札幌まで来たら必ず余市まで足を延ばしましょう！！！ : ニッカウヰスキー 余市蒸溜所

まっさん人気で、３ヶ月分と予定していた限定原酒が連休二日で売り切れるなど盛り上がりすぎた後にすっかり変わってしまいましたが、それでも「ウヰスキーのロマンをあなたへ」は全く変わらない、素晴らしい場所です。

写真のように、いまどきの世の中、わざわざ石炭で蒸留しているのは、世界でもここくらいになったのでしょうか？伝統は永遠のように守られています。

以前無料試飲場では、今では幻となった竹鶴の１７年が写真のように普通に置いてあって、一杯と言わず好きなだけ飲めましたし、隣にはシングルモルトが・・・原酒販売所ではアルコール度数６０度のシングルカスク２０－２５年が普通に売られていました。

今でもそれなりに余市蒸留所限定品は置いてますので、お土産にお勧めです。2600円の余市シングルモルトは非常に良い出来でお勧めです(^^)

ワンクリック追加して、昔のレビューをご覧ください(^o^)

Ｐ．Ｓ．
有料試飲場で話が盛り上がったら教えてくれました。何と以前は香りをかがせるためだけに、樽原酒を入れては毎日捨てていたそうで・・・原酒が余っていた時代もあったんですね。

働きかけたかいがあって、「余市蒸留所」に突然変わった食べログの名称が、やっと元通り「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」に戻りました。食べログさんありがとうございます。

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２０１５年９月

１年ぶりに行ったら、原酒販売所は閉鎖でシングルカスクはもう手に入らず、試飲会場も鶴の１７年と余市１０年は生産中止で、スーパーニッカとピュアモルトに格下げです。残念ですがマッサン人気がウイスキー好きには裏目に出たというか・・・残念ですが☆を下げます。

販売店でも限定酒は余市の２０００-２０００９年のブレンドになりました。しかしこの酒はとても美味しいです。一人３本なので人数分買い占めてしまいました。

Ｐ．Ｓ．
午前中に限定酒は売り切れると言われ、小樽で寿司を食べてから行く予定を変更して、朝一番で行ってきましたが、確かにあっという間に売り切れです。手に入れたい方は午前中に行った方が良いです。

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２０１４年９月

今のうちですよ～皆さん！！！

久しぶりに行ったら原酒販売所が閉鎖されていました。３ヵ月分と予定していた原酒がなんと連休二日目で全て売り切れてしまったそうです。お土産に買おうと思っていたチョコレートも、入り口横のチョコレート売り場と売店どちらもすべて売り切れ。別の場所でこっそり買ってきました。

ＮＨＫの朝ドラにニッカ創業者の竹鶴とリタの物語が取り上げられて、放送が始まるのは今年１０月ですが、もうテレビで予告が始まっている影響でしょうか？？？

親会社のアサヒの方と話しましたが、こんな勢いで原酒が売れてしまったら正規品の製造に将来破綻が生じるので、原酒販売は止める方向で考えているとの事でした。余市のシングルカスク（樽出しの原酒）は近いうちにおそらく手に入らなくなりますので、欲しい方は今のうちだと思いますよ！！！

６月息子に買ってもらった、シングルカスクの２０年は宝物になりそうです。

Ｐ．Ｓ．
名古屋在住ですのでそう頻繁には来られませんが、スタンプカードが何とか埋まって、竹鶴一本ゲットしました。うれしかったです！

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２０１４年６月

こちらは５年ぶりのレビューです。前回紹介したのは２００９年３月でした。

ニッカ創業者の竹鶴さんストーリーが今年秋のNHK朝ドラになったので、秋からこの場所が大ブレークするのではないでしょうか？

仁木方面は、苺狩り、サクランボ狩り、葡萄狩り・・・と、冬以外は年中札幌からのバスツアーがあって、余市のニッカは必ず帰りにバスが寄るコースになっています。

今回息子が買ってきてくれたのは、シングルカスク２０年とシングルモルト１２年ですが、アルコール度数が６０％に５５％と、ほとんど原酒のままで市販のウイスキーでは考えられない位に濃いものです。ウイスキー好きの方に余市ニッカは聖地ですし、こちらまで来ないと手に入れられないシングルカスクは、ぜひ一度お試しください。

今回のシングルカスク２０年は、アイラのウイスキー以上にピートの塊といった感じでした。加水すると急激にたくさんの香りが嵐となって押し寄せます。ただ個人的にはニッカ余市の原酒は８０年代までが最高で、９０年代は少し落ちている気がします。バブル崩壊の影響でしょうか？

したがって、余市シングルモルト１９８７、１９８８あたりを今でも開けずに持っている方は、一生の宝物ですので大事にされるのがよいと思います。史上最高のウイスキーの一つとして、将来５０－１００万円位の値段は付くのではないでしょうか？

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２００９年９月

再訪しました・・・と言っても、何十回目だろうか(^^;)・・・

写真も沢山アップしました(^_^)

原酒販売所で聞いてみたら、従業員のアイデアで原酒を樽から出して量り売りを始めたところ、あまりにも凄い人気で（当たり前でしょうに・・・）とても追いつかないので、販売所を作ったとのこと。

入り口には

「ウイスキーのロマンをあなたへ（写真参照）」

良い言葉ですねぇ・・・ついつい買いまくってしまいます（これまた写真参照）

旧レビュー・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔は毎年のように余市・仁木方面に行って、春は苺やサクランボ、秋はリンゴなど果物狩りをして、その後ニッカに行って無料のウイスキーやアップルブランデー、グラナディンシロップなどを飲むのが楽しみでしたが・・・

今や無料試飲場、有料試飲場、原酒販売所、（その他に大きなショップもありますが）と、試飲したり購入できる場所が増えていました。シングルモルトに関しては、昔は樽の上に１０年もの２０年ものと沢山置いてあって香りを嗅ぐだけでした。（実際は少し飲ませて貰えましたが・・・）

それにしても、ついにシングルカスクまで売るようになったんですね！！！スコットランドと違って基本的に余市で原酒を造るので、ブレンドするために、同じ年でも、新樽、シェリー樽、再生樽と沢山種類を作ってるんですね。それが全部買えるって言うのは凄すぎる。

今や世界でもトップになったニッカウヰスキー！ここで存分に楽しんで下さい。勉強にもなります。

知人は一泊二日で実際にウイスキーを作り樽に詰めて、１０年後に楽しめるコースを選択していました。機会があったらこちらもやってみたいです。

Ｐ．Ｓ．
ウイスキーがよく分からない人のために蛇足ですが・・・要するにニッカの樽出しの原酒はここでしか飲めませんし買えません。インターネットでも売っていないので、本当にウイスキーが好きな方は一度は訪れるべき聖地です！（２００９年８月より、ごくごく一部の商品のみですがシングルカスクを自社のＨＰで販売始めたようです）

Ｐ．Ｓ．２
半年前は写真の２５年物のシェリー樽熟成が非常に良かったのですが、今回は樽が全て変わっていて、２０年物の原酒（樽出し）が非常に美味しくてついつい５００ｍｌ入りを買ってしまいました。

Ｐ．Ｓ．３
１０年物１５年物のシングルカスク（樽出し原酒）はアルコール度が５０－６０％以上と非常に高く、ストレートで飲んでいると少量でも胃を痛めてしまいます。余り経験のない方は、先にチーズをかじるとか、少しずつ加水して香りを楽しみながら、ちょうど良い濃度を見つけるとか工夫されてはどうかと思います。