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魚介と豚骨の素朴にして絶妙な出会い。
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太昇亭ラーメン(しょうゆ・500円)
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ぷりぷりの中太麺
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この賑わい！
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半チャンのチャーハン
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みそラーメン(540円)
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しっとり旨い！
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半チャンラーメン(750円)
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冷たい雨でも、みんな行列我慢！
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
太昇亭（たいしょうてい）
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
常磐線『牛久』駅からバス「鹿ヶ作・牛久浄苑行き」に乗車し『第七東宝ランド入口』下車、徒歩1分。 牛久駅から2,774m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 備考 |
１２．０７．０１より定休日変更。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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牛久の人気ラーメン店「太昇亭」(たいしょうてい)さんへ。
ここの大ファンだという地元の知り合いに背中を押されて、もう何年ぶりかで田舎道を走ります。
相変わらず「ラーメンショップ」の地味なテント看板を掲げるお店の前では、ぐずつく天気の中、熱心なお客さんが行列を作っています。
近隣にチェルシーのアウトレットができてさぞやと思いきや、列に加わってみると会話はほとんどご当地訛り。
地元での熱烈な支持ぶりは、ぜんぜん変わっていませんね。
回転は早く、ほどなく店内へ。
狭い店内もまた、芋を洗うような大盛況。
若いスタッフの皆さんも、混雑する店内でてきぱきと注文をさばきます。
ここに来たら、やっぱり注文は「半チャンラーメンセット」(700円)を。
ラーメンは普通の「太昇亭ラーメン」と「味噌ラーメン」をそれぞれ。
ちなみに味噌ラーメンは太昇亭ラーメンの40円増し(540円)ですが、半チャンセットだと50円増しの750円になります。
何か作戦があるのか・・・・考えてみてもわからずじまいですが。
さて、ほどなく運ばれてきたラーメン。
薄っすらとラードの油膜が張った、いかにもコクのありそうなスープです。
醤油も味噌も、見た目はほとんど同じで、味噌のほうが少しだけ褐色が強いか。
具も共通で、肉厚で大振りなチャーシューが一枚、丁寧に仕込まれた歯ごたえの良いメンマ、それにワカメと葱を散らして。
大きなチャーシューの上には豆板醤とニンニクなどを練り合わせたと思しき辛味が。
これを少しずつ麺に絡めながら食べるのがまた、旨いわけです。
札幌ラーメンによくある、微かに縮れたプリッとした中太の麺。
たっぷりスープを持ち上げてきて、一気に啜ると、堪らない旨さが・・・・・
ベースの豚骨の絶妙な出具合、奥底からじわーっと香ってくる魚介・・・・・
サッと振りかけた魚粉とも相俟って、旨さは最高潮。
私なんぞが今更言うまでもなく、独特な世界を演出してくれます。
名物のチャーハンが、量もたっぷりでこれまた旨い。
隙間なく山ほど入るチャーシュー片。
流行のチャーハンではなく、あくまでもしっとりとした、ラーメン屋の旨いチャーハン。
大勢の客がほとんど注文するのに、良くぞこの品質を保てるものですね。
旨みの溶け合った濃いスープ。
気がついたら全部飲み干していました・・・・・
同行した人間は東北の出身。
故郷の旨い味噌ラーメンに、ここの味噌ラーメンは少し似ているのだと。
だから、ここに来るのは冬が良いと。
700円という値段、ラーメン一杯の値段なのが、今の相場。
この値段でこの半チャンセットのバリューを出してくれるのには、つくづく頭が下がります。
ご主人は、調理場を行ったり来たりの忙しさにもかかわらず、店を後にする私たちの目を見て頭を下げてくれました。
ただでさえ上出来なラーメンの旨さも倍増してしまいますね。