とり天って言ったじゃん（笑；）・・・の、リベンジ。 : うどん市場 天神前本店

２６．４月　再訪。

県庁お出かけついでの、オヤツうどんシリーズ・・・

前回、この店に食べに入った時に「かけうどん」に「とり天」を乗せて
「とり天うどん」にしようと思って
店のオバちゃんに教えられ選んだ「とり天」が、実は「チキンカツ」だった・・・
って経緯があり、今回は、そのリベンジ～って意味も含めての訪問です。

まぁ、とり天も、チキンカツも・・・もとを糺せば同じニワトリさんだしィ～・・・
調理過程のちょっとした違いだけで、呼び名が全く違うモノになってるだけで、
食べた感じも味も・・・ましてや「うどん」に乗せても、似たようなものなんじゃ？
・・・ってお思いの方もいらっしゃるとは思いますが＾＾；

自分にとっては大きな違いを感じてしまうわけで・・・
「うどん」の上に乗せても良いのは「とり天」の方であり、
チキンカツは皿の上でウスターソースをかけて食べるべき・・・って思いが根強く残っています。

そんなわけで、前回まちがって「うどん」の上に「チキンカツ」を乗せてしまった
悔しさから（←悔しさって・・・＾＾；）立ち直り、今回のリベンジに至ったわけです。

さて・・・そんな思いを胸に、店内へ入ります。
いました・・・あの時のオバちゃんが＾＾；
オバちゃん店員さんに注文を聞かれたので「ひやかけ小」を告げ、
惣菜の中から例のモノを探します・・・

ありました・・・「とり天」
・・・と、思ったら、その札のかかる横に「から揚げ」「チキンカツ」と並んでいます。
どうやら、同一のバットの中に、三種類が入っているようです。

安易に、「とり天」と思われるものをトングでつかもうとした手が思わず止まります・・・
トラップだ・・・(ー_ー)!!
助けを求めるべく、キョロキョロ目を泳がせていると
先ほどの、オバちゃん店員と目が合いました・・・
でも、スグ反らしました＾＾；

間違いを繰り返すために、この店に来たんじゃない・・・
新たな一歩を踏み出すために来たんだ・・・

そう思い、反対側で作業をしていたお姉さん店員に「どれが、とり天？？」と
デッカイ声を出して聞きました・・・

良かったデス・・・聞いてみて。
自分が、とり天だと思ったモノは「から揚げ」で、
「から揚げ」だと思っていたモノが「とり天」でした。
（なんか、訳わかんなくなってきたぞ・・・＾＾；）

無事、「とり天」をゲットして、会計を済ませ席に着きます。

この店の「とり天」は、から揚げのように、小ぶりな感じでした。
その分、値段も一個８０円ですから、２，３個まとめ買いも可能な感じですね。
時間的な関係で冷めてはいましたが、柔らかく美味しい「とり天」でした。
出来立てなら、さらにジューシーさも加わり、
さぞ美味しいだろうな～と思える「とり天」でした。

「ひやかけ」・・・この店の口当たりの良い麺は、つめたく冷やされたダシとも相性が良いですね。
毎年、花見からＧＷの大型連休に入るまでの期間中に、注文が「あつかけ」から「ひやかけ」へ
シフトしてくるのですが、今年も例外なく・・・美味しくいただけました。

とにかく・・・無事「とり天うどん」を食べる事が出来ました。


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県庁を訪問したついでに、１時間ばかし時間が空いたので「うどん」でも・・＾＾（←これが楽しみで、県庁への訪問を生きがいにしています。）
・・・車は県庁の地下に停めたまま、徒歩で、この店まで向かいます。
午後２時前・・・店内は、それでも数人のお客さんがいました。

このお店は初めてなのですが、同じ店名で築地町の方にあるうどん市場 めんくいさんへは自分が学生時代の頃、入り浸っていた事があり、社会人となってからも、たまに訪れる店で、「うどん市場」という店名には親しみをもっていますし、「めんくい」さんの味が好きで、そんな味のイメージを背景に抱きながらの訪問です。

店ののれんをくぐって店内に入ると、まず目に入ったのが「オール８０円」「オール１００円」の惣菜の山、そして、「うどん」のメニュー表は細かく内容が表示で（ひやあつ・あつあつ）などの選択も・・・築地の「めんくい」とは少し雰囲気が違うような気がしました。モチロン、その「めんくい」さんに訪れたのも半年ぐらい前が最後ですので、それからこんな風に統一されたのかも知れませんが・・・
ただ、「かけ」の値段だけは一緒の１５０円・・・やっぱ安いですね～
とりあえず「かけ　（ひやあつ）」を注文。オール１００円の表示の付いたバットの中にあった「鳥の天ぷら」のようなモノを見つけ、中にいたおばちゃんに「これ、とり天？」と聞くと「あ～それ・・・とり天！」と返事が返ってきたので皿に乗せ、出てきた「かけ」をトレーに乗せて会計。

２つ合わせて２５０円也・・・安いねぇ～

この店は、店内飲食スペースが２か所に分かれていて、道路側窓際のスペースに２つのテーブル席と小さなカウンター席、そして、もうひとつは奥に隠れるような場所にあるテーブル席４つ５つほどのスペースとに分かれています。
窓際のテーブル席に腰かけました。

この窓際の席は、スグ横の店内入口や注文スペース部分とは仕切り板のようなもので仕切られていて独立したボックス・スペースのような感じです。本棚があり、棚には漫画雑誌や単行本などが積み重ねられていたり、その横には電子レンジが置いてあったり・・・
このスペースに関しては、良い言い方をすれば、漫画喫茶のようなスペース。悪い言い方をすれば、ゴチャゴチャしている・・・そんなスペースでした。

さて、「うどん」の味ですが、「ひやあつ」を注文して、ネギの盛り付けをして手渡してくれたおばちゃん・・・
『ちゃんと「ひやあつ」にしといたでぇ～＾＾；』と、当たり前の事を言いながら満面の笑みを浮かべながら、半分ドヤ顔　(^_^.)
おばちゃん・・・ちゃんと「ひやあつ」になってましたよ～♪（笑）・・・さすがです！（意味わからん＾＾；）

しかし、麺もしっかり美味しいです。午後２時の訪問にしては、かなり美味しく感じました。
築地の「めんくい」さんの麺は、どちらかと言えば柔らかい系なのですが、この店のは、しっかりコシありでした。
ひやあつにした事も大きな要因かも・・・
そして、ダシ・・・これは「めんくい」さんとは、かなり違う味に思えました。イリコを数倍感じます。醤油っぽさよりも、ダシの風味の方が勝っているように感じました。優しい味というより、ビシッとしたような感じの味でした。これも、また美味しかったです。
「かけ　小」１５０円で、このレベルはスゴイと思いました。

そして、サイドの「とり天」・・・自分は、うどんの上に乗せて食べる食べ方を最近よくします。ダシに温められ衣が「じわっ」っとダシを吸って美味しいんです。
とり天を乗せて、「とり天うどん」の出来上がりです・・・
ダシに浸して・・・がぶっ。
何か食感が違う・・・鶏肉なんだけど・・・とり天じゃない。
ちょうど、自分の座っていた席の斜め前の壁に貼ってあった写真・・・「とり天うどん」と書いています。
その写真と比べてみる・・・明らかに違う肉の形。
・・・その写真の「とり天」は丸っこい・・・今食べてるのは平べったく広い・・・
そして表面には、うっすらだが・・・パン粉のようなモノが・・・でも、色は「とり天」のような色をしている・・・

胸を張って「それ、とり天！」と答えていた、おばちゃんの顔と言葉がオーバーラップする・・・

・・・おばちゃんにとっては、「とり天」も「チキンカツ」も同じモノなのかも知れない・・・
チキンカツをうどんの上に乗せて初めて食べました。
・・・新しい味です。
そりゃ、中には「チキンカツうどん」として美味しい美味しい・・・と食べてる人は、世界のどこかにいるかも知れない・・・いや、いるかぁ～？

でも、やっぱり「チキンカツ」は皿の上でウスターソースをかけて食べるのが一番美味しい。・・・ハズ。少なくとも、自分の中では。
ダシに浸かった「チキンカツ」を救出して食べましたが・・・うどんのダシにはチキンカツの名残り・・・パン粉が浮いている＾＾；

そもそも・・・皿に乗せた時点で気が付くべきだった。そうでなくとも、うどんに乗せる前に味見をしておくべきだった・・・軽率だった。
理由はもうひとつある。
自分は近眼だ。来店時、メガネが外部と店内との温度差により、少し曇ってしまった事も気が付かなかった理由のひとつではある。
でも・・・「それ！とり天」
おばちゃん・・・そう言ったぢゃん(-"-)　昔から年配の人の言葉は、ためになるから良く聞け・・・と、親に教わった。
鵜呑みにして、ロクに観察しなかった自分にも原因はあるが、よくよく見れば、やっぱ「チキンカツ」・・・だな。これ・・・

いや・・・普通の「チキンカツ」なら、もっと早く気が付いていたであろう。
しかし、この店の「チキンカツ」・・・限りなく色が「とり天」のような色。
「チキンカツ」らしい、こんがりキツネ色なら気が付いたかも知れないが、薄黄色の微妙な色合い。
近づいてみれば細かいタイプのパン粉の存在に気が付くが、３０ｃｍも離れると平べったい「とり天」としか見えなかった・・・

そして、おばちゃんの「それ！とり天」が後押ししてくれたし・・・

ダシに浸かって柔らかくなった衣を剥がしながら・・・ボソッと口から言葉が漏れる・・・「とり天って言ったじゃん(-"-)」
でも、「ひやあつ」は美味かったから・・・いいや。