WデビューはLa Jhyoさん : オールデイダイニング　ラジョウ

以前からずっとひとり食べ放題というものに憧れていて、
また、食べログさんにてレビューをすることにも挑戦してみたいと思っておりました。
というわけで今回、京都センチュリーホテルの「オールデイダイニング ラジョウ」さんにてひとりビュッフェに挑んできた感想をここに記させていただきます。


料理・味 ★★★☆☆(3.5)

高級ホテルだけあって美味しかったです。
でも、ところどころ気になる点がございました。

└料理系
　今月の目玉はステーキとアクアパッツァだそうです。
　ステーキは焼き立てを提供するタイプなのかと思っていましたが他の料理と同じくお皿に盛ったのを自分で取るタイプ。
　なので熱々！　というわけにはいきませんが、私にはこちらの方がありがたいです。
　でも、小さめに切り分けられているので、食べごたえはなかったかな。お肉そのものは柔らかくてGoodです。
　ソースが何種類かありましたが、何もつけずそのままが一番好きでした。
　アクアパッツァ系は全体的に美味しかったです。たけのこ入りのものが特に良かった。
　冷たい系のお料理は印象もお味も薄め…。潮鯛のカルパッチョは味がない、と感じるほど。
　お気に入りはグラタン！　こちらは日替わりのようですね。ニョッキとトマトのグラタンでしたが、ニョッキのもちもち感とチーズが絶妙にマッチしていました。

└デザート系
　季節柄、苺がメインです。全種類美味しかったのですが、何度も取りには行きませんでした。
　アイスは注文するタイプ。なので何となく恥ずかしいやら申し訳ないやらで、たくさん種類があったにも拘わらず、２回で５種類しか食べてません…あれ、それでも多い？　とにかく、自分で取る形式が良かった。
　選んだのは紫いも・白桃・ぶどう系のシャーベット(名前失念)・スイートポテト・さくら。
　どれも美味しかったです。特に良かったのはスイートポテトとさくら。どちらも、素材の味を活かしつつ濃厚に仕上げた、ハイレベルなお味でした。

└パン
　基本ハード系のパン。ホテルって柔らかいパンのイメージだったので、意外でした。ウェイターさんが焼き立てのものを席まで運んでくださる形式。ですが、焼き立て感はさほどでした。アイスと同じく、セルフの方がありがたいと思いました。

└料理の種類・量
　それほど多くはないです。なので、頑張れば全種類制覇も可能かな、と。私自身、サラダ系の一部とアイス以外は一通り食べることができました。
　あと、お子様が多かったのですが、お子様向けのメニューは本当に少なかったです。お子様が喜びそうなものといえば、ポテトコロッケやグラタン、アイス、一部のデザート(デザートの多くにアルコールが含まれていました)くらいしかなかったです。


サービス ★★★★☆(4.0)

ここもやっぱりホテルですね…
もしかしたらひとり利用の私を内心ではバカにしていたかもしれませんが、少なくとも顔には出てなかったです。
私が、とまどいながらも受付？のお姉さんに、「ひとりでも大丈夫ですか？」と伺ったところ、「もちろんですよ！　ありがとうございます。」という旨のことを仰ってくださいました。関係ないですが、美人でした。
ひとつだけ残念だったのは、アイスコーナーのお姉さん。私ではなくて、小さなお子様が「すみませーん！」と何度も呼び掛けているのに、「少々お待ち下さい」の一言だけ…
子供が苦手なのは仕方ないとは思いますが、もうちょっと優しく返事をしてあげたらいいのに…


雰囲気 ★★★☆☆(3.5)

└内装
　「新しい！　綺麗！」というものではありませんが、歴史を感じる、重厚な建物でした。店内はやや暗め。
　景色は一切見えないので、夜景デートなどにはおすすめできません。

└客層
　二人組を中心とした客層ですが、小規模の団体さんなどもいました。ひとりは私だけでしたが、客層的な意味でいうとそこまで居心地の悪さは感じませんでした。
　前述の通り、意外にもお子様連れも多く、騒ぐ子も中にはいましたが…我慢できないほどではありませんでした。
　それよりも腹が立ったのは、20代後半くらいのカップル。私が料理を取ろうとしているのに、「すみません」も言わずに写真を撮り始めたり、料理の前で立ち話をしたり…
　無理矢理良い方に解釈するとすれば、そこまで気を張らなくても大丈夫な場所、というところでしょうか。


CP ★★★☆☆(3.0)

ランチで2900円。決して安くはありません…
でも、「損した！」とは思わないので、こんなものでしょうか。


総合 ★★★☆☆(3.5)

値段的に「どうしても再訪したい！」とは思えませんが、機会があれば来たいです。
とても満足…ではあるのですが…私には、大衆食堂などの方が向いていると思い知らされました(笑)
たまにはいいか、こういうのも。
ひとりでの挑戦を考えている方は、勇気を出してみてくださいね！


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご馳走さまでした。