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タンタンメンを研究するものなら、必ず行かなくてはならない店☆タンタンメン第１６杯目
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タンタンメン（７００円）２０１４年３月
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
ニュータンタン 大師店
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
川崎大師駅から243m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
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|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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川崎発祥のＢ級グルメのタンタンメンの有名店であるニュータンタンメン本舗の大師店であった店です。同じ川崎区内の京町店が総本店でありながら、今は、系列店ではないというお店です。
訪問した理由は、タンタンメンを食べるためです。もちろん四川料理の「担々麺」でなく、川崎のタンタンメンです。
ニュータンタンメン本舗の看板メニューのひき肉・溶き玉子・唐辛子・ニンニクで構成されるパンチの効いたなタンタンメンです。
現在は、系列でないものの有名店の流れをくむお店なら、美味しくてしかるべきなのですが、レビューも少ないので、なおさら気になるお店です。
系列店であった時期（２０００年頃）に利用したことがあります。その頃は、ごま油が効きすぎる香りと一般的な中華料理店で使うようなやや細いちぢれ麺を使っていて驚いた記憶があります。
お店の看板は、電球の電飾は外され、中央部も真っ白なものに変更されて屋号の記載がありません。入り口横には、清涼飲料水の自動販売機が設置され、以前のメニューが目立たなくなっています。
店内は、レトロな印象。壁に貼られたメニューが哀愁を誘います。お店の端には、古い業務用のゲーム機が転がっています。もしかするととても価値のあるものかもしれません。
入り口付近は、カウンター席。奥にはテーブル席と座敷があります。テーブルと座敷には、ここが系列店だった頃、中華・焼肉レストランだった名残りの無煙ロースターがあったと思われます。それ隠すように中央部にトレイが置かれて調味料が配置されています。
メニューもニュータンタンメン本舗と同じものが多く、タンタンンメンと味噌餃子など特徴的なものが並びますが、コリヤンタン麺などというメニューもありますね。
いただいたのは、
■タンタンメン（７００円）
見た目は、ニュータンタンメン本舗のものとよく似ています。相違点といえば、ひき肉がやや粗挽きである点と、麺が太麺であるもののパスタのリングイネのような断面が扁平のやや平たい麺を使っています。
ひと口食べると、ごま油が香ります。ニュータンタンメン本舗では、ひき肉は炒めるよりも煮ることにより火を通しているので、ごま油を多用したりしません。ゆえにここのタンタンメンとは風味が異なります。
太くやや平たい麺は、以前に利用した際に食べた細いちぢれ麺よりは、確実に美味しく、ニュータンタンメン本舗に近いものですが、スープの味が絶対的に異なるので食べた印象は異なります。
スープの薄さが決定的な弱点となっており、全体的に旨みを感じることができません。ニュータンタンメン本舗は、鶏がらスープと思われていますが、牛のゲンコツにあたる部分包丁で叩いて割りそれをメインに出汁をとります。また、野菜も大量に入り複雑な味わいを出しています。単純に見えるスープですが、Ｂ級感のあるニンニクや唐辛子の強い味わいとのバランスを取るには相応の力が必要です。
ここのお店のタンタンメンの評価にもどりますが、ニンニクのサイズは、大きめに乱切りされているので加熱された後のほっこり感はいいですが、前述のスープの弱さゆえに物足りない印象です。唐辛子は、カットされたサイズも味わいもニュータンタンメン本舗に近いものですが、それだけでは味は完成しないようです。
食べログでニュータンタンメン本舗の系列店のレビューを読んでいて、たまに否定的な評価をみかけますが、「スープがお湯のようだ」と表現されることがあります。タンタンメンの味わいにおいて、スープが重要であることをこのお店から教えていただきました。
ニュータンタンメン本舗は、店主の独自性が許されるフランチャイズですが、各店の方にはスープ作りは基本どおりに手抜きなくしていただきたいと思います。