昔ならどの街にもあった洋食店…美味しい！ : キッチン友

【2016.06.26再訪】
横浜で仕事があったこの日、またしても白楽駅界隈で昼飯を食って行くことにしました。こちらの店も毎回候補に挙がります。
この日は腹が減っていたので、以前に食べた「ジャンボランチ(1250円)」を再びいただきます。以前もレビューしていますので今回は簡潔に。
相変わらず昼飯時は大混雑です。私は偶然にも待たずに座る事が出来ましたが、後から後から続々とお客さんが入って来て、2階席まで満席になったようです。
私の注文はすぐに通りましたが、2階席で既に控えていたお客さんの注文が立て込んでいたらしく、提供まで20分近くかかりました。なので急いでいる時は要注意ですね。

肝心なお味はと言いますと…やっぱり美味しいです。そしてなにしろ凄いボリューム。
今回もお腹いっぱいいただきました＾＾


【2016.03.27再訪】
この日も仕事で横浜まで。最近横浜で仕事があると、白楽駅で途中下車して昼飯を食べるのが定番となってきました。この日は久しぶりにこちらの店へ。
13：15頃店到着。昼休み時間を過ぎているとは言え、この日は日曜日。多くの人が六角橋商店街に繰り出しています。なので座れるかどうか心配だったのですが…空いていました！カウンター席にお客さんはなし！この店では珍しいことではないでしょうか？しかし、私が着席してしばらくすると、続々とお客さんが入ってきて、大忙しになりました。タイミング的には素晴らしく良かったわけです。

この日は何を食べるか決めていました。洋食屋の定番中の定番メニュー「ハンバーグランチ(850円)」です。ライスを大盛にしてもらって+50円。都合900円であります。一日中注文できるランチがあるのはうれしいですね＾＾
この日はバイトと思しき若い男性が働いていました。配膳やお箸などのセッティングをしてくれます。ちょうど空いている時間に店に入ったので、今回はすぐに料理が出てきました。

メニューにあった通り、ハンバーグと白身魚のフライがセットになったものでした。ハンバーグのタネは間違いなくメンチカツのものと同じですね。ナイフを入れるとしっとりしていて、口に含むとナツメグの香りがふんわりと広がります。デミグラスソースの相性も良いです。
白身魚のフライもサクッと揚がっていて美味しい。流石ベテランの仕事ですね。

ご飯の炊き方が上手なところも嬉しいです。時々、せっかく料理が美味しいのにご飯で残念な思いをする店がありますが、この店は美味しく炊けています。なので大盛にする価値ありです。

この店は興味深いメニューが他にも沢山あるので、今後も横浜で仕事がある時は必ず昼飯の候補になると思います。


【2016.01.17再訪】
昨年末に初めてこの店を訪問したのですが、すっかり気に入ってしまった私。この日も横浜で仕事があったわけですが、その前に昼飯をいただきに再び訪問です。
店到着は12:40頃でした。日曜日なら学生さんも少ないのではないかと思ったのですが、意外に白楽界隈は学生さん風が多いです。今の学生さんは真面目な人は非常に真面目で、休みの日でも必要があれば研究室に詰めるのだそうです。私の時代とは大きく変わった…そんなわけで、こちらの店も若いお客さんが沢山。２階席には既に数人のグループが数組入っているようで、厨房内は大忙しです。たまたま私は座れましたが、後から来たお客さんは外で待たなければならなかったようです。流石人気店。今回はタイミングが良かった！

さて今回は何を食べるかですが、実は前回食べた時に気になっていたメニューに決まっていました。「ジャンボランチ(1250円)」です。このメニューは学生さんの間で人気のようで、多くの人が注文しています。全体的に価格控えめなこの店でこの価格。想像の通り盛りつけが素晴らしいのです。始め、ご飯を大盛りにしようかちょっと迷ったのですが、しなくて正解でした。隣に座っていた学生さんと思しき人が私の前に注文したのも「ジャンボランチ」だったようですが、ご飯が大盛りでした。そのご飯の量が半端ない！あれだけ食べたら確実に眠くなってしまいます＾＾；

注文が立て込んでいたために私の料理は15分少々待って出てきました。エビフライ、チキンささ身揚げ、ハンバーグ、ポークカツ、そして目玉焼きと付け合せのスパゲッティにサラダ。そこにライスがワンプレートに乗っかって出てくるわけですが、ライスは洋食店などでドライカレーやチキンライスなんかを出す時に使う型にみっちり詰めて提供されます。かなりの量。ライス大盛りはこれが２個分！恐らくライスだけで余裕の500gオーバーでしょう。
エビフライは小さめだけど、カラッと揚がっていて旨い。尻尾までカリカリいけます＾＾
チキンのささ身はフライではなく、唐揚げ風なものでした。薄く塩胡椒がされていて、そのまま食べることができます。アツアツで、脂身が少ないけど衣によって適度なボリュームが出ます。中のささ身はしっとりしていて美味しい。
ハンバーグは前回食べたメンチカツのタネと同じでしょう。フワッとナツメグの香りがします。デミグラスソースが予め掛かっていて、しっとり柔らかく焼けています。
ポークカツは薄肉ですが、これも衣はカリっとしているのに中はしっとり。揚げ物の仕上がりに熟練を感じます。

この日は近所の常連さんか？二人連れが昼間からビールを飲んで酔っていて、声がデカくて凄く五月蝿かった（何故か最近このパターンが多いorz）けど、料理は旨くて満足でした。この店では洋食店の定番「ハンバーグ」もいつか食べてみたいです。


【2015.12.06初訪】
横浜で仕事があったこの日、午後からの打ち合わせに備えて昼食を食べに白楽で途中下車します。白楽駅といえば、六角橋の商店街のラビリンスが有名ですね＾＾。こうした商店街は、新興住宅地にあっては大型店舗に次々に駆逐されていく状況にありますが、地元密着の暖かさと利便性があって実に良い雰囲気を作り上げています。末永く生き残って欲しいですね。
そんな六角橋商店街の中に、従前から一度食べてみたいと思っていた店があります。それがここ、『キッチン友』なのです。今まで何度か訪問を試みるも、定休日や臨時休業に当たってしまい、食べることができなかったのです。この日念願叶いました。

13：00頃店到着。店は相当に年季が入った外観。でも中は綺麗に清められています。お昼休み時間は既に過ぎていますが、大学が近くにあるこの商店街の飲食店は、そんな学生さんも多く利用しているようで活気があります。1階のカウンター席は3人ほどの女性単独客が食べていました。女性単独客が利用しているような店は、大抵安くて美味しいのでその時点で期待大です。私もカウンター席に案内されました。メニューを眺め、ちょっと迷いましたが、「メンチカツランチ(800円)」に決定。カウンター越しに店主にお願いしてしばし待ちます。
しばらくすると、学生風の6人連れが現れ、2階席に通されました。その後もひっきりなしにお客さんが入ってきます。流石人気店。後の方のお客さんは、相当に待たされる事になったと思います。店に入ったタイミングは絶妙でした。


ほどなくして出てきました私のメンチカツランチ。ナイフとフォークだけでなく、箸が用意されているのが嬉しいですね。予めソースがかかっているので、早速そのままかじってみます。アツアツです＾＾
多くの洋食店と同じように、ネタはハンバーグのそれと同じではないでしょうか。つなぎが少なめで、外側はカリっと仕上がっているのに中はしっとり。挽肉と玉葱のみじん切りに加え、幾種類化の香辛料…特にナツメグの香りが心地よい典型的な洋食屋さんのメンチカツです。とんかつ屋さんのそれとは一味違うのですね。ソースも甘すぎず適量がかけられていて、凄く美味しいです。

ワインビネガー仕立てのドレッシングがかかったサラダもシャキシャキで美味しい。
そして何と言ってもご飯の炊き具合が抜群なのです。日本人はやはりご飯そのものが美味しいと嬉しいものです。
写真には撮れませんでしたが、味噌汁も付いています。本当にふた昔くらい前まではどこの街にもあった洋食屋さんですね。その味噌汁はしっかり出汁が効いていてまた美味しいのです。
ノスタルジックで、そして今食べてもとても美味しいことは素晴らしいことです。

この店も今後、横浜で仕事がある時の昼飯の候補に毎回上がる事になると思います。
お店はこれまた年季の入ったご主人とその奥様と思しきお二人で切り盛りされていました。末永く店を続けて欲しいですね。