ウナギの黒炒飯ランチで１発ノックアウト♪ : 好好亭

さきほどはじめてランチに入ってみて、なんで今まで入ってみなかったのだろうと激しく後悔。

黒炒飯というメニューは食べログなどで見て知っていましたが、これまたはじめて。
だから他の黒炒飯のことは知りませんが、とても香ばしくてパラパラ。
そしてウナギが思いの外たくさん入っています！

よく、ひつまぶしに混ぜるくらいの小ささですが、ほわっというかトロっというか、鰻ならではの味と食感も十分に楽しめました♪
そして細かく刻んだ薬味のワケギが良いメリハリです。

そしてスープは普通のチャーハンスープではなく、ワンタンスープでした。
しかも量もたっぷりで、これだけ充実したスープをランチで出してくれるお店は、私には他に徳記くらいしか思い当たりません。
また３個入っているワンタンが美味しいこと！

そして私は元々あまり好きでなかった筈の、杏仁豆腐。
口に入れるまで、なくていいのにな…くらいにしか考えていなかったのですが、素っ気ない見た目の癖にクリーミーで美味！
これは私がこれまで中華街で食べた杏仁豆腐の３本指に入ります（他は、愛群と龍鳳酒家）。

これだけ見事なものをランチ（￥650）で並べられてしまうと、ランチ１回でもこういう評価にしないわけにいきませんねぇ～♪
あんまり気に入ったので、写真はサービスショットを加えておきました。
そう、食べ物を頂くのははじめてですが、お店の中には入ったことが・・・
ああああ、正体がばれるぅ～(^＿^;;

* * *

(2010.10.25)
先日夜に再訪、そして今日二度目のランチで、写真追加と追記。

つい先日の夜、余所のお店に行くつもりで通りかかったのだが、好々亭の前のサービスセットの立て看板に引っかかった。
メニューに載っていない、もちろんホームページにもない、立て看板だけにある選択肢らしい。

（たしかレタス）チャーハンか、お粥かの選択を聞かれ、チャーハンの方を選ぶ。
それに、蒸し物の点心１個ずつ３種と、ランチ同様の小さな杏仁豆腐で￥1,050。

夜にそんな安いセットで文句を言うのはなんではあるのだが、点心や杏仁豆腐は美味しいが、チャーハンが期待に応えてくれていなかった。
先日の、ウナギの黒炒飯はとても良かったし、変わりチャーハンの選択肢も時により多々あるようなので、判断は保留。
まあ余所のお店で、チャーハンがあまり良くないのを承知で高評価している場合もあるのだし…

そして今日は二度目のランチ。
これだけ他より高い￥850 の、海鮮XO醤炒めを選択してみる。

真っ先に出されたのが、ほうじ茶♪、ザーサイの小皿、そしていきなりお粥かと思えばそうではなくてスープだった。
先日のランチのワンタンスープのように大きくはない。
豆腐や白い根菜？が細かく刻まれているので、中華粥のように見えるが、中に細かな海老や多分貝類も入っていて、たいへんに美味しい♪
こんなタイプのスープを頂くのははじめての経験である。

メインの海鮮XO醤炒めだが、一口食べて「あれ、なんだっけ？」と思った。
中華的な味わいではない。
後になって気付いたのだが、最初囓ったのがピーマンで、そこへ全体に桜エビの香ばしさが効いているのと合わせ、私はしょうゆ焼そばの味を連想したのだった。
油も抑えられていて本当に中華っぽくないのだが、食材が皆調和していてとても美味しい！

シュウマイも杏仁豆腐ももちろん文句なく、ばらばらに運ばれてきたので写真の枚数が増えてしまったが（他にご飯）、これで￥850 は安い。
とても満足度の高いランチでした♪

* * *

(2010.11.04)
再訪ではじめて麺類、写真追加と追記。

普通にランチを食べるつもりで入ったのだが、透明テーブルクロスの下に最近敷かれたらしいチラシが目を引いた。
そのなかの、酔っぱらいあさりタンメンを頂いてみる。
￥1,260 と麺類としてはお高いのだけれど、このお店のこと、意味なく高いわけがない！

酔っぱらいあさりと言うから、浅蜊を老酒に入れて砂を吐かせたのかと思ったのだが、チラシを良く読めばそういうことではないらしい。
麺が老酒を練り込んだもので、スープや具材に馴染むと謳っている。

それがどれだけのものか、正直なところあまり良くわからなかった。
ちょっとぼそっとした麺で、スープが滲みやすそうに見えると言えば見える。

しかしそんなことはともかく、酔っぱらいあさりタンメンのスープがとても美味しい。
先日は李園の生カキ入りタンメンを美味しく頂いたところ。
李園もそうだが好々亭もオリジナル料理のセンスが素晴らしく、うまいこと使いますねぇ～！
期待以上にあさりの味が濃厚で、あたりまえだが牡蠣とはまたひと味違った滋味深い味わいでした♪

* * *

(2010.11.10)
その後に夜の再訪、夜に関する評価を起こし、以下若干追記。

どうも夜の利用時は、ランチ以外の場合も含めた昼時の好印象にどうしても及ばないようだ。
昼間と同じものを頼んでみても、別のものを頼んでみても似たような感想になるが、なにが原因なのかは不明。
まあ夜だって悪いというわけではないだのが…

* * *

(2010.11.26)
その後ランチを２回、写真追加と追記

ある日のお昼に、貝柱のお粥のセットメニュー（値段失念たしか￥750 くらい）、そして今日は五目炒飯とワンタンスープのランチ（￥650）。

私は安記で目覚めるまで中華粥が嫌いだったのだが、好々亭もお粥は自慢らしいので食べてみようという気になった。
安記の直球勝負とは趣が違うけれど、なるほどこれも美味しい。
トッピングされたものの食感もいい感じなので、昔の私のように中華粥があまり好きじゃない人にはこちらの方がお薦めかもしれない。
セットに付いてきたのは点心（蒸し物）３種で、これは前にも食べたことがある。
特別なものではないけれど、お粥との組み合わせはいい感じですね。

そして今日のランチの五目炒飯は、実はちょっと冒険だったのだ。
先日書いたような、ことによって昼と夜で味が違うのではないかという読みが当たりか外れかの賭だった！
賭けに勝ったのだろう (^_^;?
期待や予想を遙かに超えて、とても美味しい五目炒飯でした♪

さいきん結構美味しいチャーハンにいろいろ出会っているけれど、これは明らかに飛び抜けていて、愛群とどちらが美味しいかといった感じ。
但し、おそらく時間帯で料理人が違うのだと思います。
五目炒飯ではない別のチャーハンでの経験ですが、私の入った早めの夜に好々亭で２度頂いたチャーハンは、けっして誉められる中身ではありませんでした。

まあそれなので、とりあえず昼に限ってですが、好々亭のチャーハンは（バリエーション含め）絶品です♪
たぶん桜エビだと思いますが、ご飯や細かく刻まれた叉焼とあわせ適度に焦がされて香ばしくもパラパラ！
安いチャーハンなので海老は丸ごとではなく２～３分の１に刻まれていますが全体では相当量使われ、やはり沢山入れられた枝豆と合わせ別の食感が演出されています。

というわけで、先日は夜の評価を下方修正してしまいましたが、今回は自信を持って昼の評価を上方修正しておきます！