時折無性に食べたくなるハンバーグ…そんな時はこの店で : ハングリータイガー 横浜モアーズ店

【2019.6.20再訪】
ハンバーグとかカレーライスみたいなものは、時折無性に食べたくなります。この日はそんな気分でした。しかもつなぎが少なくて肉の旨さをダイレクトに味わえるようなハンバーグ…そんな時、こちらのハンバーグは間違いありません。

この日、午前中に横浜駅近くで打ち合わせがありました。その帰り、既に昼休み時間を過ぎていて、すっかり腹が減っていました。ガッツリ食べて帰るつもりでこちらの店を目指します。
13：10頃店到着。店の前には…ええっ！と驚くほどの人！この方々は全員待っているのでしょうか？こちらの店は店先の機械で順番待ちの整理券が自動的に発行される仕組みになっています。この時間で待っているのは24組！しかし客席が広いのでそれほど凄い時間を待たされることはありません。私の予想案内時間は25分後になっていました。かなり腹が減っていたのでちょっと迷いましたが、やはりハンバーグをガッツリ食べたい気分だったので待つことにします。その間、事務用品の買い出しなどを済ませておきました。

さて、心配なので予定時間よりも5分ほど早めに店の前に戻りました。すると丁度予想時間通りに私の番号が呼ばれました！このシステムは凄いですね！一体どうやってこんなに正確な時間を予想しているのでしょうか？

席に案内され、私が注文したのは「ランチダブルハンバーグ レギュラーセット」（価格を失念！確か2000円少々だったはず）
振り返ってみれば、前回この店で食べたのはもう4年も前の事でした。時の経つのが早すぎて頭がクラクラします。その時も同じメニューを食べていたみたいです。進化がありません＾＾；
しばらくすると鉄板に乗せられてジュージューいっているハンバーグが到着しました。テーブルに半分くらいクロスを広げて待つと、鉄板が置かれ、店員さんが俵型のハンバーグを二つに切ってくれます。断面を鉄板に向けてしばし火を通すと食べごろとなります。この時点でデミグラスソースをかけていただきます。

横浜にはこの店を模したハンバーグ店がいくつか存在します。しかし、恐らく俵型で、店員さんが二つに切り分けて提供された鉄板の上で断面に火を通すこのパフォーマンスは、この店が最初なのだと思います。ジュージューと音を立てて油がはじけるその様は、食べる前に見た眼に楽しいものです。油まみれにならないように、鞄にかけるクロスを用意してくれるなど、比較的大衆的な価格で食べる事が出来る店としては気配りが効いています。そんなところも老若男女問わず支持され続けるポイントなのだと思います。

この俵型ハンバーグは1個あたり220gです。なので私はハンバーグだけで440g分を食べたことになります。何でもなく食べ切ってしまったわけですが、自分はやっぱり食い過ぎなんだと、家に帰ってから反省しました＾＾；

【2015.03.04初訪】
ハングリータイガーと言えば…横浜発祥のハンバーグの店として有名ですが、私自身は幼少の頃一度だけ両親に連れて行ってもらったきり、この年になるまで食べることがありませんでした。郊外型の店が多いので、その手の店には滅多に入ることがない私にはほとんど無縁だったのです。
先日横浜で仕事をした時、毎回ラーメンを食べるのも体に悪いと思っていたので、何か別のものを食べてみようと思案した結果、駅前のモアーズのレストラン街に入っているこの店のことを思い出して訪問してみました。

店到着は13：30頃。平日で、しかもこんなに中途半端な時間であるにも関わらず店の前の待合席にはお客さんがたくさん！
順番を予約するカードを案内機から引き抜くと、待ち時間は概ね20分とのこと。ならば先に買い物を済ませておこうと、別フロアーで事務用品などを仕入れていました。20分後に戻ってみると、数分で私の番号が呼ばれました。

何を食べるかちょっと迷いました。でもやはりハンバーグが有名な店なので、ハンバーグに決定。せっかくなので「ランチダブルハンバーグ レギュラーセット(2130円)」という昼間から食い過ぎなメニューを注文。しばし待ちます。
店の入口近くにはこの店のシンボルである炭火焼場があって、ガラス張りになっているので中の様子を見ることができます。良い感じで煙が立ち上り、丁寧に焼かれています。
ほどなくして出てきました私のメニュー。俵型のハンバーグが2個。こいつを店員さんが半分に切って熱々の鉄板の上に切った面を下にして再度熱を入れます。そこへ特製ソースを注ぎます。飛び散る油、立ち上る湯気。鉄板の下に予め敷き込んだナプキンを上にかざし、油を避けます。このような光景は今でこそファミレスのような大資本系飲食チェーンでも見られるようになりましたが、幼少の頃に初めてこれを見た時は衝撃的でした。一種のパフォーマンスであります。

油と湯気が落ち着いたところで早速ナイフを入れて頂いてみます。つなぎなしのビーフ１００％。しっかりした食べ応えのあるハンバーグはやはり美味しい。しかしちょっと焼き過ぎの感があります。むしろ赤みが残るくらいのレアな焼き加減が好きな私には火が通りすぎでした。これは最近良くニュースになる食中毒対策のためなのでしょう。店も神経質にならざるを得ないところなのでしょうが、少々残念です。

しかしダブルなので食べ応え十分。炒めた玉ねぎ、インゲン、ミックスベジタブル、蒸したじゃがいもなど全て食べきったらお腹いっぱいです。
毎日食べられる価格ではありませんが、たまにいただくと美味しいですね。
客層の特徴としては、お年寄りのお客さんが非常に多いことが言えると思います。この日も8割方のお客さんがお年寄りでした。昔から通い続けているお客さんが沢山いらっしゃるようです。