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明石海峡大橋を眺めながらの、ぜいたくなひととき
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吾流旅人
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店舗基本情報
| 店名 |
なかむら
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
078-783-3392 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
西舞子駅から158m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥6,000～￥7,999
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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瀬戸内の景勝地、須磨明石の海岸沿いをコトコト走る山陽電鉄の小さな駅、西舞子駅を
降りて海に向かいます。
静かな街の静かな通りの電柱に、「なかむら」の小さな看板が見えます。
その看板に沿ってさらに海の方へ、小さな路地を入ると、こんなところにと驚く静かなお家に
、小さな看板が掛かっています。
小粋な玄関から入って戸を開けると、作務衣姿のご主人が迎えてくれます。
６人ほどが座れる清潔なカウンター、その上に魚の乗った木箱が並べられています。
何を食べるか、ご主人と相談しながらの、この時間が楽しい。
突き出しは、もずく。
おまかせも２種類ほど用意されていますが、夫婦二人で少しずついろんなものを食べた
いとのいつもの勝手で、まずは刺身を相談します。
地のもので、お勧めをと、明石の鯛、同じく鰈、カンパチ、明石のウニを盛っていただ
きます。
鯛の肝、鰈の肝も添えられています。
酒は、先に須磨海岸の海の家バーでビールを済ませてきたので、早速に酒。
地酒の冷えたのをとお願いし、好きな盃を選んで、まずは始めます。
どれも新鮮でうまみがのって、うまい。
他のお勧めの、まずは蛸のやわらか煮、野菜との炊き込みですが、上品でよく味が沁み
ています。
さすがは明石の蛸、噛むほどにうまみが広がります。
煮つけはガシラ。
カサゴの一種とのこと、注文してから女将さんが薄味で煮てくださいます。
上品で、なにやら、懐かしい味です。
いいにおいがするなと思ったら、女将さんが卵を焼いておられたので、できたてを早速所望。
熱々でほんのり甘く、おいしい。
鱧がいいと聞いて、焼き霜でお願いしますと、ふわふわの上品な一品がきました。
これはちょっと驚きました。
いつもは酢みそが多いのですが、この上品さには梅肉が合います。
ご主人手作りの鯵の干物も焼いていただきましたが、これもやわらかくていい味出してます。
このあたりは穴子が名物、焼きと蒸しを一つずつ握ってもらいます。
さすがにどちらもうまいのですが、あまり味を付けない焼きの方が深みがあって好みでした。
最後は手作りのデザートまでいただきました。
酒は地元兵庫県産のものを幾種類か、いや全種類いただきました。
料理とケンカしないものを揃えていますとのことですが、相性が良すぎて、つい、いただき過ぎました。
このお店は、なんと言っても雰囲気です。
明石海峡大橋が目の前に見えます。
暮れゆく大橋を流れるヘッドライトチェーンを眺めながら、静かにカウンターでいただく瀬戸内の魚と地元のお酒は格別です。
はじめはちょっと気難しそうに思えたご主人も、いそがしそうな女将さんとも、だんだんとうち解けて、楽しいひとときになりました。
ぜいたくなお店です。