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"ひがし茶屋街"イチゲンサン御断りどす … 『藤とし』。
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前菜三品。
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一献…
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根昆布。
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ちりめん山椒。
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紫葉漬け。
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障子。
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一階から二階へと突き抜ける松の木。
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二階から三階へと突き抜ける松の木(驚)
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三階から屋根を突き抜けた松の木。
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女将の名刺。
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女将さんの肖像画。
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玄関先。
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イチゲンサン御断りの"藤とし"さんです
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ひがし茶屋街。
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
藤とし
|
|---|---|
| ジャンル | バー |
|
予約・ お問い合わせ |
076-252-1073 |
| 予約可否 |
完全予約制 一見さん不可。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
北鉄金沢駅から1,715m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
有 （2人可、4人可、6人可、8人可） |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 備考 |
おかみさんが他界したため、お茶屋さんとしては廃業しました。カウンターのみの営業で再出発です。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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居酒屋割烹『源左ェ門』さんで『ガス海老』、『のどぐろ』、『治部煮』と金沢のうまいものを満喫した後にタクシーで向かった先が東山にある金沢最大の茶屋街である『ひがし茶屋街』、そして友人が自慢げに連れていってくれたのが"イチゲンサン御断り"のお茶屋さんの『藤とし』さんです。ひがし茶屋街には『八しげ』さん、『中むら』さん、『山とみ』さん、『春の家』さん、『八の福』さん、そして當店『藤とし』さんと未だに数軒のお茶屋さんが現在も営業されているとのことですが、どんなに著名人であろと、どんなに社会的な地位が高い方であろうとも足を踏み入れることが出来ぬという伝説のお茶屋さんが『藤とし』さんであるらしい。なんと昔、仕事を一緒にした友人が此処の客とは、いやはや…(汗)、『浅田屋』さんへ連れていこうと思ったけど以前行ったことがあるだろうし同じ店に行くより新しい店に行った方が悦ぶだろうから居酒屋さんで食べたいものを先ず食べさせて後は、お茶屋さんで大人の粋な遊びを考えていたとは、我が友もなかなかやるものである(笑)格子戸を開け店へと向かい玄関先で待たれていたのは妙齢の大女将、噂では九十歳を超えているというのだが何とも御元気そうで流石に明治生まれの方は気丈である。入口右手に目を向けると大木が二階へと突き抜けていることに気がつく…、うっわナニコレ？と声を上げると後でゆっくりご案内しますからと二階へと足を進めると何ということでしょう～先程見た大木が一階から突き抜け更に二階から三階へと突き抜けているではありませんか(驚) うわぁー凄っナニコレ珍百景にでも投稿したい風景です。用意されていたのは二階のと或る部屋、程無くして女将さんが姿を現され丁重なる御挨拶を頂戴、友人は女将さんに向かって、外でメシ食べてきたから…と告げた。女将さんは、じゃあ軽いものをちょっとだけ用意させるは…とまるで常連さんのやり取りにまたまたびっくり、半月盆の上に前菜三点盛と喉が渇いたので一杯の冷たい抹茶、その後は綺麗どころの御酌を戴きながらの大人の時間、根昆布、ちりめん山椒、紫葉漬けをアテに楽しい時間は続く…、酔いが廻る前に御案内しますね…と三階へと続く階段を上ると二階から三階へ突き抜けた大木が更に屋根を突き抜けている様を見て感無量、床の間にあまりにも同化していて大木が"生木"であることを忘れていたのですが列記とした"生木の松の大木"なのです。いやぁ～素晴らしいものを見せて戴き経験できぬような、お茶屋さんで楽しい時間を過ごさせて戴いたことに感謝。やはり持つべきものは友人、女将さんにそろそろ帰る。と告げる友、お供呼んでね…と言葉を続けタクシーが到着するまでしばしの間、ウエイティング、当然ながら勘定やお金のやり取りは此処ではしません。それがお茶屋さんの共通のルールでありイチゲンサン御断りの所以なのです。そんなことで此処でも友人に御馳走になってしまいましたので如何なる勘定だったのか判りませんが友人曰くさっきの『源左ェ門』さんと『藤とし』さんの二軒の支払額は『浅田屋』さん一軒分と同じくらいかな…と話していましたからその辺をお察し戴ければ大凡お判り戴けるかと…(笑)お供のタクシーが店前に着き車に乗り込む、とりあえず駅前の宿泊ホテル方向へ車は動きだしたのだが友人が〆の一杯で金沢の夜を〆ようぜ…といって、と或る店を目指すように運転手に告げたのでありました。次は何処へ…