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「多・大・濃」のビストロ 『ガスパール』
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://oishiikansai.com/cuisine/french/gaspard/gaspard.html
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いさを☆
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店名 |
閉店
ガスパール(Gaspard)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
四条烏丸交差点より西へ進み、新町通り(二つ目の信号)を北へ。通り左手です。 烏丸駅から359m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
個室 |
無 |
---|---|
駐車場 |
無 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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京都でトップクラスの人気を誇るフレンチ『ガスパール』。壁の色など、内装は大阪の『大西亭』に近い印象を受けます。看板には「フレンチ・プチレストラン」と書いていますが、料理はビストロそのもの。2号店の『ガスパールZINZIN(ザンザン)』の方が、よりビストロに近いらしいです。
こちらはコースのみで、ランチは2800円~、ディナーは3700円~。今回はディナーの4900円のコースです。メニューには前菜2品+魚+肉+デザートと書かれていますが、実際にはこれにアミューズとグラニテ、プティフールが出てくるので、計8皿のボリュームになります。しかも、1皿1皿がとても多い。男性・女性問わず、3700円のコースで十分だと思います。
料理はすべてプリフィクス。前菜(冷・温)・魚・肉、それぞれ約6~7種類から選べるようになっています。ですが、その前にまずはアミューズのグジェール。クリームチーズを使ったプチシューですね。これが出てきた時点で「おぉ、アミューズが出る」と嬉しくなりました。
さて、ここからはチョイス。まずは前菜1に”ほろほろ鳥とフォアグラのテリーヌ りんごのジャム添え”。フォアグラがもう少し入っていると嬉しいが、この値段ですし、それは贅沢というもの。鳥肉の歯ごたえもちょうど良く、なかなか美味。ただ、野菜にドレッシングがかかりすぎているのはマイナス。りんごのジャムも粗いので、もう少し丁寧さが欲しいかな。
次は前菜2。”海老の香りいっぱいのオマール海老のスープ”なのですが…。これがツラかった。まず量が多すぎる。この半分、いや、この濃厚すぎる味なら1/3でもいいくらい。せめて食感を変えるものでも入っていれば、途中で飽きることもなかったかと思います。
気分を変えて魚料理。スズキのポワレです。これは量も普通で、味も普通。もう少し魚の皮目がパリっとしてれば、なお良かったですが、じゅうぶん許容範囲。ソースも重くなく、さわやかな味で気分も回復。おいしくいただきました。
続いてはグラニテ。この値段でここまで出してくるのかと驚きますね。カンパリとグレープフルーツのシャーベットです。これで更に気分回復。ただし、おなかはすでにいっぱいいっぱいです。
最後にメイン料理。選んだのは”ウズラ・ミンチ肉とフォアグラのパイ包み焼き”。これまたデカい。やはり少量食べるにはいいのですが、ここまで食べてきた後でこれはツラかった。と言いつつ、半分以上は食べましたけど(笑) パイ部分はおいしかったのですが、肉の味はもう少し上品な方が好きです。
デザートには名物・グレープフルーツのプリン。またデカい…が、甘いものは別腹。グレープフルーツの酸味と、主に苦味が面白いプリンです。甘くて濃厚なだけのプリンが多い中、こういうのもいいですね。
最後に飲み物。コーヒーor紅茶。そして何とプティフールが出てきます。しかもメレンゲ、フィアンティーヌ、タルト、ショコラの4種も。それぞれおいしかったです。
さて、ご覧のように料理は「多・大・濃」という文字に集約されます。とにかく皿数多いし、一皿が大きくて濃い。まさにビストロの典型のような料理。しかし、こちらのサービス、というかお店はレストランなのです。たとえば、マネージャー氏はとても目が利く。デザートのときに飲み物がなくなったので「水が欲しいなー」と思って目を合わせると、「お水でよろしかったですか?」とお水を持って飛んできました。心を読まれてるのかと思ったくらい。
また、このマネージャー氏、常にレディーファーストです。着席も注文も「女性の方から」と。僕的には「お主やるな」という感じですが、慣れてない男性は注意してくださいね。レストランではレディーファーストが常識ですから。それなのにこちらはサービス料は取っていないのです。「代わりにバター代として300円頂いています」と。いやいや、エシレのバターって、普通に買っても300円しますけど(笑)
さらに、この方に「量、多いですよね?皆さん食べきれるんですか?」と聞いたところ、「だいたい3700円のコースを召し上がられますね」という答え。各飲食店が客単価を上げようと必死になっているのに、あえて客単価の低いコースをすすめる姿勢。この値段でこれだけの皿数を出したり、紅茶もちゃんと茶葉で、それもフレーバーティーを含めた4種用意。こんな経営姿勢を持っている店はそうそうあるものじゃありません。料理は僕の口にはあまり合わず、3割くらい残してしまいましたが、このお店が人気な理由はわかりました。3700円のコースなら、もう1回行ってみてもいいかなと思えます。お店を出るときにはとても幸せな気分でした。