リーデルのグラスでグラスワインを！ : レッセンツァ 葉山

以前同じ立地で営業されていたお店を私が初投稿したところ、あっという間に閉店してしまい結構落ち込みました・・・それからこちらのお店が新しくオープンしていたのは知っていたのですが、中々足を運ぶ気になれませんでした。

ある日、以前葉山を案内して葉山を好きになりつつあった都内在住の友人から「また気晴らしに葉山に遊びに行きたい」とリクエストをされたので、どこに行こうか？考えました。

以前はランチ＝イル・リフージョ・ハヤマ→食後のお茶（私はワイン）CABANを回ったコースをエラく気に入ってくれたので、海と山が見える葉山らしいお店というロケーションを色々探しました。

逗子駅から海岸通りを通るバスを使えば、逗子海岸〜葉山マリーナ〜ラマールデ茶屋の洋館〜海を楽しめるので、その道沿いで考えた所、こちらのお店に辿り着いたのでした。

ロケーションが間違いない事は勿論知っていまたが、味も知らないお店を紹介するのは良くないと思いある平日１人でディナーに行ってみました。

初めてのお店、１人で入るのは非常に勇気がいったのですが窓から店内を覗く事ができるので（怪しいおばさん？）入りやすそうな雰囲気に引き寄せられるように入店。

スタッフの女性は私が気後れしない（笑顔過ぎない、気さくでさり気ないサービス）対応で席に案内してくださったので「ホッ」。

以前のお店は地中海風で白をメインにした内装が十分素敵だったのですが、こちらのお店はとっても洗練されたイメージで、前にあったお店とは全く違う大人な空間を感じました。

お客様も私以外は大人なカップルが２組。

どのくらいのコスパか分からなかったので、まずグラスのシャンパンだったかカヴァだったか？を１杯注文し、アラカルトで前菜２品、を注文。グラスシャンパン（カヴァ？）を飲みながら前菜を待っていると、何とグラスがリーディルではありませんか！

期待値が上がりつつも、ちょっと恐怖を感じました・・・都内のワインバーならまだしも・・・１杯千円ちょっとのドリンクにリーデルを使うなんて・・・大胆な！

いや〜でもリーデルのグラスで飲めるなんて幸せ！

調子に乗ってグラスの白ワインを注文、前菜１品目はクレソンとシラスのサラダ、見た目には小ぢんまりとした上品な盛りつけで「２口？」と思ったのですが、ハーブの使い方と食感で視覚、味覚、嗅覚、食感、どれも満足な１品にちょっと驚きました。

グラスの赤ワインを注文。２品目は確か牛肉のカルパッチョだったと思うが、こちらも小ぢんまりと上品な盛りつけに絶妙な赤身加減で私はあっと言う間にこの店のファンになってしまったのでした。

この日は携帯を忘れ、写真が撮れなかったのは残念。

しかし、いずれのグラスワインもリーデルのグラスで提供してくれるので、満足この上なかったです。

その10日後くらいに都内在住の友人＋うちのダンナと３人で予約してランチに伺いました。

お昼はランチコースのみのようで、コースは２種類のみ。
2,000円のコースは◎冷菜　◎温采　◎パスタ　◎デザート　◎食後の飲み物
3,000円台（正確な金額を失念）のコースは＋肉又は魚料理が１品ついてくる

取り敢えず2,000円のコースを１人と3000円台（正確な金額を失念）のフルコースを２人注文し、パスタとメインは３人でシェアする事にしました。

パスタは本来ならば一人１品ずつ（＝３種類）選べる所ですが、「皆でシェア」をするのであれば２種類で３皿ずつの用意ができるが、１人ずつ１種類を注文すると種類は食べられるが３人でシェアする量に満たないとのことで、３人で２種類をシェアする事にしました。

そのシェアした１人分の量が写真の通りなのですが、少な過ぎないくらいの丁度良い量でした。心配りが嬉しいですね。

しかし、意外な事にメイン料理が来る前に３人ともかなり満足だったのにはちょっと驚きました。

話に夢中になり写真は撮り忘れてしまったのですが、メインには湘南豚と鶏肉（いや、鴨だったか？）を注文したと思ったのですが、
３人で「食べきれないかも〜」と言いながら食べたのでした。

もちろん、メインもとっても美味しく頂いたのですが、それまでの前菜とパスタがめちゃくちゃ美味しくて、正直メイン料理はあまり記憶にありません。ちなみにメニュー表記にもありますがパスタは自家製だそうです。

デザートもクレームブリュレのようなプリンで表面はカリッ、中は滑らかクリーミィーでめっちゃくちゃ美味しくて、最後まで手を抜かない姿勢があっぱれ！とその日一緒に食べた友人、ダンナも皆同意見でした。

葉山にもう１つ素敵なお店ができて、ますます葉山を好きになった１日でした。

今度は夜のコース料理を堪能してみるつもりです。