りのものを購入することに。ただ、店頭に
並んでいたのは、（既に削りチョコレートがトッピングされた状態で販売の）プレーン味のティラミス
のみで、選択肢はなし。可食部重量80g（実測値）。トッピングの削りチョコレートはふわっふわに
軽く、超薄削りなので口の中で一瞬でとけてなくなる。ちょっと感動！マスカルポーネのクリーム
はふんわりとろ～り軽い口どけで、甘味の中にほのかな洋酒の風味。中に2層入った生地はコー
ヒーシロップがヒタヒタにしみていて良い感じ♪全体的にはやや甘め？でも、しつこくないからOK。

◆ ブラウニー
「マリベルオリジナルチョコレートをふんだんに使用した濃厚な味わいのブラウニーは、しっとりとし
た食感にすっきりとした甘さがくせになるおいしさ」

ブラウニー《ブロンディ》（\315、2013年9月）
全部で5種類あるようだが、私がうかがった時は2種類しか置いてなく、「ブロンディ」をチョイス。ホ
ワイトチョコレート入りのブラウニーを「ブロンディ」と呼ぶのかな？パッケージには脱酸素剤が入っ
ていないので、あまり日持ちはしないタイプ。サイズは5×5×厚さ2cmにカットされていて、重量は
28gほど（実測値）。生地は部分的にしっとりねちっとしながらも、全体的にはサクホロな食感。厚
めのクッキー生地のような感じ。ミルクチョコのマイルドでやさしい味が口に広がり、甘さもちょうど
良い。また、生地の中にはホワイトチョコチップが混ぜ込まれていて、味だけでなく、コリコリッとし
たハードな食感もアクセントに。ホワイトチョコが甘ったるく主張してこないのが気に入った♪

◆ チョコレートボール（100あたり\1,050）
「10種類のフレーバーから選べるチョコレートボール。店内に設置してある見た目にもかわいいデ
ィスペンサーをまわすと、チョコレートボールがでてくるしかけに。なつかしいブリキの缶にお好み
のフレーバーをお好きなだけ入れて。チョコレートボールが弾ける音も楽しんで！」

チョコレートボール《エスプレッソビーンズ》（31gで\325、2013年9月）
（コーヒーは飲めないくせに）コーヒー味のお菓子が大好きということで、全10種類のフレーバーの
中からチョイス。エスプレッソ豆にチョコレートをコーティングしたチョコレートボール。お試し感覚の購
入なので、少量を袋に入れたところ31gだった（お店側で計測）。ただ、それは袋の重さも加えた数
値だったようで、中身のチョコレートボールのみだと22ｇ（帰宅後に計測）。数にすると17粒だった。
コーティングのチョコは4種類（スイートチョコ・ミルクチョコ・ホワイトチョコ・マーブルカラーのホワイト
チョコとミルクチョコの2層？）。中のエスプレッソ豆はカリポリな食感で香ばしく、スモーキーな苦味
が大人な味わい。コーティングのチョコと一緒になると絶妙な甘苦感でウマウマ！クセになる～っ♪

チョコレートボール《ミルクチョコレートプレッツェル》（33gで\346、2013年9月）
ドイツパンのプレッツェルも好きだけどスナック菓子なプレッツェルも好きということで、全10種類の
フレーバーの中からチョイス。プレッツェルをミルクチョコレートでコーティングしたチョコレートボール。
こちらもお試しで少量の購入。33g（お店側で計測）ということだが、やはり袋の重さ（9g）を含めたも
のであって、中身のチョコレートボールのみだと24g（帰宅後に計測）だった。数にすると19粒。コー
ティングのミルクチョコレートはまろやかな味わいでミルキーな甘味がやさしく、口どけもGood。中の
プレッツェルはサクサク食感で、塩気を効かせたスナック菓子というか、お酒のおつまみ的に塩辛
い味付け。これがチョコと一緒になるといい感じの甘塩っぱさに！ウイスキーに合わせたいかも♪

チョコレートボール《ダブルチョコレートベーコンプレッツェル》（50gで\525、2013年9月）
ベーコンとチョコが合うの？なんて思いつつ商品を見ていたところ、お店の方が「意外と合うんです
よ～。購入された方で、早速リピートされている方もいらっしゃるくらいで…」とのことだったので、
興味半分で買ってみることに。ベーコン風味のプレッツェルをホワイトチョコレートとミルクチョコレー
トでWコーティングしたチョコレートボール。こちらもお試しで少量の購入。50g（お店側で計測）とい
うことだが、やはり袋の重さ（9g）を含めたものであって、中身のチョコレートボールのみだと41g（帰
宅後に計測）だった。甘く口どけの良いチョコレートのコーティングの中は、サクサク食感でベーコン
風味のプレッツェル。塩気もしっかり効いていて、こちらも意外とチョコにマッチしていて面白い味！

----------------------------------------------------------------------------

チョコレートボールに関しては、店内設置のディスペンサーからお好きなだけ袋（またはブリキ缶）
に取り出して購入できるという、量り売り（100あたり\1,050）なのがとてもユニークですが、袋に
貼られたシールの「内容量」という表現には少し疑問を持ちました。お店側で測定されたものは中
身のチョコレートボールのみの重量ではなく、袋ごと測定した重量でしたので。それって「内容量」
とは呼ばないのでは？大量に購入される方であれば、袋分の9gってさほど価格に大きく響かない
かと思いますが、少量購入の場合、袋の9gもチョコレートの価格なんだな～なんて実感してしまい
ましたので（苦笑）。まあ、袋のつくりも厚紙でしっかりしたものなので、チョコレートと同じだけの価
値があると思えばいいだけなんですけどね♪そういえばブリキ缶に詰める場合は缶代（\315）が
かかりますが、その場合でも内容量はチョコボールの重量+缶の重量になるのでしょうかね…？

お店がオープンして間もない時期だったのにも関わらず、店員さんは明るく丁寧に接客してくださ
りましたし、気持ちよくお買いものをすることができました！バイトさんらしき方はまだ商品知識に
乏しいのか、内容について質問しても、パッケージ裏面にある原材料表示を見ながら～な程度の
ことしか話せない方もいらっしゃいましたが、それでも一所懸命対応しようとする姿勢が見られま
すので、とても好印象です♪今後、もっともっとステキなお店に成長されることでしょうね。また近く
まで出かけた時には立ち寄らせていただきたいと思います。ガナッシュやプラリネも買って帰りた
いですし、チョコレートとはまったく関係ないですが、サンドウィッチやブリトーの販売もあって、どん
な感じなのか気になっていましたから。これからの季節、ホットチョコレートも良さそうですね♪