無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0135-48-6300
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
waineさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
田村 岩太郎商店(たむら がんたろうしょうてん)
|
---|---|
ジャンル | 海鮮 |
お問い合わせ |
0135-48-6300 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
32席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 15台 |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2012年3月27日 |
備考 |
食べログへの書き込みは悪い点数を書くことを奨励 |
お店のPR |
ネットにはけして良い点数で書き込みをしないでください。
美味しいウニを食べるのが年に一度の楽しみであるというお客様のために、最高のウニ丼を提供するのがウニ漁師直営店である岩太郎の使命です。 ですから積丹のウニに「安さ」だけを求めているお客様には当店はお勧めできません。 幻のウニ丼である「朝ウニぶっかけ丼」はウニ漁がなければ提供することはできません。 6~8月の三ヶ月間で提供できるのは日数で約40日、1シーズンたったの2,000食くらいなものです。 そして運よく食べれたとしても所詮ただのウニです。 日本一新鮮というだけで、期待するほどたいそうなモノじゃありません。 もし幸運にも朝ウニぶっかけ丼を食べ、その美味しさに感動したとしてもその思いはお客様の胸の内にそっとしまいこみましょう。 ネットにレビューする場合は低い評価でお願い致します。 なぜなら、他人の評価など気にせず、純粋に幻のウニ丼を食べたいと願う岩太郎ファンにこそ朝ウニぶっかけ丼を食べてもらいたいからです。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
夏といえば海。
北海道の海にも短い夏は訪れます(当然か)
けれど、海で泳ぐとかダイビングではなく、もっぱら食べる方専門!
夏の海の幸といえば…
やっぱり『ウニ』
どさんことはいえ、ウニは高価な食材、おいそれと食べられたもんじゃぁありません。
だから、この短い夏の期間に一念発起してウニを目指していかなければなりません(笑)
今までの人生の中で、やはり一番は礼文島のエゾ馬糞ウニ。
根室や日高、留萌なんかも美味しいが、ここにかなうものはまずないでしょう。
けれど、それこそ道民とはいえ容易く行ける場所ではない。
それならば、もっと気軽にふらりと夏のドライブを満喫しながらにふさわしい場所…
それは積丹!
北海道の海はあまり美しくない砂浜かすぐに深くなる岩場ばかりだが、この夏の時期の積丹半島、
「積丹ブルー」と称されるそれはそれは美しい浅瀬の岩場があり、これは泳がずとも十分目で楽しめる。
そんな美しい岩場だからこそ、美味しいウニも採れるのだ。
当初目指したのは、積丹岬方面の言わずと知れた有名店「みさき」での赤バフンウニ丼。
しかし、先日夕方のテレビの情報番組で美国のムラキウニが甘くておいしく、それを惜しげもなく
『ぶっかけて』食べさせるお店がある、ということを知り急遽そちらへ向かう。
向かったお店は「田村岩太郎商店」
10時少し前に到着したがまだ客はいない(11時開店)
ちょうど店から先日の情報番組に登場していた方が出て来られ、夏休みまっただ中の土曜にお目当ての
ぶっかけうに丼が確実に食べるには今から並んでいたほうがよいかたずねてみた。
すると、開店前には並んでいる方はいるが11時半頃までに到着してくれれば今日は仕入れも多いので大丈夫、
とのことだった。
このため、まずは積丹ブルーを拝むために島武意海岸へと向かった。
この日は(7月28日)まだ海岸まで降りられる遊歩道は残念ながら閉鎖しており、ひとしきり眼下に見える
海を眺めたあと、本日のメインイベント『朝うにぶっかけ丼』を食すために岩太郎商店へと引き返す。
11時少し前に到着したが、やはり4組10名ほど開店待ちをしていた。
(以外に少なかった、テレビの威力は相当だと思っていたのでもっと行列ができているものかと思ったが)
開店時間となり最初のカップルが中へ通され、その後も一組ずつ呼ばれていくシステム。
30分ほど外のイスに腰掛けて待っていると、ちょうど最初の客が出て行くのと同時に中へ案内される。
「うに丼二つでよろしいですか?」
威勢のいい、けっこう男前のお兄さんに言われ「もちろん二つで!」
そして、こちらは前金にてお支払い。
一杯、3,000円也。
3,000円!?
ムラサキムニということを考えると、北海道人の感覚からすれば、まずはこの値段に驚き躊躇する人もいるかもしれない。
(たいていのお店がこの時期2,000円ちょいというところか)
しかし、その価格に納得するだけの理由がまさに、“うにをぶっかける半端ない量”なのだ。
支払いを終えた後、店員さんが丁寧にぶっかけの仕組みを説明してくれる。
目の前には白く濁った大きなボウル。
どうやらこの中に大量のウニが潜んでいるらしい。
このボウルに客自らが網杓子を入れ、そぉ~っと、しかも一度によそれるだけのウニをすくい上げるのだ。
店員さんが見本を見せてくれる。
「おぉ~!!」二人とも感嘆の声。
こんなに大量にお玉に盛られたウニはみたことがない!
実に見事に、一盛最低でも約250グラムという大量のウニがすくえるというのだ。
(もっとも早く来た客から順番にすくうため、ボウルに大量に入っているうちが有利ではあるらしいが)
お玉も丼も、直径15cmというところか。
さっそく私から挑戦することに。
店員さんが盛ってくれたご飯の入った丼を片手に、いざっ!
「わおぉぉぉーーー!!」
先ほどの実演よりもさらに、お玉にこんもりとウニが乗ったではありませんかぁぁぁ~!!
しかし、非常に重い。
いくら塩水に浸っている状態とはいえ、すくいあげて水を切ろうとしても女性の片手には相当重い。
こんなにウニの重みを感じることなんておそらく他ではないでしょう(笑)
(っていうか、この客自身がウニをぶっかけるシステムなんてないだろうし)
けれども、私はここで、ボウルからそのまますくいあげなければならないところ、ボウルのヘリにお玉をあててすくいあげる
という、反則技を犯してしまったのだ(そのまますくいあげれば全面から多い分は落ちてしまうものね)
しかし、優しい店員さんはこのルール違反を「本当は反則なんですけどねぇ」と言いながらも笑顔で許して下さった。
すくったウニはしっかり水切りすることを指示され、それを丼へとよそる。
捕えたウニは一粒たりとも落とさないよう、そろりそろりと…
そして、myうにぶっかけ丼の完成!
ブラボー!!
ウニがこんもりモリ盛だ。
いやぁ、「みさき」のウニの量も多いが、一度にこんな量が入った丼はみたことがない。
聞けば一つのウニからは6粒の身しか取れない(←粒という言い方は適切ではないと思うがわかりやすいかと思うので)
だから、この一杯の丼には数十個のウニが盛られているということになるのだ。
そんな量の生ウニを居酒屋や寿司屋で注文した日にはいったい…\\\???
考えるだけで恐ろしい(笑)
相棒がすくい上げるのを見届け、テーブルへ運ぼうとするとここでも店員さんより指示が。
「まずはそのまま何もかけずに召し上がってみてください。」
そりゃそうだろう、朝に採れたばかりの新鮮な塩水ウニだもの、そのまんまでいただかないとね。
「ヘラガニの味噌汁もどうぞ、おかわり自由ですので」
なんと、このたっぷりダシの出た味噌汁がおかわりOKという太っ腹!
さらに
「ウニもそれだけの量だと飽きると思いますので、飽きたらわさび出しますので声かけてください。」
は?ウニに飽きる?
まっさかぁ~。
ウニに食べ飽きて味変えるためにわさび醤油をかけるなんて、ありえないだろ~(笑)
なんて思ってたよ、確かに、このときは。
そして念願のウニ丼、実食!
うぉぉぉぉーーー!!
なんと、このウニの甘いことでしょう。
そして、一粒一粒がしっかりしている。
いやぁ、これはこの時期この場所でだからこそ、いただける新鮮な素材そのもののお味。
ムラサキウニってこんなに上品な甘みがあったのね。
札幌のデパートやスーパーでも「積丹産」はあっても「美国産」と表示されたものは見かけたことがなかった。
この美国で採れたウニの多くが道外に出回っているというのもうなずける美味しさだ。
通常丼飯は、ご飯をかきこむような感じだが、このウニ丼はウニをかきこんでいるという感じ。
とにかく口の中が最初から最後までウニウニなのだ。
ウニを残りご飯と調整しながら食べるなんて小細工は全く必要なしの文句なしの量なのだから。
と、丼の半分にきたあたりで、まさかの…
そう、店員さんの言っていた通り、ウニに「飽きて」しまったのだ。
ムラサキウニだから甘いとはいえあっさりしているし、飽きるなんてことはないだろう、なんて思っていたのに。
そこで、変化球で残りを平らげるためわさびをオーダーし、醤油に溶かして少量をかけてみた。
あらららぁ~
これまた一段と甘みが引き立ち、さっきまでの直球勝負とは違った味わいが楽しめるではないですか!
一度に二度美味しい、ってやつね。
本当に満足!
ウニをぶっかけるなんてありえないと思ったけど、あったんだねぇ。
ひと夏の幸せ…。
お店を出るとき店員さんに
「また遊びに来て下さいね!」と声をかけられる。
いや~お兄さん達、最初から最後まで明るく親切で素敵な接客だった。
テレビ情報によると美国のビーチボーイズとのこと。
いや、確かに皆さわやかで、なかなかのイケメンだった。
我々の後に入ってきた女性二人組にはさらに優しかったような気がするし(若い子だったしなぁ)
しかも、彼女たちは私よりはよそったウニの量が明らかに少なく(ちょうど席からよそるところが見えたのよね)
なんと、「追いウニ」なるものもしていた(店員さんが盛の少なかった客にはウニを追加してくれるサービス!)
店内の雰囲気は小ジャレていて落ち着けるし、接客も良い。
ただ、海岸沿いにあるわけではないから海の明るい雰囲気はなし。
くわえて、ご飯は柔らかめで塩水を切るとはいえ、他の店より若干ゆるい感じがしなくはない。
赤ウニもなければ、他の丼物や定食物は一切なし。
積丹に来たなぁ~(っていう雰囲気を味わいたい)
あわよくばバフンウニも、イカ刺しなんかも食べたいなぁ、なんて人には不向き。
あくまで、大袈裟にいえば、
“人生に一度、飽きるくらい大量のウニを一度に食べてみたい!”
という人にオススメ。
とにかく、「ウニを自分ですくう」という、斬新極まりないパフォーマンスにきっと満足するはず。
余市の柿崎商店、積丹岬方面のみさきほか有名店のちょうど中間地点。
この美国ブランドのウニを世に知らしめる、そんな一軒であると思う。
ちなみに帰り道、古平の海産物売場に寄ったが、美国産のムラサキウニが塩水に浸された状態で
一カップ100グラム入り、1,000円ちょうど。
このカップ、三つ買って3,000円。
でも一度にその量を自宅では丼にする勇気がないわ(笑)
なんてったて、美国の地ならではの、岩太郎だからこそ、の丼。
けれど、この塩水ウニ、柿崎商店でも千円は超えるし味も美味いし、非常にコスパ高し。
おそるべし、美国のムラサキウニ。