ランチにオムライスを食ったよ。 : 下町DINING＆CAFE THE sea

横浜のニューオータニイン。インとは付いてるけど、桜木町駅前の小奇麗なビルに入ってるってこともあり、大崎の東京ニューオータニインとかと比べても、結構、上から目線な雰囲気。このニューオタニインってブランドは、場所によって、格が違ってるのだろうかと。

先日、ランチに立ち寄る。ホントは、ニューオータニのカフェというかダイニングである Satsuki の直伝とおっしゃる、パンケーキが食べたいような気がしたんだけど。入口でランチですよねと女性スタッフに確認されたとき、「パンケーキが食いたいんです」とは、ちょっと言い出せなかったｗ。
どっちにしろ、小生自身、その Satsuki には足を踏み入れたことさえないので、たとえ、こちらでパンケーキをいただいたからと言って、直伝かどうかまでは判別不能ではあったのだが。

入口近くの窓際の席に通される。
ランチ・メニューから、オムライスのハヤシソースかけってのをお願いしてみた。
ブルーのコップに注がれた水。待ってる間、コップが空いたら、すぐに注いでくれる。さすが、ホテル・クォリティ。テーブル・ウォッチングは完璧ｗ。
とは言いつつも、随分とリードタイムはたっぷりめ。

供されたオムライスは、いまどき、珍しく、半熟タイプじゃなくて、薄焼き卵バージョンのオムレツ。オムレツを包む薄皮卵に薄く焦げ色がついてる感じも、ほぼ完璧じゃないかって出来栄え。
そのオムレツにかけられてたのは、ハヤシソースってことらしいのだが。ドミグラとは、どのように区別されるのであろうかと思わないでもなく。
ハヤシソースの具材は、タマネギと牛肉とマッシュルームと。グリーンピースがぱらりとあしらってあるのが、ニューオータニっぽいって感じ。でも、ひとつ苦言を申し上げるとすると、この具材の牛肉が、ちょっとパサついた食感だったような気もしてて。さすがにこれはちょっとビミョー。しかも、その牛肉片が、それなりに入ってて、ややアリガタ迷惑の感あり。
オムレツの中身は、ケチャップ仕立てのチキンライス。具材は、チキンと、微塵切りされたタマネギと。マッシュルームが、ハヤシソースだけじゃなくて、このチキンライスにも、結構、大きくカットされたものが入ってた。どんだけ、マッシュルームを使うんだよって感じ。

食い終わった直後に、即座にコーヒーが供される。これまた、さすが。
ただし、供されたコーヒーは、淹れ置きだったし。自分んちで、朝、コーヒーメーカーで淹れたのより落ちる感じか。でも、さすがにファミレス以上ではあったか（スタバ以下って感じではある。小生が自分で淹れたコーヒーとスタバのコーヒーの順番については、あえてここで公表しないどくｗ）。
でも、添えられるクリームはモノホン。結構、たっぷりめにクリーマーにて供される。折角だから、たっぷりと入れさせていただくべく。
お茶まで済ませると、余裕の１時間。ちょっと、時間をかけ過ぎてしまって、焦った感も。

お勘定は、メニューに載ってたままの金額の１９００円。消費税は別で、サービス料も、そこに載せられるんだと思ってたので、余裕の２千円越えだと思ってたのだが。サービス料１０％だとすると、消費税８％も合せて、逆算すると、１６００円相当とも言えようか。
だとしたら、ハヤシソースのややパサついた食感の牛肉とか、淹れ置きのコーヒーとか、小生がビミョーに気が付いてた点についても、まあまあ、許されようか。
ニューオータニの Satsuki だと。季節限定のあまおうのショートケーキを、ホールじゃなくて、一切れ頼んだだけで、３千円以上取られることを考えれば、そりゃ、この値段で、Bestのものが供されるわきゃないんだし。ある程度の按配ということにはなろうか。
昼下がり、遠目に観覧車とインターコンチを見やっての優雅な昼飯が、この値段であれば、なんの問題があろうか。

そうそう、このレストランの中では気にならなかったのだが。ホテルの廊下とかトイレで、波の音とカモメの鳴き声をBGMで流しているのは、安っぽいし、落ち着かないので止めておいたほうが良いと思う。もし、どうしてもそうしたいのであれば、もっとボリュームを絞って、可聴レベル・ギリギリぐらいにしておいて欲しいもの。