高台に建つ眺めの良いホテルです・・・・が・・・・ : 十勝幕別温泉グランヴィリオホテル

3泊目はこちらで・・・・。この日はラッキーなことに前日開催予定であった勝毎花火大会が雨で順延となり、この日が開催日となりました。そのため、かなりの人と車が帯広に向かって入ってきていましたが、何でもかなり大きな花火大会だとタクシーの運転手さんから聞きました。

ホントは帯広市内の北海道ホテルをキャンセル待ちしていたのですが、やはり花火大会と大平原まつりのために、全くキャンセルが出ず・・・。そこで市内から一駅離れた札内駅からタクシーで行ける幕別温泉にあるこちら、高台に建つ眺めの良いホテルだということで選んだのです。

レンタカーで阿寒湖→摩周湖→釧路湿原→釧路港を経由してPM4時過ぎに到着。先に荷物を降ろしチェックイン。ただ、7時までに帯広駅前にレンタカーを返さないといけなかったので、荷物だけ置いて帯広駅を目指しました。

大通りからではなく、南から行く形で行ったら多少混んではいましたが、渋滞とまでは行かず結構早く着けました。そこからJRで札内駅へ出て、そこからタクシーでこちらに戻りました。（その際この日の花火大会がいかに盛大に行われるかをレクチャーいただきました。）

部屋は最上階11階のこれまた一番奥、市内側のスイートリビングツインでしたので、もしかしたら花火が部屋から見れるのでは･･･と期待しておりました。この部屋、スイーツでは取っていなかったのですが、GW明けから頼んでいたのと代理店が頑張ってくれたようで、プラス料金無しで使わせていただけました。ラッキーです。リビングと寝室が別になっている部屋で、トイレと風呂も別々です。二人利用では十分すぎる広さでした。感謝感謝・・。
部屋からの眺めは圧巻で帯広市内と雄大な景色が見渡せかなりええ感じでした。
空気清浄機もあり、この点も評価できます。ですが・・・・。

この日はチェックイン時からちょっと不安なことが・・・。全館満室で団体が入っているとのことで、食事やお風呂などが混雑が予想されますと言うことでした・・・うーーーん・・・。で、案の定ですが、中国人と思しき団体が100人近く泊まっていたようです・・・・。これが不安通りになり・・・・。

7時半からの花火大会に開始の時間に間に合うように先に食事を取ろうと6時半頃ロイヤルグリーンに行きました。朝夕食ともこちらのバイキングです。

まだ空いていたのですが、席は自由だということと時間も分けられていないとのことなので、またまた不安に・・・・。

飲み物にいたっては、ビアーガーデンのようにドリンクバーまで取りに行かないといけないシステムで、伝票にチェックと言う形で・・・・。ワンドリンク付のプランだったので、生ビールとジンジャエールをもらいに行った際に伝票も取られ、以後どうやって頼むの？って感じでした。これが不幸の始まり・・・。

気を取り直して料理を取りに行くと料理内容は十勝牛のサガリステーキをはじめ、豚丼やズワイかに足やラーメンまであり北海道らしいメニュー構成でしたが、前日のバイキングと比べてしまい、ちょっと盛り付けや味付けで劣ってしまい・・・・。（刺身は鮮度も良さそうでしたが・・・後述の不幸のせいで食べられず・・・）ホームページではスープカレーもありと書いてあったのですが、それは無かったです・・・。天ぷらも海老ではなく鶏とごぼうなどの野菜のみで・・・・ちょっと話が違う･･･って感じで・・・。
味的にも十勝牛のステーキと言うことで期待したのですが、ちょっとカスカスの感じで、前日のステーキに比べるとかなり劣り・・・・。味的にはフッツーの味でラーメンなどは・・・・・ちょっと・・・・って感じでした。

で、前菜を食べ終えてメインを取りに行こうと二人で席を立ったのが不幸の始まり・・・。ビールは半分くらいジンジャエールは3分の2ほど残っており、食べ物も刺身や豚丼のお肉やとうもろこしなども残してあったのですが、5分ほどして戻ると、店員のおっさんが片付けているじゃないですか！明らかに食べている途中なのに・・・です。大慌てで、謝られましたが、ほとんど食べ物は残飯のように片付けられており、ジンジャエールもビールもお盆に乗せられており・・・。伝票が無かったのと人でかなり混んできていたので、食事終了と勘違いしたようです。
で伝票は？と言われ、事情を説明したらとにかく平謝りで新しいのを持ってくると・・・。

で待っていると、奥さんのジンジャエールのみ持ってこられ、一旦引いた何が入っているかわからないような私の生ビールをそのまま置かれ・・・。あまりにも変な対応だったので文句を言うとやっと新しいビールを持ってきました。で、豚丼のお肉をまた取りに行けばええわと思って行くと、なくなっており、補充も無しで・・・・。他つぶ貝の刺身とはまちの刺身もええノンが出てきたので、取りに行っって置いておいたのが引かれており、それもカスみたいな刺身しか残っておらず・・・。かなり憤慨しました。

どう考えてもこちらのバイキングのシステムはなっていません！！。味以前の問題です。明らかに食べている途中の物を引きますか？やっぱ席だけは決めて、食事中・食事終了とかの札を前日のホテルではちゃんと置かれてあったように、裏返して食事終了にすればスマートだと思うのですが・・・。

他の席でも結構混乱していたようで、それに中国人の団体が入ってきて、料理の取り方がめちゃくちゃになり、ほとんど料理が無い皿もいくつか出ており・・・。最悪のバイキングでした。

折角の旅行でこれは・・・・かなり落ち込みました。

気を取り直して部屋に戻り花火に備えて、夜景を愉しみながら部屋のソファでゆったりとしました。で7時半になり、思っていた通りチョッと遠くではありましたが、花火が上がりだし、部屋から座って見えました。これはかなりええ感じです。この点では素晴らしい部屋でした。

まあ、夜のバイキングのダメダメとこの眺めでチャラにしようということになりました・・。
この花火大会9時までのロングランの大会でかなりでかい花火大会だったようです。道民が札幌・函館・北見・釧路・旭川などから来られているようで（市内を走っている時ナンバーで確認しました）、道民の夏の楽しみの一つのようですね。
かなり綺麗で美しい花火大会でした。これはかなり良かったです。

9時に終わりその後、モール温泉という美肌の湯に入りに行こうと1階にある華のゆへ行きました。ここでまた・・・・・。

お風呂は一般にも開放されており、それなりにスパ施設としては良かったのですが・・・・。
温泉自体はモール温泉で葉っぱの堆積した物がうんちゃらかんちゃらという温泉らしいので、色はかなり濃く、風呂のそこは全く見えない状態です。多少ぬめりもあり、美肌には、効きそうでした。温泉もまあええ感じだったのですが、とにかく人が多く、露天風呂に行くと・・・・わちゃー、中国人で埋め尽くされておりは入る隙間が無く、チョッと待ってもなかなか上がって来ず、結局露天風呂は入れず仕舞いで・・・。
刺青の入った中国人も居り、こりゃちょっとあかん日に来てしもたなぁ･･･て感じ。

もちろん洗い場も使いっぱなしで、お風呂から出る時もタオルで拭くという常識が無いのかびちょびちょのまま上がっていくし・・・・ちょっとこういう団体は入れないほうがホテルのためにもなると思うのですが・・・・。いくら最初に「本日は混雑が予想されます」と言われても････って感じ・・・。

明朝に一番屋上の展望風呂（これは洗い場３つしかない小さなお風呂でしたが・・）でやっとゆっくり入れました。まあここは眺めもよくよかったです。

朝食も同じ場所でいただきましたが、朝はまた一緒になるのが嫌だったのでちょっと遅め、８時も回ってから行きました。これは良かったようでもう朝の波は落ち着いていたようでした。いくらがおいしかったですね。他はまあ一般的な朝食バイキングって感じです・・・。

帯広駅までの送りの時間までちょっと時間があったので自転車が無料で借りられましたので、周辺を散策しました。これは結構良かったです。北海道はどこで写真を撮っても絵になりますなぁ・・・・。

という感じのホテルでした。たまたまですがちょっと悪いことが重なったのですが、部屋のグレードアップと眺望、フロントの女性の笑顔の対応など救われる部分もありましたので、チャラとしておきましょう。

3.0（ロイヤルグリーンのみならシステムや接客方法・料理の補充などで2.0です）