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Pino Noir
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Pino Noirさんの他のお店の口コミ
店名 |
祇園 大渡(おおわたり)
|
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
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2021年Silver受賞店
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2018年Bronze受賞店
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2017年Bronze受賞店
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日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-551-5252 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
河原町駅から12分 祇園四条駅から519m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥30,000~¥39,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
8席 (カウンター8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
ホームページ | |
備考 |
【夜】 15000円 |
初投稿者 |
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こちらも祇園ではかなり予約の取れなくなってしまった超有名店です。
カウンターのみの八席、昼間の営業はされておらず夜の二回転です。
大将の大渡君はいつもニコニコ、愛嬌たっぷりの面白い人ですが出してくる料理はどれも超がつくほどの一級品。
器も良いものを持ってます。
基本構成は王道のクラシックな懐石料理ですが、所々に忍ばせた遊び心とセンスがたまりません。
私見ですが、この料理に対するわずかな遊び心という匙加減においては京都の和食会ではこちらと京天神野口さんがずば抜けた感性をお持ちですね。
少しずつバージョンアップを繰り返している彼の料理ですが、今年の四月のお品書きを抜粋させていただきます。
先付けは春らしい鯛の白子のムース、菜の花の微塵切り乗せ。
丁寧に裏漉しした鯛の白子の濃厚でまったりとしたムースに菜の花が良いアクセント。
邪魔する事の無いとろみを効かせた出汁の塩梅も完璧です(これは今年初見参)
蛍烏賊と素焼きしたホワイトアスパラガス、木の芽味噌和え。
この時期のホタルイカは定番中の定番ですが、素焼きしたアスパラの甘さの引き立たせ方、木の芽味噌のバランスは流石です。
塩漬けした桜の葉で包んだ赤飯と甘鯛。
これも出汁加減が素晴らしい一品。
甘味は殆ど感じられないのですが、そっと寄り添うように素材を引き立たせる出汁具合は彼の真骨頂の1つですね。
椀物はタイラギ貝の真丈、千葉県産の蛤と。
蛤自体が出した塩味が少し濃いめの一品でしたが、大阪のそれとも京都の出汁加減とも違う彼の出汁の引き具合はやはり素晴らしいですね。
造り里はシンプルに鯛。
今年からほとんど熟成させてない物に変えたとの事ですが、熟成と活かり具合のバランスを模索されているご様子。
そして塩、スダチ、雲丹醤油でどうぞ、との事ですが、この雲丹乗せは半端ない美味しさです。
雲丹をアクセントに上手く使ってくるのは京天神の野口君も共通するところですね。
鯛の子をちょっとお酒の肴に・・・。
この煮立たせ具合は白眉。
最近では祇園のもりわきさんもそうでしたが、焚物のレベルが尋常ではないですね。
そしてこれもこの時期の名物、若竹煮。
筍と煮炊きする事で若芽がトロトロになるんです。
この淡い出汁の引き方、若芽の煮方、竹の子の芳醇な香り。
全てが完璧でした。
焼物は桜鱒の焼き物。
予め、桜のチップで燻製香を付けて皮目をパリッと焼き上げてくるのですが、どうしてこうもしっとりと焼き上げられるのか・・・。
この辺は安久の上田くんと切磋琢磨されてるんでしょうね、きっと(笑)
味も勿論文句無しの出来栄えでした。
最後の小鍋はこれも大渡君のスペシャリテ、ノレソレの柳川鍋。
普通はこの時期、白魚で頂く一品なんですが、確かにノレソレの方が美味しい。
初めていただいたときは驚愕でした。
秋に栗を薄く削ってチーズに見立てる料理をだしてくる等、こういった型破りな彼のセンスは祇園でも随一でしょうね。
〆に炊き立ての飯と漬物が出てくるのですが、お奨めは大渡特性TKG。
彼の作った特製の醤油とも相俟って格別の美味しさです。
行かれた際には是非ご注文を。
大渡君は身1つで京都に来られてなんの伝手もコネも無くお店を始められたのですが、既にこの繁盛具合。
しかし、彼の凄いところはその評判に胡坐をかくことなく、常に料理とちゃらけながらも真剣に向き合っている事でしょうか。
数年前に東京の溜池山王にある超絶有名店、松川に彼が勉強の為に料理を食べに行った際、松川君のセンス、技法に脱帽し自身の料理、構成を全部一から見直した程の努力家でもあります。
CPも素晴らしく、この価格でこれだけの品質、レベルを維持しているのも大したものですね。
今では半年以上先まで予約の取れないお店になってしまいましたが(涙)、そんな彼の料理は一度は食べてみる価値がありますよ。