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旬のししゃもなのだ!
いよいよ今年もししゃものシーズンがやって参りました。
しかも「ししゃもフライ定食」が旬のメニューとして登場しています。
この店は、季節ならではの味わいを提供してくれるありがたい店であり、こういう「オススメ」を提供してくれる店は貴重なのです。
これこそが「オススメ」であり、ラーメン店やスープカレー店で、店主に「オススメはなんですか?」と尋ねる客は、オススメの意味が解っていないのです。
11:00に店に到着し、中に入ると先客はいません。
女性店主に挨拶をし、ししゃも定食をリクエストすると、うどんがセットになっているそうで、うどんは冷温を選べます。
私は冷たいうどんが大嫌いなので、温かいうどんを注文しました。
妻も私の影響を受けて温かいうどんしか食べなくなりましたので、同じく温かいうどんを選びました。
厨房ではフライを揚げる時の油が弾ける心地よい音がこだまします。
そして出てきたししゃもフライ定食は、うどんとご飯、そして小鉢が二皿、それプラス3尾のししゃもフライです。
そのししゃもフライをサクッとひとくち頬張ると、
「おお、これこれ! 焼いたししゃもも美味しいけど、フライもイケルよな~!」
「ホントね~♪」
衣はサクッと、中身はふっくらで美味しいです。
これは何も付ける必要はありません。
2匹目はうどんのダシに入れ、ししゃもフライうどんにしましたが、これも美味しいです。
3匹目はどうしようかと悩みましたが、やはりフライとしてそのまま食べました。
なにせここのししゃもは、【みな〇水産】から仕入れたししゃもですから、美味しくないはずがないのです。
このししゃも定食がなんと900円という破格の値段で食べることができるのです。
なお、今シーズンのむかわのししゃもは不漁だそうで、静内産のししゃもがむかわで売られているとか。
「ねこや食堂日記」やSNSで発信されている情報です。
ししゃもフライ定食はいつもある訳ではないので、SNSをよく確認してチャンスを逃さないようにしましょう。
チャンスはいつもそこにあるとは限りませんので。
パスタ感覚の焼きうどん
2月28日に鈴木知事が出した「非常事態宣言」を受けて、先週末は除雪以外で屋外に出ませんでした。
もっとも新型コロナウイルスは、空中に浮遊している訳ではないので、外出すれば即感染という訳ではありませんから、どのような場所が危険なのかを理解すれば良いのですが。
しかしなぜ外出を控えたかというと、まず知事の要請に応えたかったことと、仮に私が感染しても、外出をしたためではないという根拠を作りたかったからです。
自宅でゴロゴロというのももったいないので、久しぶりに読書に集中出来ました。
さて、今回訪れたのは、店舗フェイスブックに掲載されていたトマト焼きうどんが美味しそうだったのと、体調を崩して病院通いをした雄猫ソラの容態が気になったからです。
店内に入ると、テーブルの下にいた雌猫コナに気付かずに蹴飛ばしてしまいました(驚)
外をパトロール中のソラを店主が店の中に招き入れ、台所の棚を利用して店主の肩に飛び乗ったソラは、病院通いをしたとは思えないほど元気です。
キツネに勝ってしまうほどの喧嘩強い16歳の雄猫ソラですが、なぜか1歳年下の雌猫コナには弱いらしく、2匹がストーブの側で暖を取っている時のソラの気まずそうな表情は笑えます。
出されたメニューにトマト焼きうどんは記載されていませんでしたので、食べることが出来るか問うと、出来るとのことでしたので、注文しました。
そして出てきたトマト焼きうどんをフォークでくるくる巻き取ってパクリと頬張ると、
「おお~、イイ感じ!」
美味しいです。
見た目も食べた感じも焼きうどんというより、パスタに近いもので、パスタの代わりにうどんを使用しているといってもよいくらいです。
そしてトマトの味わいが絶妙で、いかにもトマト~という感じではなく、ほんのりというものであり、出しゃばりすぎないけどしっかり存在感を出すというものです。
そして溶けたスライスチーズを絡めて食べるとまたひと味違う美味しさが楽しめます。
「へ~、美味しいね♪」
この意外な美味しさに妻も驚いたようです。
とにかく女性店主のひらめきには驚かされるばかりで、何をどう調理すれば美味しくなるという図式というか、センスの持ち主なのです。
ご馳走様でした。
うどんも美味しいけど、カレーも美味しいんです!
フェイスブックのオムカツカレーの写真があまりにも美味しそうだったので、これはもう食べに行くしかないと、ドライブがてら訪れました。
天気予報では、2日連続の雨でしたが、初日に降りきったのか、なんと晴れ間が見える天気。
しかも微妙に気温も高く、車の中はぽっかぽかです。
日高自動車道も厚賀まで開通していますから、新ひだか町が更に身近になりました。
さて、正午前に到着しましたが、先客はいません。
コナもソラも出かけているのか姿が見えません。
注文したのはもちろんオムカツカレーで、待っている間窓から見える海の様子が「ザッバーン」と昔の東映のオープニングのようで、風が強いのが分かります。
そして出てきたオムカツカレーは、オムレツがまるで布団のようにカレーに掛けられています。
そのカレーをパクリとひとくち頬張ると、
「おお~、ウマーイ!」
ちょっと辛めとリクエストして、豆板醤でピリッと仕上げてもらいましたが、相変わらずここのカレーライスは美味しいです。
一見ごく普通の家庭で作るカレーライスに見えますが、インドカレーのエッセンスを感じるカレーで、なんかちょっと違うと感じるカレーなのです。
カツもボリュームがあって、これで900円はお得です。
「美味しいね~♪」
妻も大満足です。
食べ終えるといつの間にかコナがいました。
妻が誘うと膝の上に乗り、マッサージを受けています。
あー、そこそこ。気持ちいい~。じゃ次はこっちね♪
と体勢を変えながら気持ちよさそうに妻から撫でられているコナは、一見おとなしそうに見えますが、狐を追いやる雄猫ソラより強い雌猫なのです(笑)
食事も美味しいのですが、女性店主とのおしゃべりも楽しみなのです。
ご馳走様でした。
猫だけじゃありません(笑)
今年創業100年を迎える浦河町の【大黒座】ですが、大手シネコンでは上映しないような作品が公開されることがあります。
しかし何分自宅から130㎞を超える距離がありますから、なかなか訪れるのが困難な映画館なのですが、今回見たい作品が2本も上映されるので、これはチャンスとばかり訪れました。
1本目の上映開始時刻は13:30ですので、その前にランチを取らなければなりません。そこで余裕を持って8:30に自宅を出発しました。
ナビに入力して到着予想時刻を見ながら車を走らせると、ことのほかスムーズな行程のため、上映開始時刻より1時間45分も早く到着しそうでしたので、1年ぶりにここを訪れました。
新年の挨拶を済ませて席に座ると、ソラが外の徘徊を終えて戻ってきました。
そして私の周りをうろうろして、膝の上をじーっと眺めています。
更に私が手で合図をすると前足を膝の上に置き、私が拒んでいないことを察したのかひょいと膝の上に乗りました。頬の下を撫でてやると気持ちよさそうです。そして最後はテーブルの上に乗っかり、女性店主に叱られるというのがいつものパターンです(笑)
この14歳の雄猫ソラは、狐と喧嘩しても勝ってしまうという、タフなじじい猫なのだそうです。
今回いただいたのは正月メニューの一つであるししゃも天うどんで、静内で取れた大ぶりのししゃもの天ぷらが2尾も載った美味しいうどんです。
昨年のししゃも漁が豊漁だったそうで、現在でもししゃもを提供することができるとのこと。
ご馳走様でした。
ねこや食堂って何屋さん?
*****2017年1月再訪*****
一昨年に現職場になって以来、久しぶりに訪れました。
なかなか訪れる機会がなかったことと、一泊ツーリングの帰り道に寄ろうとしたのですが、たまたま休みであったり、タイミングが合わなかったのです。
店主のブログを拝見すると、元旦早々営業しているようですので、落ち着いた頃を見計らって訪れました。
昨年12月に積もった雪のせいで、千歳市内の道路は凸凹ですが、新ひだか町は全くといってよいほど雪がありません。
冬季休業中の【みな○水産】の前に車を停めると、ソラが寄ってきました。
「猫はこたつで丸くなる」という歌詞がありますが、ソラは元気に外を徘徊しています。私が店内に入ろうとすると、ソラが私の前にいて、中に入りたそうでしたので、扉を開けてやりました。
店内に入り、女性店主に挨拶を済ませた後、しばしまとわりつくソラと遊ぶ私。注文したのはカレーうどんで、外気温がプラス3℃でそれほど寒くはないのですが、やはり冬はカレーうどんが食べたくなります。
これは、店内に置かれた薪ストーブの影響もあるかもしれませんね。なんといっても薪ストーブの傍で食べるカレーうどんは何とも言えない美味しさです。
そしてなんといっても女性店主との会話が楽しみなのですが、日高エリアの貴重な話を伺うことができるのです。普段はブログで知ることがほとんどなのですが、直接会って話を伺うと詳細なことを知ることができるのです。
特に【大黒座】情報は貴重で、見たかったけど見ることができなかった「帰って来たヒトラー」がレンタル開始になったため早速見たのですが、コメディーだけど単純なコメディーではなく、考えさせられる映画でした。
そうそう、ブログでも発信していますが、営業時間が変わりましたので注意してください。
*****2014年5月再訪*****
GWの最終日、二十間道路の桜を見に行こうとバイクで訪れました。
ランチをここで食べようと思っていたのですが、なんと、みな丸水産の前でたこ焼きを販売しています。いつから「水産」からたこ焼き屋に鞍替えしたのだろうかと驚いたのですが、ねこや食堂の女性店主に尋ねると、期間限定で訪れているとのことでした。
まだまだ肌寒いので、注文したのは鍋焼きうどんです。土鍋の蓋を取るとグツグツ状態で見るだけで体が温まりそうです(笑)
いつものように小鉢に取らず直接鍋から食べますが、とても美味しいですし体が温まります。
そうそう、先ほどのたこ焼き屋さんですが、「本場大阪の味」と書かれていますが、なにせ滝川のたこ丸で本物の大阪のたこ焼きを食べたことがありますから、本当かな? と疑いの目で見てしまいました。しかしねこや食堂の女性店主の話では、年に一度は大阪に行って自分の味がブレていないか確認するそうで、まさしく大阪のたこ焼きを提供しているそうです。しかも価格はかなり高めなのですが、食べると価格のことなどどうでもよくなるそうで、リピーターも多いそうです。黄色のバスを見つけるとあちこちから客が訪れるそうです。
そうこうしている内に、みな丸水産のご主人がうどんを食べに訪れ、たこ焼き屋さんの話をしてくれました。なんと旧知の仲で、過去に二十間道路にお互い店を出して売り上げを競走したそうです。
今回はたこ焼きを食べることはできませんでしたが、どこかでこのバスを見かけた時は、美味しいたこ焼きを食べたいと思います。
それにしてもねこや食堂を訪れると、いろいろ楽しいことが起きる。なんといいますか当たりくじを引いたような楽しさがある店ですね。
*****2013年12月再訪*****
さあ、本日はクリスマスイブ。かといって特別な料理を食べたいとは思わないし、ケンタッキーもいらない。
では何が食べたいのか。それはみな丸水産の魚だったのです(笑)
そうなるとランチはここでと決め、自宅を出発しました。つるつる路面で運転するのが大変でした。途中事故を起こした車2台を目撃しましたが、国道235号線に入った途端、全く雪がありません。鵡川から新冠までの間など、山肌に雪がなく、こちらでは雪が降った形跡がありません。
新冠を過ぎると雪が現れ、新ひだか町はそれなりの積雪があります。駐車場に車を止め、店内に入ると、今朝降った雪だそうです。
寒い日にはぴったりのメニュー、それはやはり鍋焼きうどんです。待つことしばし、目の前で蓋を取られた鍋焼きうどんからは、湯気がもわっと立ち上っていい感じ。これぞ鍋焼きうどんですね。
ここのうどんの特徴は、透明感のある麺なのです。ですからダシの中から麺を持ち上げると、ダシの色が麺に付いているのが分かります。そして手打ちですから、製麺機で製造した麺のように四角い麺ではありません。ダシの味わいも程良く、麺、ダシ、具が一体となった鍋焼きうどんなのです。
さて、クリスマスイブにここを訪れたのは、みな丸水産でホッケの開きを買うのが目的だったことを話すと、もうみな丸水産の話で盛り上がってしまいました。そう、ここの店主もみな丸水産の大ファンなのです。それは味もさることながら、みな丸水産のご主人の人柄が好きだそうで、その話を聞くと私もファンになってしまいました。
*****2013年5月再訪*****
浦河ドライブの最後、帰り道によりました。
目的はそう、土産にヒロココロッケを購入するためです。昼食はすでに済ませてありますが、ここでデザートを頂くことにしました。
注文したのは焼きプリンです。皿の上に載せられて出てきますが、程よい甘さのプリンはとても美味しいです。
他に誰も客がいないことから、女性店主といろんな話題で会話を楽しみました。特にここの売りでもあるうどんなのですが、店主の打つうどんは讃岐うどんですがダシは道民向けのものです。このあたりは京極町の人気うどん店野々傘と同じで、本格的な香川や大阪のダシを提供しても道民には馴染めないものもあり、道民の好みに合う味で提供しないと受け入れられないというものなのです。
「そうそう、そうなんですよねー」
なんてうどん談義で盛り上がりました(笑)
あとはカレーラーメンの話。室蘭名物でもあるカレーラーメンも、どろっとしたタイプやさらっとしたタイプがあり、それぞれ好みが違う話など。そして以前に食べたここのカツカレーうどんが、意外な美味しさがあってビックリした話など。
そうこうしている内にコナが私の足元に寄ってきて、
ニャー
なんだか私の膝に乗りたそうなので、誘ってみると膝どころか肩に乗ろうとします。肩に乗ると猫は落ちないように爪を立てますから痛いので、店主がコナを抱いて床に戻します。でもコナはどうしても私に乗りたいようですから、膝の上に載ったところで尻尾の付け根や顎を撫でてやるともううっとり。私の膝の上でくつろぎました。
そらはそらで、テレビの上から店主の肩に飛び乗り、肩車状態になります。ヒロココロッケを購入するために立ち寄ったのですが、なんだかんだで1時間も話し込んでしまいました(笑)
自宅に戻り、
「今日はたくさん買ってきたぞー」
「わーい!」
そうなんです。
妻もこのコロッケが大好きなのです。スーパーの惣菜や町などの名前が付いた○○コロッケなんか目じゃない美味しさ。揚げたてはもちろん冷めても美味しいヒロココロッケ。このコロッケを食べると他のコロッケを食べることができなくなるほどです。
*****2012年12月再訪*****
大黒座映画鑑賞ツアー第1弾
浦河町にある小さな映画館「大黒座」。ここで現在台湾の映画が上映されています。映画のタイトルは「父の初七日」という2010年の作品で、台湾のアカデミー賞に当たる金馬奨7部門にノミネートされたものだとか。
http://www.shonanoka.com/
こういうマニアックな映画はシネコンで上映されることは滅多にありません。ですからこれを逃すとスクリーンで見ることはできないかもしれませんから130km離れた場所へ映画を見に行ったのです。
「明日は6時に出発するよ」
「えっ、じゃあご飯は?」
「ねこや食堂で鍋焼きうどん」
「わーい!」
という訳で、自宅を6時に出発し一路新ひだか町に向かいました。朝の天気予報で荒れるのは日本海側というのを確認しましたから安心して出かけたのですが、太平洋側とは思えない降雪量に驚きました。
「12月の静内じゃないよね」
なんて話しながら8時に店に到着すると暖簾が掛かっていません。店内は電気が灯り、煙突から煙が出ていますから何らかの理由で開店が遅くなったと判断しました。車の中で待っていても仕方がないので店主に状況を伺うと、お入りくださいと案内されました。
店内はまだ暖まっておらず肌寒いのですが、少々の寒さはどうってことはありませんし、食べるものは鍋焼きうどんと決めていましたからかえっていいかもしれません。
注文して待つことしばし、出てきた鍋焼きうどんは鍋を取るとグツグツ状態で、モワッと湯気が立ち上ります。寒い日は鍋焼きうどんといいたくなるような状況をまさに具現化したものですね(笑)
小鉢があるのですが、私も妻も鍋から直接食べます。この熱々のうどんをフーフーしながら食べるのがいいんですよね。ここはうどんそのものが美味しいです。ほんのり透明感のあるうどんは、コシの強さと勘違いさせる太めで「硬い」うどんとは違うもので、手打ちの良さが表れています。妻が言うには麺の形状がご主人が他界され惜しまれつつ閉店した松葉の蕎麦の麺に似ているといいますし、私は千歳の梅乃家の麺に似ていると思います。
しかも具がひと手間加えられていて、豚肉はほんのり生姜の風味がしますし、鶏肉もソテーされたような感じです。私は食べることに夢中になって気付きませんでしたが、妻はそういうところに気が付いたようでさすがです。
そうそう、卵を割ると黄身がオレンジではなく黄色いものでしたから、ひょっとして「キッチンサイドファーム」の卵なのか尋ねると、その通りでした。
http://kitchensidefarm.blog56.fc2.com/
ここでも販売していますが1個43円という高価な卵です。なぜ高価なのかは映画「小さな町の小さな映画館」を見ればその理由が分かります。
http://www.chiisanaeigakan.com/index.do;jsessionid=6B36CD86DC7D245AA454B7A868DDDD4D?cmd=display
これから大黒座に映画を見に行く旨を告げると、店があるため大黒座をしばらく訪れていないそうです。話に夢中になって9時を回ってしまいました。ここから浦河までの道のりは夏場であれば1時間もかかりませんが、冬道ですから余裕がないとたどり着きません。早々にお礼を言って店を後にしました。
あー、美味しかった!
*****2012年10月再訪*****
週の初めには週末の天気が気になる私。そう、バイクのシーズンもいよいよ終了間近です。
今週末は不安定な天気で雨が降るという予報を見たとたん、もうガッカリなのですが、予報に反して晴れました!
という訳で日本海側は雨が降りそうでしたので、太平洋側に行くことにしたのですが、あの残暑はどこに行ったのと言いたくなるほど一挙に冷え込み、日中の最高気温も15℃という予報。当然朝は肌寒いのですが、これが例年の気温ですから仕方がありません。
自宅を10時に出発し、日高道を利用せず一般道をのんびり走ります。途中数台のバイクを見かけましたが、私と同じようにシーズン終了間際の一走りを楽しんでいるのでしょうね。中には大きな荷物を積載したライダーもいましたので、ようやく休みが取れて北海道ツーリングを楽しんでいるのでしょう。
さて、道中それほど寒いわけではありませんでしたが、鍋焼きうどんを食べて体を温めようと思っていた矢先、メニューを眺めると鍋焼きうどんがありません。以前は確かにあったのですが意外な展開になってしまいました。何にしようか悩んでいたところ、隣のテーブルの先客が食べていたカレーうどんのいい香りが漂ってきました。そこで再びメニューを眺めると「カツカレーうどん」というメニューがあります。
うどんにあれこれ入れるのが好きではない私ですから普段の私なら、「こんなギトギトしたうどんなんか食ってられるかーい!」とはねつけてしまうのですが、写真を見るとなんだか美味しそうなのです。そういう勘が働いたときは素直に従う私、そして出てきたカツカレーうどんは、とても美味しそうです。
まずは汁をすすりますと、カレーの風味がピリッと効いていてしかもあっさりな汁なのです。カレー蕎麦でおなじみのとろみのある汁ではなくさらりとした汁で、しかも美味しいのです。なんといいますか、いかにもカレーが前面に出たものではなく、うどんの汁とのバランスがとても良いのです。
そしてカツですが、普通のうどんにカツを入れると汁が脂っこくなってしまいますし、カツは逆に脂分が抜けて物足りないものになるでしょうが、このスパイシーであっさりした汁のおかげで違和感なく食べることができ、とても美味しく、これもやはりバランスなのでしょうね。
うどんだけでお腹が一杯になり、楽しみにしていたヒロココロッケを食べる余裕がなくなりましたので持ち帰ることにしました。実はヒロココロッケが大好きな私。スーパーの惣菜コーナーで売っているコロッケとは一味も二味も違う驚きの美味しさ。
「あの美味しさの秘密はなんなのでしょうか?」
「なんでしょうねぇ」
と、ヒロココロッケの話題でカフェ アッシュの女性店主と盛り上がったこともあるほどです。
作るのに10分ほどかかりまして、古新聞で作った小さなバッグに入れてくれました。
「うちは浦河町のアンテナショップでもあるんですよ」
と笑って見送ってくれた女性店主、楽しいひと時でした。
自宅に戻り、コロッケを妻に渡して着替えていると、
「コロッケもうひとつ食べてもいい?」
と妻が。
「なんを言いよるとか、俺も楽しみにしとったとばい」
そうなんです。こればかりは譲るわけにはいきません(笑)
当然冷えていたのですが、それでも美味しいヒロココロッケ。出来立てを食べると、衣のサクサク感と中身のホクホク感がなんともいえない絶妙なコロッケなのです。
*****2011年11月再訪*****
雪が少ない新ひだか町ですが、さすがにバイクで出かける気にはなりません。天気も良く穏やかな日でしたのでドライブに出かけてきました。
約2時間で到着し、店内に入ると食べたことがないメニューがあります。先ず目に付いたのは「ふく定食」です。「ふく」といえば、博多で河豚のことをふくと呼ぶのですが、当然河豚を使ったメニューではないと分かっていても一瞬ドキッとします(笑)
メニューの内容は、先ずうどんを冷たいものにするか暖かいものにするかを選択します。次にご飯にするかデザートにするか選択します。妻は温かいうどんとデザートを選択しました。私はご飯とデザート、どちらにするか迷いましたが、結局同じものにしようと思っていた矢先、「ねこや定食」のメニューが目に入りました。
では「ねこや定食」の内容はといいますと、これも冷たいうどんか温かいうどんを選択します。次にご飯メニューを「ミニチャーシュー丼」、「ミニカレーライス」、「たまご掛けご飯」の3種類の中から選びます。
冷たいうどんを食べる習慣がない私はやはり温かいうどんを選択しました。次にご飯は「ミニチャーシュー丼」です。しかも「ねこや定食」は1日5食限定という貴重なメニューなのですが、11時という早い時刻に訪れたので難なく食べることができました。
女性店主が調理を始めると、店内には良い香りが充満して食欲がわきます。そうこうしている内にほぼ同時にメニューが出てきました。
先ずかけうどんですが、ここのうどんは透明感があって喉越しが良く、とても美味しいです。だしはいわゆる関東風ですので私の好きな関西風からかけ離れているのですが、蕎麦を食べるようになってこの手のだしも食べることができるようになりました。蕎麦の汁に比べると、やや味が薄めですので、蕎麦だと汁の味が負けてしまいそうなのですが、うどんにはちょうど良い味で、しかも柚子の風味がほんのり効いていて美味しいものでした。
チャーシュー丼は先ずチャーシューが美味しかったです。硬さも私好みで、「肉」としての旨味と歯応えを楽しめましたし、味付けも濃すぎることなくご飯との相性は抜群です。しかも見た目は少なさそうに見えたのですが、食べてみると以外に量があってお腹一杯になりました。
デザートはミニロールケーキで、外側は普通のケーキではなく、たまごと牛乳と小麦粉を使って卵焼き用のフライパンで焼いたもので、軟らかいのですがしっかりした食感がある不思議なロールケーキでした。しかし毎回食べて思うのは、女性店主のアイディアと工夫がすばらしいことです。
この内容で900円は納得です。妻が食べた「ふく定食」は1000円でしたが、これも以外に食べ応えがあって満足していました。
そうそう、ふくというのは新しくこの店の住人になった犬の名前(フク)なのです(笑)
*****2011年2月再訪*****
女性店主のブログを拝見していますと、浦河町の小さな映画館「大黒座」のことが書かれています。何年か前にテレビで報道されて存在自体は知っていたのですが、ドキュメンタリーが完成し、現在上映しています。しかも2月18日までということですのでまごまごしていると終了してしまいます。そして「大黒座」で上映しているからこそ見に行く価値があるわけですので、ここぞとばかり出かけたのです。
昼食はフリージアで済ませたのですが、喉が渇いたのでコンビニに寄って飲み物でも買おうとしたのですが、ここに寄ることにしました。
そうです、妻はまだ「コナねこプリン」を食べていないのです(笑)
駐車場には3台の車があり、3組の客が訪れていました。私は新メニューの「チョコプリン」と「ひろこコロッケ」、妻は「コナねこプリン」そしてホットコーヒーです。
出てきた「コナねこプリン」を一口食べた妻は、
「おーいしーい!」
大絶賛です(笑) 実は妻は洋菓子の強い甘さはあまり好きではなく、デザートなどでケーキやチョコなどたくさんの種類が出ると、2種類あれがいいといいと言って残りを私にくれます。ですから上品な甘さのデザートは大好きですので、絶対ここの「コナねこプリン」は気に入ると思っていました。
私が食べたチョコプリンも程よい甘さで飽きることがありません。
「私にも少しちょうだい」
「あっ、これも美味しいわね!」
もう大喜びです。
先ほど食べた焼きカレーのボリュームが結構あったせいか、お腹が一杯になった妻ですが、私の「ひろこコロッケ」が気になるらしく、一口ちょうだいといった割には残りを平らげてしまいました(笑)
この「ひろこコロッケ」ですが、以前から食べたいと思っていたのです。しかしメインで食べたメニューでお腹一杯になり、なかなか食べる機会がなかったのですが、今回食べてみてこれがまた美味しかったのです。揚げた物も、生でも持ち帰りができますので、次回は生で持ち帰ってビールのつまみにしてみたいですね。
さて店内には「コナ」も「そら」もいません。どうしているのかなと思っていたら、「そら」が庭に現れました。穏やかな気温だったとはいえ、「庭駆け回る」のは犬の専売特許だったよなと笑いながら見ていましたら、店主に中に入れてもらいました。
近くに来たので撫でてやると、なんと私の膝の上に乗ったのです。顎の付け根を撫でると気持ちが良いらしく、私の膝の上で寝転がってしまいました(笑)
店主にこれから浦河町の「大黒座」に映画を見に行く旨を話すと、店主と猫達も出演しているというので、てっきりドキュメンタリー風の映画だと思っていたのですが、本当のドキュメンタリーでした。しかも私が訪れたことのあるぱんぱかぱんやガーデンソングも紹介されており、この小さな映画館を中心に、意外な繋がりがあるのを知ることができました。
そしてなにより、大正7年創業の映画館と、浦河町の歴史を垣間見ることができてとても有意義な時間でした。
http://www.chiisanaeigakan.com/index.do?cmd=display
http://blog.livedoor.jp/timesignal_117/archives/51635079.html
店を出る際、なんと「そら」が表まで出てきて見送ってくれたのが可笑しかったです。妻の実家が農業を営んでいた頃、家には犬も猫も飼っていたので、
「猫の見送りを受けるとは思わなかったわ」
と楽しそうでした。
*****2010年11月再訪*****
朝起きて窓から外を眺めると良い天気です。これは今シーズンのバイクの走り納めに行かねばと、新ひだか町まで出掛けてまいりました。さすがに寒くなりましたが、お日様の温かさを感じつつ走るのは気持ちがいいですね。
実はこの店のブログを見て、カレーライスが食べてみたかったのです。私自身カレーが大好きなのですが、スープカレーやインド、タイ、スリランカなどのカレーを除き、いわゆる日本の普通のカレーを食べに行くことはまずありません。日本のカレーライスは自宅で作ることもできますし、レトルトでも美味しいものはたくさんあるので、わざわざお金を出して外食として食べるということがないのです。
さて、久しぶりのねこや食堂ですが、庭の花もずいぶん寂しくなってきました。店内は薪ストーブが燃えていますし、日当たりが良い店内はとても暖かいものでした。
さて、カレーを注文しようとしたのですが、「チャーシューうどん」という新しいメニューもありましたし、鍋焼きうどんも体が温まりそうで悩んでしまいます。なぜかここでは他のメニューも気になり、悩む場合が多いのです(笑)
出てきたカレーを見ると、家庭で作るカレーとはちょっと違うのが分かります。かといってインドでもないし、タイカレーでもありません。一口食べてみると、これが結構スパイシーなのです。辛さはそれほどでもなく、よほど辛さが苦手な人でない限り、子供でも食べることができます。しかし食べ終わる頃にはほんのりと頭皮に汗がにじみます。やはりこれはスパイスの効果ですね。
ここの料理は見ただけではわからない、食べてから気づく美味しさがあると毎回感じます。
そしてもうひとつ気になったのが「コナねこプリン」です。楓珈琲さんが大絶賛されていましたので興味があったのですが、メニューを見ても白いプリンとしか書かれていません。出てきた「コナねこプリン」を見ると確かに白いし、ハスカップのジャムが掛けられています。
「なんでプリンにハスカップジャム(酸味があります)なんだろう?」
と、不思議に思ったのですが、食べて納得です。このプリンは、卵白、牛乳、砂糖、生姜で作るオリジナルプリンで、そのほんのりとした甘さにハスカップジャムが合うのです。
女性店主も
「このジャムをかけないとぼやけた味になるんですよ」
と言っていたのですが、本当に美味しいものでした。
ここの料理やデザートは、食べると分かる「意外な美味しさ」があって、毎回楽しみです。
*****2010年6月再訪*****
朝食を取らず、早朝自宅を出発したので樹寿亭で食べようとしていたのですが、到着すると暖簾が掛かっていません。
「あれ?、もう7時なんだけど・・・」
と、当ての外れた私は仕方なくコンビニで朝食を購入しようと思ったのですが、なんと「ねこや食堂」が開いていました。実はねこや食堂の開店時間を7:30と勘違いしていたのです。
そそくさとブーツを脱いで店内に入った私はメニューを手にして何を食べようか迷うのでした。結局注文したのは豚玉おじやです。なんといいますか、この「おじや」に弱い私なのです(笑)
ご飯にうどんの汁がかけられ、豚肉と卵が載せられたシンプルなメニューなのですが、体が温まって美味しいものです。土鍋で出てきてグツグツ状態なのですが、小皿で食べることなんてしません。熱いものは熱いまま食べるのが私の主義ですのでスプーンですくってハフハフしながら食べます。もちろん上顎を火傷しないように注意しながら(笑)
このおじやはご飯からうどんに変更することもできますが、ご飯との相性も抜群な汁でした。
女性店主に話を伺うと、夏はツーリングで朝早く走るライダーも多いとのことで、7:00には開店するとのことです。まさしく私がそのひとりでした(笑)
*****2010年4月初訪問*****
以前から気になっていた食堂です。なんといってもその名前ですね、「ねこや」ですから(笑)
いったい何を食べさせてくれるのだろうかと疑問に思っていてのですが、ここのレビューを拝見してうどんがメインの食堂というのが分かりました。
自宅から2時間ほどの場所なので、ツーリングですと昼食ポイントとしては早すぎてだめなのですが、ドライブがてら行ってまいりました。午後3時という中途半端な時刻にたずねましたが先客がいまして意外と人気スポットなのかもしれません。
さて、なぜ「ねこや食堂」という名前にしたのかというと、女性店主が猫好きなためです。当然店内には猫がいて自由にあちこちに行きます。猫が苦手な方や飲食店で動物をなんてとんでもないという方は遠慮した方がよいでしょう。
靴を脱いで入店すると薪ストーブがでーんと有り、韓国の雑貨や菓子なども陳列してあり、少々雑然とした感じはありますが、私はこういう雰囲気は好きで逆に落ち着きます。
注文したのは浦河産のイカを天ぷらにした温かいイカ天うどんです。出てきたイカ天うどんを見るとゴマが入れてあり、「うどんにゴマ?」と驚いたのですが、イカ天と相まって特に違和感は感じませんでした。ゴマは汁の風味を強烈に変えてしまうので、うどんには絶対入れないものだと思っていましたから、ある意味新鮮でした。うどんは関西風が好きな私ですが、ここの汁はそれほど真っ黒でもなく、醤油の味が強すぎず美味しいものでした。北海道のうどんも昔と違い、汁の色が薄くなってきたと思います。若かりし頃札幌駅で初めて食べた北海道のうどんの汁があまりにも真っ黒で驚いたことがあります(笑)
麺のコシはそれほど強くはなく美味しいものでした。私は温かいうどんを食べるときは、あまりコシの強いものは苦手なのです。
妻が食べたのはごぼううどんです。おおっ、ごぼう天うどんがあると喜んだのですが、よく見ると「天」の字がありません。メニューにはごぼうの搾り汁で打った麺と書いてありましたのでそれではとばかり注文した次第です。こちらの麺は結構コシがありましたが美味しかったようです。特に汁が美味しいとばかり全部飲み干してしまいました。レンゲを使って汁を飲んでいた妻に、うどんの汁を飲むときは器を持ってズズっとすすった方が効率的だしそういうものだよと教えると、納得していました。
ここの猫はちょっかいをかけても引っ掻かれたりすることはないのでないので安心してください。女性店主も気さくな方で、商売っ気をあまり感じさせず、のんびりやっているいるようで楽しい方たちでした。
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ジャンル | うどん、食堂、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
0146-44-8030 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席数 |
15席 (テーブル席2人用×2 3人用×2 5人用×1) |
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個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 海が見える、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2004年11月1日 |
備考 |
Paypay利用出来ます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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昨シーズンの冬の道内は、全般的に降雪時期が遅く、スキー場がやきもきしましたが、今シーズンは積雪量の差が大きく出ました。
年末に訪れた三笠市は、遭難しそうな降りっぷりと、今年の札幌雪まつりはここでやるのではないかと思うほどの積雪量でしたが、さすが太平洋沿岸の新ひだか町はさらりとした積雪量でした。
新年の挨拶を済ませ、注文したのはカツカレーうどんです。
そして単品メニューとしてドンコ(鱈)のフライを追加しました。
女性店主のフライを揚げる音が聞こえるのですが、これが妙に心地よいのです。
いわゆるジューッという感じではなく、小川のせせらぎのような感じで癒やされるのです。
そして出てきたカツカレーうどんとドンコフライですが、まずドンコをパクリと頬張ると、
「おお~、ドンコウマーイ!」
鱈のふわっとした食感と、フライのサクッとした食感のハーモニーが素晴らしいです。
いつも思うことは、この店のトンカツなどのフライ物は美味しいのです。
何も付けずに食べましたが、なんの不満もありません。
それどころかこの大きさのフライが100円であることが驚きです。
そしてカツカレーうどんはいつもの美味しさで、寒い冬ならではのありがたさです。
「ドンコフライ美味しいわね♪」
妻も大満足のドンコフライ。
となりの椅子ではコナがすやすや寝ていますし、フクも外で元気に吠えています。
新年の特別感ではなく、日常の良さを感じることができるのが好きなのです。