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やっぱりモツが好きさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
菅乃屋 上通店(すがのや)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、郷土料理、馬肉料理 |
住所 | |
交通手段 |
市電「通町筋駅」より徒歩1分 通町筋駅から67m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
73席 |
---|---|
個室 |
有 (6人可、20~30人可) 個室は完全個室ではなく、半個室となります。 6名様用の個室に関しましては、3名様以上でのご案内となります。 予め御了承下さいませ。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 専用駐車場・提携駐車場はございません。公共交通機関または周辺の有料駐車場をご利用下さい。 |
空間・設備 | オシャレな空間、カップルシートあり、カウンター席あり、ソファー席あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2003年5月14日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2,308文字★
東京から熊本に旅行で来ております。
熊本の人に菅乃屋に行くと言うと、あんな高級店に行くのかと言われます。
東京の高級店と比べると大して高くはないと思うのですが、
現地の相場からすると確かに値段は高いのかも知れません。
しかし観光客としては旅先でお店選びに失敗したくありません。
生肉や馬肉が食べられない人は論外ですが、
こちらは値段は高くとも間違いなく美味しいお店と思います。
接客やお店の雰囲気も問題ありません。
菅乃屋は熊本県内に何店舗か飲食店を出店していますが、
こちら上通店の店内が一番高級感溢れていると感じます。
座敷や個室に夜景を眺められるカップルシートもあります。
様々なシーンで利用できるお店と思います。
祝日の開店16時半から予約無しで訪問。
すると本日は予約で満席とのこと。
熊本人が高級店と怖れる価格設定ながらも相変わらず安定した人気です。
予約時間までの短時間利用ならということでカウンター席に着席。
飲み物は地ビール火の国(700円)を注文。
熊本地ビールの生ビールです。
ジョッキではなくグラスでの提供ですが、
菅乃屋に来たときは定番のドリンクとなっています。
球磨焼酎をはじめ焼酎のラインナップも豊富なのですが、
今回はビールだけで楽しみました。
キリンクラシックラガーの中瓶が650円となります。
先付けの小鉢(525円)として、春菊ときのこの白和え。
良い味をしています、さすが熊本を代表する高級飲食店。
料理はやはり馬刺しを注文するしかないでしょう。
7種盛合せ(3,150円)を注文。
特選馬刺し(2,940円)、霜降り馬刺し(2,520円)、上馬刺し(1,890円)、
タン刺し(1,370円)、ロース刺し(1,260円)、フタエゴ刺し(1,160円)、
心臓刺し(840円)、コウネ刺し(840円)の少量ずつの盛り合わせ。
7種と言いながら8種類の馬刺しを楽しめます。
特選、霜降り、上、ロースはそれぞれサシの入り具合が異なります。
マグロで言えば特選は大トロ、ロースは赤身。
値段が高いほどサシの入り具合が見事で肉が口の中でとろけます。
ロースの上質な赤身も脂は少ないですが肉の旨味がたまりません。
フタエゴはバラの部分ですがサシと赤身が分離しており、
白い脂の中に赤身がサンドされている状態。
霜降りの部位より歯応えがある部位のため値段は安いようです。
コウネはタテガミの脂の部分で脂身オンリー。
タン(舌)、心臓とモツ系も入っています。
むつ五郎や五郎八といった高級店は馬刺しをルイベで提供しますが、
こちらは常温に近い状態での提供。
好みもあるのでしょうが、個人的にはこれが最高に美味しいと思います。
醤油は九州の甘口と普通の醤油を準備してあり好みの味で楽しめます。
肉刺しには甘口の醤油のほうが合うと思います。
馬肉を寿司として食べる場合は普通の醤油のほうが美味しいですが。
盛り合わせには入らないレバー刺し(1,260円)も注文。
牛は法的に禁止となりましたが馬のレバー刺しは合法。
それだけ馬刺しは肉刺しの中でも安全性が高いのです。
独特のコリコリ食感と濃厚な旨味を楽しめる馬レバーはやはり美味。
熊本旅行の楽しみの1つは馬レバ刺しと言っても過言ではありません。
メニューを見ると串焼きもあるようです。
東京でモツ焼きをよく食べている自分としては、
これは注文しないわけにはいきません。
ホルモン(1串370円)、タン(1串450円)、上ヒモ(1串380円)、
ハラミ(1串320円)と4串注文。
東京のモツ焼き(豚)の3倍ぐらいの値段です。
竹串ではなく鉄串で焼かれてて到着します。
ホルモンにはやはり馬特有の臭みを感じます。
これは東京で半値以下の豚テッポウ串のほうが安くて美味しいです。
コストパフォーマンスという点では全体的にどれも値段は高め。
とはいえ熊本ならではの貴重な経験です。
馬のモツ焼きを食べられる機会はなかなかありません。
やはり菅乃屋は焼き物より生食だと、桜肉のユッケ(840円)を注文。
何とスプーンに乗った状態で登場したユッケ。
タレをかけて口の中へ放り込みます。
ユッケもレバ刺しも自由に食べられる馬はやはり素晴らしいです。
肉の味は牛よりは少しアッサリしている印象を受けます。
牛ならではの濃厚なユッケやレバ刺しも懐かしくなります。
〆はコウネ軍艦(680円)。
海苔を巻いた酢飯にクラッシュしたコウネを乗せるというアイディア寿司。
まだ菅乃屋でしか見たことのないメニューですが、
以前からのお気に入りメニューです。
前は銀座通り店だけのメニューだったはずですが、
今は上通店でもレギュラーメニューとなったようです。
何年か前は上通店の料理人に特別に作って貰った記憶があります。
寿司のネタが馬の脂身だけという奇特な軍艦巻き。
しかしこれが抜群に美味しいです。
バターライスを美味しく感じる人なら多分これも気に入ると思います。
熊本ならでは、菅乃屋ならではの楽しみと言える逸品。
先付け以外全て馬メニューを堪能し、本日は早めに退散。
馬刺しの美味しさは相変わらずです。
熊本のみならず日本でも菅乃屋の馬刺しはトップクラスではないでしょうか。
空港やデパ地下、通販でも買えますが、実店舗で食べるのが一番美味しいです。
熊本を代表する飲食店とも言える菅乃屋。
値段は安くないですが、その味に間違いはありません。