特製窯で焼いたスモーキーなチャーシュウが売り！ : ラーメン いっとく

寒い日に友人と3人で訪問。店内はカウンター席のみでコの字型になっています。
席数は20席といったところでしょうか。いかにもラーメン店らしい赤のカウンターと光量溢れた明るい店内ですね。

訪店時間は12時少し前。席はほぼ満席です。3人連れのわたし達はしばし店内で待つことに。。。
10分程度待ったでしょうかっ。ホール担当の女性にどうぞといわれ、店内のほぼ中央の席に並んで陣取りました。

座席からは奥まった厨房の様子は盛りつけしてる手元しか見えませんね。
どうやら厨房では2人の男性スタッフが調理している模様です。

メニュー表を見てみましょう。行きつけないと設定が細かいのでかなり分かりづらいですね～～
しかしながら、とてもチャーシュウに力を入れているのだけは分かるメニュー構成です。
店内にもチャーシュウメンが人気Ｎｏ．1♡とデカデカと貼り出されていましなあ。
そこまで言うならと、素直なわたしはチャーシュウメンをチョイスしました。


それにしても、フラッグシップの特選チャーシュウメンは1450円!!!!!!!!!!
ひょえ～～ヽ(；´Д｀)ノ
ふむふむ。特選チャーシュウになると平牧三元豚の肉になるのねっ。
値段も通常のラーメンの倍くらいに跳ね上がるこのメニューに目が釘付けになりましたが、
今回は旅の身空です。財布の中身を気にしなければなりませぬ。ここは勘弁しておいてやりましょう。

卓上調味料がまた多彩ですね～～
揚げニンニク、粉末ニンニク、胡麻、一味唐辛子、紅生姜などがズラリと並んで結構楽しめそうですよ。

そうこうしているうちに、わたしたちの注文した3杯が続けて運ばれてきました～～


さぁ、ラーメンの登場です。

ｷﾀ━ヽ(∀ﾟ )人(ﾟ∀ﾟ)人( ﾟ∀)ノ━!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メタボ系男子3人嬉しくて咽び泣きの図っ。
なんじゃコリャの極厚チャーシュウ三昧のはじまりはじまりぃ～～

見た目からして凄んごい美味そうです。
具はチャーシュー7枚っ。そしてほうれん草･メンマ･ナルト･海苔1枚に僅かだが薬味のねぎ。。
スープは茶色で、多めの油分が膜を張るように浮く半濁した豚骨醤油風スープな見映えですな。


早速、スープを啜ってみましょうかね～～


ふうううううううう～～


これは美味いっ。ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ

やはりベースは豚骨醤油ですねぇ。口に含んだときの香りが凄く他にない独特のものがありますね。
動物と魚介のWスープって聞いてきたけど、こってりに見えてそれほど濃さはないですね。
ぐいっと喉を鳴らした後からも鰹の香りが口の中にプワンと停滞し続けますね。
そしてふんわりとニンニクのような風味もする。結構複雑な味が重層的に展開しています。
焼きの入ったチャーシュウからの焦がしフレーバーが結構強く、
このスープのボディに独特な味わいをつけていますなぁ。飲んだことがあるようなないような味です。
近いとすれば家系。家系でも吉村家辺りのものをやや薄めて、鰹風味をつけた感じかな。
吉村家のようなスモーキーなチャーシュウの風味もそうなんだが、なんでか頭に家系がよぎる。

そう、豚骨醤油に鶏油（ちーゆ）。これがかなり効いているのですよ。


続いて麺を啜りますっ。ズルッ。

ほとんどストレートな太麺。やや灰色かかった黄色味を帯びていますぅ。
硬めの茹で上げになっていて、ムッチリと弾力も感じ、スープとの相性の良さも秀逸なもの。
加水率が低いのでスープの吸い込みもいい感じですよね～～
良く噛み締めて味わうと小麦の旨さも伝わってきて、なかなかの代物。
麺を見てやはりこのラーメンが家系のラーメンを意識していることを強く感じました。
ただし、この麺の太さならもう少しスープに濃度をつけた方がバランスはよいと思いますなぁ。少しシャバイね。

肩ロースのチャーシューはスモーキーで香ばしくひたすら美味い。噛みごたえがイイ感じです。
こんだけ厚みがあると、ぷるるんとした弾力とほとばしる肉汁が存分に味わえる。
なんでも特製の窯で焼いてるらしく、肉自体も非常に美味しかったです。
いやいや、普通のチャーシュウメンでも十分なんじゃないですかねぇ～～味付けも濃いめでかなり好きな感じでした。

後半戦に入ると、最初は嬉しすぎたチャーシュウにもさすがに飽きがきてしまいます。
そんな時にはこれに限る。
ライスにチャーシュウを移動させて、スープを回しかけ、ニンニクチップをトッピング～～
濃い味のチャーシュウはライスと相性ぴったんこ。
これまた最高に旨し。。。

御馳走様でした～～