[再訪] 1年ぶりの訪問！どでかいイカゲソがあって笑ってしまった : 純手打ち讃岐うどん 綾

信じられないくらい暑い夏の日曜日の昼、こんな日は「ひやひや」が食べたいと思い、綾を再訪。

しかし私は自動車を持っていない。自動車のない私がこの炎天下に「綾」に行くのは、さながら死を覚悟してシルクロードを渡る三蔵法師のように大変なのだが、その苦難の道のりについては書いてもあまり意味がないので、割愛する。

そして、お店についてもすぐに食べられるわけでもなく、炎天下の道路でずいぶん待たされるのだが、これもグダグダ書いても何ともならないので、儀式だと心に言い聞かせて待った。

そして、やっと店内に入れたところ、ちょうど、うどんが茹で上がったタイミング。ということは、次のゆでるタイミングの提供になるので、さらに15分待ちになりそう。それではと本格的に星のドラゴンクエストを始めようとしたところ、すぐに「ひやひやの大」が登場。どうやら、お客の出入りから、次に入店する人のタイミングでうどんを茹でていたようです。おー、素晴らしい。

先日、錦糸町の五郎でも「ひやひや」を食べて大満足だったけど、綾の「ひやひや」も「あたりや」の直系らしくガツンとしていて本当に美味しい。この固い麺が、本当に病みつきになります。うまうまと一気に食べすすめました。

あと、今回気づいたのは、どでかいイカゲソがありました。できる限り、藤原家さんのものを再現した（笑）のか、いい感じの大きさで、食べようかなと思ったのですが、結局、隣にあった、イカゲソの磯辺揚げにしました。これも美味しかったですよ。

宮前平からの移動時間とお店の前での待ち時間に比べると、一瞬で食事は終わってしまいましたが、大満足でした。しかし、私の戦いはこれからです。なぜなら、宮前平まで歩かなくてはならないのだから・・・。


2015年7月 これが噂の「綾」だ

高松市に、かつて「あたりや」といううどん屋さんがあった。私がその店のうどんを食べていたのは、1998年から2000年くらいのごく限られた期間だけである。その後、10年以上ご無沙汰している間にお店は閉店してしまった。

その店で修業した方が川崎にお店を出したと聞いて、はや10年。いつか行こうと先延ばしにして早10年。よっこいしょういちと重い腰を上げての訪問となりましたが、そんなに時間をかけていたせいか、お店からは厳しい洗礼が！！！

1日目
雨の土曜日。最寄駅から1.9kmの距離を移動して訪問するも「臨時休業」の文字が。ガーン。

2日目
雨の日曜日。最寄駅から1.9kmの距離を移動して訪問するも、またしても「臨時休業」の文字が。ガーン。

1週間後
炎天下の土曜日。最寄駅から1.9kmの距離を移動して訪問するとそこには行列が。やった！！！開いている。10人くらい待っていて、げんなりしたがやっとうどんが食べられる。

20分以上待って店内へ。メニューを見ると、おお、「じょうれんうどん」がある。まさしく「あたりや」だ。懐かしすぎるぞ。そういえば、私は「あたりや」では「ひやひや」しか食べたことがなかった。なぜなら「じょうれんうどん」は常連でないと注文できないメニューであり、あの恐ろしい店主に、自分がさも「常連」であることをアピールするような注文は怖くてできなかったのだ。なお、誤解のないように言っておくと、「じょうれんうどん」の「じょうれん」は、常連ではなく、特殊な形をした「ざる」のことであり、これは「ざるうどん」なのです。「じょうれん」と呼ばれる「ざる」があることは、今、恐るべきさぬきうどん3巻を読み返して気づきました。危うく、常連しか頼めないうどんとか書くところだった。危ない危ない。

さて、注文したのは「ひやひや（小）」と「あつあつ（小）」です。うどんを茹でるのは15分以上の時間がかかるので、出てくるタイミングはその時によります。5分くらいでひやひや登場。さっそくいただくと・・・あ、固い麺、「あたりや」だ！懐かしい味。

後年の「あたりや」がどんな麺を出していたかは知らないが、少なくとも2000年くらいの「あたりや」の「ひやひや」は固い麺だった。なので、香川県でも賛否両論だったのだが、なぜかこの麺がが癖になるのです。これが食べたくなるのです。その麺が首都圏でも食べられるなんて。

次に食べた「あつあつ」は「ひやひや」ほどの硬さはなく、程よい感じのうどん。初めて食べましたが、いい感じ。「つめたいん（方言）」のと「ぬくいん（方言）」のと、両方いただくのがいいですね。

口コミ見ていると、固いと書かれている人もいますね。もっともです。私も最初にそう思いました。でも、そんな方に「あたりや」のキャッチフレーズを残しておきます。「あたりや」の部分を「綾」へ読み替えてください。

一度じゃまだまだ

二度目で納得

三度食べたら そりゃ通だ

まぼろしの昔味 究極のうまさ

これが噂の あたりやだ