麺屋 なかひら　全部のせらーめん1,800円　高知市 : なかひら

2013.04.29Monday麺屋なかひら　全部のせらーめん1,800円　高知市0

PostedbyムシマルブログランキングNo.1とある祝日。
麺屋なかひらに行く。なにがなんでも行く。

お目当ては、こちら。
「男なら一度はチャレンジ！」赤味噌全部のせらーめん1,800円。

応。チャレンジするとも。

発端。ムシマルはこの存在を、先より前より知っていた。

サインファクトリーさんのブログなどで麺屋なかひらにすごいラーメンがあると知ったのです。
でも、それをブログで見たのはイベント上の、さらにスペシャルにされた特製メニューではありました。
ではその実はどうなのか？イベントだけのメニューじゃなくてふだんから供してるのかと悶々とした日々を過ごす。

その迷いを晴らすための今この場であった。あった。よかった。

さあ注文。全乗せでお願いしまーす。

何が乗ってくるんだろう？カツとか乗っているのはブログで見たんだよなー。
今はどうか知りませんが、なかひらのツイッターだかブログだかではまだ完食者が5人しかいないとか。2012年夏くらいの記事だったような。
今は何名くらいいるんでしょうかね？

しばし待つ。割と混雑の店内カウンターで、時刻は12時過ぎ。
といっても、待つこと10分くらい？

きた。あー、ああっつああー。

あきらかに器と具の量が統率がとれていない。
血迷ったかこいつ。
応。全部乗せに関わるもので血迷うちょらん者は一人もおらんき。

落ち着け・・・・・・
心を平静にして考えるんだ・・・・・・

落ちつきました。

なるほど。トッピングを全部のせってことか。すごいなあ、これ。汁とかまったく見えませんね。
もしスープ入れ忘れたとしても、しばらく気づかないボリューム。

この時点で見えるのは厚切りのチャーシュー3枚。カツ1枚。コーン。煮タマゴ。
あと、この茶色い中央のは・・・？ひきにく？そしてちょっと珍しい、じゃこ天。

検分に入る。
まず調査するなら、やはりこれか。目立つチャーシュー。掌の下から指先までくらいの大きさ。
横角度。つまりはそれは厚さの検証で。ムシマルの小指の第2節と第3節の間くらいの幅がある。
ムシマル以外はあんまりわからないたとえ。

もぐ。これはなかなか。
プルプルの脂身部分もありつつ、ほぐほぐのすじというか肉の部位もあるのでちゃんと後味が残る。
食いでがある、満足できるクラスのチャーシューだ。

深く汁に侵入する箸。進入角は実に70度。
手応え。
やっと麺を発掘。

縮れ麺である。よく汁と絡む感じ。好みのタイプ。何がって、麺だ。
あんまりつるつるで弾いてしまうやつよりは馴染むタイプの方が好ましく思います。

汁。のむ。ずずずび。濃厚。おいしい。
何がどうおいしいとかはムシマルは語る舌を持たぬが。

検分再開。あれ？なす天もある。珍しいね、ラーメンに茄子天プラ。なす天大好きムシマル。
前世はナスとなんかあったんだろうなあ、思ってもないことを適当に書くムシマル。
ナスは、この全のっけがお肉多めなのでその付け合せというか口直しにいい感じ。

さらに下からけっこうなもやしやキャベツも発見。うーん、なかなか多層構造。
コキュートスまでありそうです。

お、これは担々麺のひき肉みたいな中央の茶色いやつから、お魚感を感じる。
これはきっと、メニューのトッピング項に書いてあった「かつお味噌」だ。
なかなかうまい。ごはんにも合いそう。

麺の味もこれで変化する。万物は流転するんだなーとギリシャっぽいことを思う。

店主からお声をかけられる。「完食できそうな感じですか？」
「がんばります」
今ムシマルが答えられることはそれのみ。いけそうな気はするが、油断はできない。
膨満感に襲われるとペースが落ちる。襲われないよう頑張る。自衛。

その努力が報われて、麺完食。具も大体制覇。

うむうむ。ぜんぜんいやさを感じないまま、（義務感に駆られての無理さを知らないまま）完食できそう。

しかし、具が多いな。現在チャーシューやカツといった具だけ残っています。

替え玉をすることもできるらしいけれど、それには汁と具と何よりお腹が微妙。
汁もちょこちょこ飲んじゃったし、最初の3割程度しかないや。きっとだいぶ具が汁を吸っちゃったであろう。

満足度はじゅうぶん。もぐもぐ。
完食。

支払い時、店主に
「けっこう簡単に完食されましたね、どうでしたか」
「いやーでも、お腹いっぱいになりました」
「でも世の中にはあれを2個行く方もいらっしゃいますよ。ぜひチャレンジしてください」
そ、それは。
うーぶるぶる恐るべしと思いながら帰る。