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店名 |
キッチン友(キッチントモ)
|
---|---|
ジャンル | 洋食、食堂 |
お問い合わせ |
045-431-1152 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線白楽駅西口 白楽駅から112m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
23席 (上記より席数を絞って営業中) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 六角橋パーキング(店で食事をして,サービス券をもらうと90分無料) |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1965年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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野口五郎さんの「私鉄沿線」という歌を、リアルで知っている世代というのも、アラフィフ以上となってしまったか。
最近の駅は高架化工事が進んで、あるいは都市計画で駅前広場を拡張しているから、歌に出てきたような風景は、かなり少数派になっている気がします。
横浜市内にある東横線の白楽駅は、典型的な私鉄の小さな駅。
改札口を出ると、路地のような狭い駅前通りには、小さな店がたくさん並びます。
ゆっくり進むクルマの脇を、大勢の人や自転車が行き交う。
花屋があるかどうかは別にしても、歌に出てきたような情景を彷彿させる街ですね。
そんな駅前通りから、狭い路地裏へ。
人がすれ違うのがやっとの道幅に、飲食店が肩を寄せ合います。
建築法規では再築もままならない、おそらく戦後由来の街並みなのでしょうが、これまたよくぞ今まで残っていたものです。
街の人気洋食屋「キッチン友」さんは、そんな一角にある、絵にかいたような路地裏の名店です。
ドアを開けると、狭いカウンター席。
キッチンで腕を振るうのは人の良い老夫婦。
カウンターは空席なのですが、幾分広い二階席を案内してくれます。
狭い階段を上がって行くと、テーブルの並ぶ懐かしい空間が。
メニューには、人気のランチが並びますが、これは一日中頼めるのだと。
有り難いことで、ならば一番人気だというメンチカツ(800円)、それに此処ならではのペデカツ(850円)を頼んでみましょうか。
暫くしてテーブルに並べられたのは、艶々の皿飯に若布の味噌汁。
そして平皿にこんもりと盛られた生野菜の彩りに、程よくデミソースがかかった揚げたてのカツ。
メンチカツは堂々2個だし、ペデカツにいたっては、そそり立つように盛りつけられてなかなか圧巻のボリュームです。
先ずはメンチカツ。
サクッとした衣を割ると、ふんわり柔らか。
先ずはナツメグの良い香りがフワーッと来ます。
かつて何処かで食した、懐かしい洋食屋さんの思い出がよぎりますね。
食べる度に極めてジューシーで、優しい口当たりです。
普通、メンチカツたるもの、熱々揚げたてならば一先ず旨く感じてしまうもの。
でも、此処のメンチカツは、味そのもの、中身そのもので直球勝負という感じの、最近あまりお目にかかれない上出来なものですね。
キャベツやトマト、それに青々としたパセリと、生き生きとした夏野菜もたっぷりで、栄養満点。
飯は、遅い時間の訪問なのに、しゃっきり硬めで艶々の炊き上がりに感服しました。
ペデカツというのは、要は薄切りの一口とんかつなのですが、一口どころか三口も四口もあるようなものが5枚も。
此処のご主人が名付け親のメニューだそうで、ペデというのは「ペティ」が語源だと。
口にすると自然に噛みきれる、とても柔らかな肉です。
ただ、こうも枚数があると、肉の総量が仮に普通のとんかつと同じにしても、衣の量は数倍にもなってしまうわけで。
歳をとると、悲しいかなそんなことが気になるわけです。
味噌汁は、鰹節で出汁をとっているのか、ひと口目には仄かな苦みが来て、ふた口目から程よいコクと香りに包まれます。
具は、若布等々簡単なものなれど、このちゃんとした出汁には、こういうシンプルな具が何故か合いますね。
1,000円に満たない、普段着の食堂価格。
昨年の消費増税でも、価格改定は便乗なく最低限だったようです。
なのに、メンチを齧れば立ちどころに判る、隅々まで手を抜かない、今どきない職人気質・・・・
今年で創業51年だというお店ですが、ご主人がいつまでもお元気であってこそ。
是非ともこの洋食の味も、そしてお店そのものの佇まいも、末永く在って欲しいものです。