横須賀中央の気取らず美味い天丼❗これ以上流行らせたくないなぁ。 : 天丼の岩松

○2016年12月再訪
師走最初の日曜日。前回と同じく、神奈川フィルコンマスの石田泰尚のバイオリンコンサートを聞きに横須賀芸術劇場へ。ランチは家族のリクエストで岩松へ(^^ゞ

正午前で約６人が外待ち。それでも１５分程で先ず２人が入店。５分程して私も合流。注文は、私が穴子丼@1000円、妻が岩松丼@800円、息子が天丼@550円。

穴子丼は、金沢区小柴漁港で上がった穴子が２本そびえ立っている…予定でしたが、残念ながら引力には逆らえず、提供直後に折れ曲がってしまいました(笑)まぁ、味は変わらないので、滋味たっぷりの穴子ちゃんを揚げたてをガブリ…美味い❗(*´∀`)♪

穴子２本の他は、椎茸、大葉、カボチャ、レンコン、かき揚げと具だくさん。たっぷり、お腹いっぱい頂きました。かき揚げ周辺は、ややタレが多くてしょっぱかったけど、まぁご愛敬の範囲…(^^;
総じては美味しく頂きましたよ♪

そう言えば、お店が何だか小綺麗になっていたし、テイクアウトも出来る様になっていました。あんまり流行らないでね…(笑)→また来ます。ご馳走さま！

○2016年4月初回訪問
伺ったのは連休４月の最終日。家族揃って横須賀芸術劇場で神奈川フィルのコンサート。コンマス石田泰尚の切れの良いバイオリンも好きで応援しています。午後３時の開演まで時間もたっぷりあるので、ひと駅足を伸ばして横須賀中央でランチ。久し振りに「天丼の岩松」に伺う事としました。

雑多な横須賀中央の街も再開発で大分綺麗になりましたねぇ。でも、慣れない家族は米軍関係者の多さ、どぶ板通りの独特の雰囲気などまだ珍しいみたいです。ちなみに、駅前「餃子の王将」にアメリカ人家族が何組も行列をなしていたのはびっくりしました(笑)

さて「天丼の岩松」は、約７年ぶり位の訪問。到着は昼を少し外した午後１時前でしたが、流石に店内は満席で外に３人待ち。「準備中」の札が出っ放しで、一瞬ドキッとしましたが、時間も昼時、外待ちのお客さんも平然と並んでいらっしゃいますから、それに倣います。外にまで美味しそうな天ぷらの匂い(*^^*)

結局２０分ほど待って店内へ。良い匂いが刺激されてお腹もグ～…。その間にも私達の後ろに６～７人の行列が出来ていました。

店内はカウンターのみの７席ほど。調理はお母さん、配膳の女性の二人で切り盛りされています。狭い調理場は途切れない注文を黙々と捌くって感じでした。配膳のスタッフさんは可愛らしいお嬢さん。まだ慣れないみたいで、間違えない様に対応するので手一杯。お母さんは目配りしつつも基本は調理に没頭。お客さんはただ静かに待つ…。
まぁ、愛想を売り物にするお店ではないですが、唯一そこの点だけは、微妙な空気感だったという事だけお伝えしておきます。

と、言ってもこちらは無敵の腹減ったぁ～！家族３人組。(￣▽￣)ゞ
忙しいお店の空気も読まずに海鮮丼、岩松丼、天丼、各味噌汁付き…それぞれバラバラの注文というチームワークの良さを発揮。更にビール追加、静かな店内で勝手に家族ネタで喋くるは、まぁ腹ペコに勝るものなしって感じでした(笑)

待つことおよそ１５分ほど、天ぷらを揚げる音が変わったなぁ…と思っていたらお料理が到着しました。
■海鮮丼800円→私
金沢小柴漁港で上がった穴子、穴子の骨、海老、イカ、カボチャ、れんこん、ピーマン、玉葱のかき揚げ
■岩松丼800円→息子
海老２匹、イカ、カボチャ、れんこん、ピーマン、玉葱のかき揚げ
■天丼550円→妻
海老、イカ、カボチャ、ピーマン、玉葱のかき揚げ
具材は家族の申告なので、過不足ありましたらご容赦くださいませ。

私は海鮮丼を頂きましたので、そちらの感想で申します。ひと言、美味い❗(*´∀｀)♪
天ぷらはサクッとした仕上がり。穴子はじめとした素材の地味がしっかり。イカも柔らか、カボチャや玉葱など野菜は甘い！タレは辛めでしっかり。
飾り気こそありませんが、申し分なく美味い。そしてこの値段。都心の半値でしょうか。

店を出た家族３人、美味しいねぇ～！声が重なりました。品の良い天ぷら店とはまた趣が異なりますが、忙しいながら丁寧に仕上げられて満足のひと品。たくさんの腹ペコさんに食べて欲しいのですが、正直に言えばいつまでも変わらずにこのままであって欲しい。そんなお店でした。
お母さん美味しかったよ、ご馳走さま！