味噌や昆布、納豆の旨味、さらには梅の酸味をブレンドしたオリジナル餃子 : 310

＜お店について＞
こちらは2013年11月28日オープンの餃子とポルトガル料理のお店。
“日本で最初に餃子を食べたのは水戸光圀。餃子のルーツは水戸」
というコンセプトをもとに、水戸から餃子の新しい楽しみ方を提案するお店で、
また、日本に最初にワインを伝えた国のポルトガルワインも提供。
店主の磯崎寛也氏は日立市に本社のあるアイ・ティ・エイチの代表取締役でもある方。
ちなみに、こちらのお店のシェフは東京の一流ホテルにて修業をされた方とのことですが、
シェフ＝店主なのか否かは未確認。

・駐車場
店舗隣（東側）に2台分（1,2番）
提携駐車場あり（大原学園水戸校脇のコインパーキング他の利用で共通駐車券100円分補助）

・席構成
カウンター席…7席程
テーブル席…1階：2名がけ1卓、4名がけ3卓、5名がけ1卓程
（2階にもテーブル席17席や立ち飲み席8席があるようですが未確認）

・喫煙／禁煙
禁煙


＜料理＞
■310ランチコース…ランチパスポート価格税込500円（通常価格800円）
・焼餃子
・季節のスープ餃子
・旬のサラダ（ひよこ豆のサラダ）
・今週のおかず（チキンのトマト煮）
・ライス（セルフサービスでおかわり無料）
・デザート
・季節のドリンク（ハーブティー）

まずは、季節のドリンクとしてホットのハーブティーが配膳されました。
温かい飲み物が食前に提供されるのは珍しい気がします。
メインの焼餃子は8個。
水菜が添えられており中華料理店の餃子や宇都宮の餃子専門店とは違いオシャレ。
餃子は店内でミンチにした国産豚肉と国産野菜（キャベツ、ネギ、ニラ等）等を使用し、
味噌や昆布、納豆の旨味、さらには梅の酸味をブレンドしているのだとか。
薄皮ですがしっかりとした食感。
餡の写真を撮るべくお箸で半分にカットするのが大変でした。
餃子の皮は厚手でモチモチとした食感のものが好みですが、
ニンニク不使用のあっさりとした味わいの餡との相性が良く美味しい。
水餃子は遅れて登場。
味付きスープに餃子が3つ入っていたようですが、
全て子どもに食べられてしまい味等未確認。。。。
今週のおかずはチキンのトマト煮。
独特の味付けのトマトソースがたっぷり入っており、ご飯にかけて食べても美味しい。
旬のサラダはひよこ豆のサラダ。
ひよこ豆ならではのホクホクとした食感も良いですし、
独特の味わいのドレッシングがかかっておりこれまた美味しい。
ライスは新米だったためかやや水気が多くやわらかめの炊き加減。
ちなみにライスはおかわり無料。
店内奥に炊飯器が置いてあり、セルフサービスで好きなだけおかわりができます。
ランチパスポート客はライスおかわり無料サービス除外のお店が多い中、素晴らしいです。
デザートはパンナコッタかブラマンジェか…緑色の甘いシロップがかかったもの。
本には通常価格800円と掲載されていましたがランチメニューには載っていなかったので、
ランチパスポートオリジナルメニューなのかも知れませんが、
品数も多く、ライスもおかわり無料で500円…とてもCPが良いと思います。


■男餃子定食…650円（税込）
・男餃子10個
・日替わりスープ（玉子スープ）
・ライス
・唐揚げ1個
・小鉢（コールスロー風キャベツサラダ）
こちらは通常のランチメニュー。
スタンダード餃子より肉量が多くにんにく入りの男餃子という呼び名の餃子が10個。
こちらも水菜が添えてあります。
見た目の大きさはスタンダードとほぼ同じで、
にんにく入りですが食後の臭いが気になる程でもなく極端に肉量が多いというわけでもなく。
“男餃子”というネーミングからもっとボリューミーもしくはワイルドな味を想像していたので、
やや拍子抜け。
スタンダード餃子の定食との差50円をどう考えるかですね。
日替わりスープはとろみのついた鶏出汁の玉子スープ。
激熱で、口内と喉を火傷。
優しい色合いに騙されましたが、とろみのついたスープは危険です。
こちらもライスおかわり無料…だと思いますが、
一部メニューは対象外のようなので、このメニューがどうなのかは未確認。
唐揚げは写真を見ての通り大きめサイズ。
臭みもないジューシーな鶏もも肉で、美味しかったです。
小鉢はコールスロー風キャベツサラダ。
さっぱりとした味付けで、箸休めにちょうど良い一品でした。

■モザンビークカレー定食…600円（税込）
・モザンビークカレー
・日替わりスープ（玉子スープ）
・小鉢（コールスロー風キャベツサラダ）
こちらも通常のランチメニュー。
餃子やなのにカレーがあるというのも気になりますが、
モザンビークカレーという聞きなれない料理名にも惹かれて注文。
お皿からこぼれるギリギリくらいまで盛り付けられたカレーライスが配膳されました。
あまり深さのないお皿ではありますが、写真を見ての通りなかなかのボリューム。
スパイス控えめでココナッツミルクの甘さが感じられる、独特の風味のカレー。
ココナッツミルク入りのカレーと言うとタイのカレー（ゲーンキャオワーンやゲーンペッ等）
のイメージがありますが、そういうタイのカレーのような味わいとは違います。
もちろんインドやパキスタン、スリランカ等のカレーとも異なる味わい。
かつてポルトガル領であったモザンビーク独特のカレーを日本人好みにアレンジしたのだそうですが、
そもそもモザンビークに行ったことがなくモザンビークのカレーというものがわからないので、
どの辺りがアレンジされているのかもわからず。
トマトの酸味とココナッツミルクの甘味が効いた味付けで、具としては玉ねぎがたっぷり。
煮溶かした芋や豆のような粉っぽい（？）感じがありましたが、よくわからず。
それと豚肉も少量ですが入っていた記憶があります。
うまく味の説明できないのですが、スパイス控えめでも珍しい味付けで美味しかったです。