復活です＾＾ｖ : 田井製麺

２８．５月　再訪。

この店は２年前の秋頃あたりから、諸事情により店を閉めていました。

前回、訪問したときに「かけうどん」を食べたのですが「ラーメン」もおススメと聞き、
またいつか・・・と思っていた矢先の閉店でしたから、あの時食べときゃ良かった・・・と後悔していました。
しかし、この度、
ある情報筋から営業再開の一報を聞き、今回の「うどん屋巡り」の〆として訪れてきました。

以前と変わらず、住宅地にひっそりとたたずむ隠れ家的な店の雰囲気＾＾
表通りに目立った看板なども置かず、地元の人のための店といった感じが、
訪れるものをワクワクさせる・・・そんな感じの店構えです。

店に入ると、厨房から大将と、女性の方が「いらっしゃい！」と出迎えてくれました＾＾
店を閉める理由が、大将の健康上の理由からと聞いていたので、
お元気そうな大将の姿を拝見でき、何よりです・・・
ってか、一緒に出迎えてくれた女性の方・・・どこかで、お見受けしたような(・・?
ま、いっか・・・と、カウンター席に腰掛け、念願の中華そばを注文します。

「ラーメン」の調理は、その女性が担当らしく調理中色々と話をさせていただきました。
営業再開に至るまでの経緯だとか、いざ再開してからは、
そんなに再開することを周りに言ってなかったのに、どこから聞きつけて来たのか、
かつての常連さんたちが、どっと店にやって来てくれて、とてもありがたい気持ちでいっぱいだとか・・・
とにかく、無理をせずボチボチと続けて行こうと大将も笑いながら仰っていました。

そういえば、こちらで製造された「うどん」と「中華麺」麺を卸し入れていた食堂があったけど、
あそこも昨年の暮れ辺りに店をたたんだんよね・・・あの店の「ラーメン」も美味かったんだけどね・・・って話したら、

「そこの店を私がしてたんよ～！　あっちを閉めて、こっちに移って来たん！」・・・だそうで((((((@_@；)))))))
なんと、あの食堂の女将さんだったとわ・・・どうりで、どこかで見た事あると思いましたわ＾＾；

要するに、その食堂をたたんで、この田井製麺に事業集約したという形らしく、
女将さん曰く・・・実質的な移転オープンみたいなもんよ('◇')ゞ・・・だ、そうです（笑）

そして女将さん特製の「ラーメン」が出来上がりました・・・
琥珀色に澄み切ったスープに、大きく肉々しい感じのチャーシューが印象的な「ラーメン」です。
その他に添えられたトッピングは、シャキシャキモヤシと、小口切りされた青ネギのみ。
シンプルだけど、どこか奥ゆかしさを感じる「ラーメン」ですね～♬

麺は以前と変わらず自家製麺なのだと思います。
手もみ風のやや縮れ麺は、程よいノド越しと食感ですね。
また、スープが素朴で懐かしい味わいで、心から美味いと思えるピュアな味わいです。
まだ純粋無垢だった小学生低学年の頃を思い出しますね～（・・・ん？(・・?）

そして、チャーシュー・・・
厚さはないのですが、シッカリと肉の旨味を感じる美味しいチャーシューですね。
口の中でトロケル感じはなく、肉の歯ごたえ、食感を楽しめるタイプのチャーシューです。

また、添えられたモヤシのシャキシャキ感が、よい仕事をしていますね～♬
肉の旨味が濃いチャーシューと、素朴な味わいのスープをつなげる架け橋的な役割・・・
いや～♬美味いですねぇ～( *´艸｀)

一旦は、その灯が絶えかけたけど、
大将の復活と、女将さんの移転を機に見事「田井製麺」再オープンとなった事は非常に嬉しいです。
次は、うどんバージョン・・・釜かけとザルを試してみようと思っています(''ω'')ノ


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食べログの店舗情報で見つけ、その哀愁ある外観写真に魅かれて一度訪問してみたかったお店です。

このお店のある香西地区の浜側地域へ足を踏み入れるのは初めてでした。
浜街道を走っていると、この店のある周辺は砂が盛られていたりクレーン船が停泊していたりして殺風景な工業地帯だと思っていましたが、昔ながらの住宅地が広がっていることを初めて知りました。

浜街道の太鼓橋を下ってスグの交差点を北方面にハンドルを切り、住宅地に入るとすぐに「田井製麺」の看板が見えてきました。

昭和の雰囲気ムンムンの外観です。
車を停め店内に入ると、店内は、外観の寂れた感とは正反対の明るい白色で統一されていたので、少し異様に感じました。
後に、マイレビュアーであるjirojiro7106様のレビューを読んで判明しましたが、どうやら最近内装だけをこの色に変えたようです。

その白い室内にあるカウンター席で２人の熟年ご夫婦らしき方々が「中華ソバ」をすすっていました。
昭和っぽい素朴そうな「中華ソバ」でした。
この光景が大変悩ましく思いましたが、「うどん」を食べようと訪問したので、やはり初心通り「かけうどん」を注文します。

この店は、セルフだと思っていましたが、どうやら盛り付け全て店側がやってくれ、出来あがったら取りに行く半セルフの店でした。
ただし、薬味などは見当たりませんでした。

「かけうどん」が出来あがったと呼ばれたので取りに行きます。

薬味のネギ以外何も乗っていないシンプルな「かけうどん」でした。
優しい食感の麺です。飲み過ぎた次の日とかに出されたら胃に優しそうな感じの味がしました。
また、朝一に起きがけでサッとすすって出かける時には良さげな麺だとも思いました。
ただ、開店時間は11時かららしいので、朝一ってわけにはいかないようです。
ダシはそれなりに美味しく感じました。醤油の風味が柔らかな素朴な味わいですが、この「うどん」には、このダシって感じです。

食べてる間に、後客として3名ほど別々に入って来られました。
二言三言、店主らしき方と会話を交わしながら、「うどん」や「中華ソバ」を注文しています。

会話の内容から、みなさん地元の常連の方々であろうと推測できました。

「うどん店」にも色々なタイプがあります。
県外客に人気でマスコミからも常に持て囃される超有名店。
地元客がお昼時を中心に食事の場として利用する人気店。
大切な人をもてなす時に利用するような気品漂う一般サービス店。
・・・そして、この店のように地元の人達が時間になれば集う憩いの店。

最近では消えつつある、地域の為の店。
このような店こそ、いつまでも末永く続いていってほしいと思います。