来る度に、新たな感動が!! : ニッカウヰスキー 余市蒸溜所

この口コミは、North Windさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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4.1

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス3.8
  • 雰囲気4.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク4.0
2014/09訪問1回目

4.1

  • 料理・味4.0
  • サービス3.8
  • 雰囲気4.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク4.0
¥1,000~¥1,9991人

来る度に、新たな感動が!!

前のレビューから引き続き、次のレビューは必然的に、ここ【ニッカウヰスキー 余市蒸溜所】。
【道の駅 スペース・アップルよいち】に車を停めたまま、トボトボと徒歩でこちらまで。

前回、ここへ来たのはいつだったか?
PCの中の写真フォルダを掻きあさり、データの撮影日を見ると、どうやら2011年の7月頃に来たのが最後のようだ。

すると、約3年ぶり・・・・・。
NHKの朝ドラ「マッさん」の影響か、以前来た時よりも訪問客が多く目につく。

私は竹鶴夫妻の偉業については関心があるものの、残念ながら朝の連ドラにはまったく興味がない。
そのため、そのドラマのブームも、私には何がどうやら、申し訳ないが関心の外である。

ウイスキー・・・・・。
今でこそ、私はあまり飲まなくなったが、昔は良くお世話になったもの。

当時は、今とは違いウイスキーは、結構高額。
それでも私は、当時、常飲しており、このニッカの銘柄も、ずいぶんと飲んでいた。

酒の飲み方も、味も良くわからなかったあの頃。
無茶飲みのツケを、身を持って体験してきたのも懐かしい。

ここへ来ると、そのウイスキー造りの過程をつぶさに見学でき、その創業者竹鶴氏の職人魂、その竹鶴氏を支えたリタ夫人の強い想い、そのお二人の熱い生き様に触れることができる。
また、所々で、ウイスキーの芳醇な香りを楽しむことができるのも楽しみの一つ。

過去の来所で、一通りの施設は見学済みだが、せっかく来たので改めてそれぞれの施設に足を踏み入れる。
今回、とてもいいタイミングだったのは、蒸留棟の石炭直下焚きの釜に、火が入っている場面に立ち会えたこと。

施設のスタッフの方が、ちょうど、今は懐かしい石炭をくべていた。
これは、結構な迫力であった。

その後、混和棟・貯蔵庫・ウイスキー博物館などを一通り廻ったが、今回の訪問では、竹鶴亭やリタハウスなど、創業者に直接関わる施設に、強く惹かれるものを感じた。
眺めていると何かジーンとくるものが・・・・。

ここへ来る度、その時々の自分の状態によって、受け止め方・感じ方のツボが変わるのかもしれない。
これぞ、重厚な歴史の重みが織りなす、ミラクル効果なのであろうか。

施設を回っているうちに、やっとお腹の方にも少し余裕ができてきて、何か食べたくなってきたようだ。
そして、【レストラン 樽】の前に行ってみた。

しかし、意外にもメニューの品目があまり豊富ではない。
なぜか、”カレー”が販売終了となっており、その他のメニューは比較的重いものが多い。

麺類、特にパスタでもあればと思ったが、このメニュー構成では、残念ながら利用はあきらめることに。
当初の予定通り、食べるのは小樽まで辛抱することに。

そして、足は試飲会場へ・・・・・・。

まずは、お土産売り場で買い物。
実は、前回の来所で買ったものが家にまだ手つかずで残っている。

それは、10年物の原酒(樽番号407507)。
買ったのが3年前だから、我が家でプラス3年で13年物になってしまっている(笑)

さらに、木彫りの熊が抱えているスーパーニッカのミニボトル。
こちらも、全く手つかず。

現在、我が家でウイスキーを飲むのは、家内だけ。
私は、焼酎派だ。

しかし、10年物の原酒は、封を切ったらぜひ私にも一口!!と思っているのだが、理由は不明だが、なんとなくなかなか手を付けられないのだそう。
現在は置物状態になっており、果たして、いつ味わうことができるのか・・・・・・。

ということで、今回の買い物は、原酒が全て売り切れていたこともあるが、私自身が確実にすぐ味わえるものとして、焼酎にすることにした。
ウイスキー工場に来て、焼酎というのもなんだが、同じ麦を使っていることでもあるし、先の事情から家に帰って、すぐに飲めるということを優先した。

銘柄は”一番札”(1,040円)の特選。
麦焼酎である。

樽貯蔵焼酎ブレンドという、言葉が添えられている。
後で調べると、旭化成から引き継いだ銘柄で、柏工場で製造されているとのこと。

さっそく、その日の晩、飲んでみた。
さすがに、ウイスキー用の樫樽で貯蔵した焼酎をブレンドしたということもあって、その麦の香りがとてもいい。

色々調べてみると、「ウイスキー製造で培った樫樽での熟成技術を活用し、活性化樽(ウイスキー貯蔵に用いられた後に内面を焼いて仕上げた樫樽。この樽による貯蔵によって、雑味のない味わいと香りがもたらされます。)で貯蔵した焼酎をブレンドすることで、雑味のない深い味わいと華やかな香りを生み出した・・・」ということのよう。

乙類焼酎でも、特に麦の場合「これでも麦かぁ・・・・」と、思わせられるブランドと出くわすこともあるが、この焼酎はしっかりと麦の香りを楽しむことができる。
飲み口も、さっぱりしていて、おそらく乙類焼酎が苦手の方も、かなり抵抗なく受け入れやすい造りになっていると思う。

今回、ここでの収穫としてこれは大正解。
おそらく、この場所のレビューで焼酎のことを書く人は、ほとんどいないと思われるが、たまには私のようなへそ曲がりがいることもお許しいただければと・・・・・・・。

さて、試飲会場へ話を戻そう。
残念ながら、私は運転手のため、ウイスキーの試飲はできない。

家内は飲もうと思えば飲めるのだが、私に付き合って”りんごジュース”を試飲。
たくさんのグラスがキラキラ輝き、こんなに美しい液体がこの世にあるのかと思う程、いっぱいに並んだ中から、グラスを一つ受け取る。

グイッと一口、口に含むと、こういう場所で飲むから余計にそう思うのか、とてもおいしい。
ジュースの正体はわからないが、その辺の市販のものとはまるで違う。

これは、ウイスキーの試飲も試したいところだが、ここはぐっと我慢。
私は車の運転は自分でしたい方なので、おそらくここへは車以外で来ないと、ウイスキーの試飲は永遠に実現できないであろう。

もっとも、そうなると、多分試飲どころの話ではなくなるのではないかと思うが・・・・・。

いずれにしても、本日も来て良かった。
余市まで足をのばして、大正解。

そして、毎回、来る度に新しい感慨に浸れることができ、やはりここは、類稀な名所であることには間違いない。

今度はいつ来ることになるのか・・・・。
そして、その時、今度は何を感じるのであろうか・・・・・・。

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:キング・オブ・ブレンダーズ

    ウイスキー博物館:キング・オブ・ブレンダーズ

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 外壁

    外壁

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - リタロード

    リタロード

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 屋外ディスプレイ用樽

    屋外ディスプレイ用樽

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 蒸留棟:外観

    蒸留棟:外観

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 発酵棟:外観

    発酵棟:外観

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 混和棟:外観

    混和棟:外観

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 蒸留棟:石炭直下焚き蒸留

    蒸留棟:石炭直下焚き蒸留

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 蒸留棟:石炭直下焚き蒸留アップ

    蒸留棟:石炭直下焚き蒸留アップ

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ナナカマド

    ナナカマド

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 旧竹鶴邸

    旧竹鶴邸

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - エゾノコリンゴ(サンアシ)

    エゾノコリンゴ(サンアシ)

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - リタハウス

    リタハウス

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 貯蔵庫:樽

    貯蔵庫:樽

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:入り口

    ウイスキー博物館:入り口

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:銅製ポットスチル

    ウイスキー博物館:銅製ポットスチル

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:ウイスキー倶楽部

    ウイスキー博物館:ウイスキー倶楽部

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:展示物パペット

    ウイスキー博物館:展示物パペット

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:第一号ウイスキー

    ウイスキー博物館:第一号ウイスキー

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:陳列棚

    ウイスキー博物館:陳列棚

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:バグパイプ

    ウイスキー博物館:バグパイプ

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - ウイスキー博物館:竹鶴とリタ

    ウイスキー博物館:竹鶴とリタ

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 試飲会場:案内

    試飲会場:案内

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 試飲会場:試飲カウンター

    試飲会場:試飲カウンター

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 試飲会場:アップルジュース

    試飲会場:アップルジュース

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 試飲会場:アップルジュース

    試飲会場:アップルジュース

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 試飲会場:アップルジュース試飲

    試飲会場:アップルジュース試飲

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 売り場:焼酎 一番札 (1,040円税込)

    売り場:焼酎 一番札 (1,040円税込)

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 焼酎:一番札(1,040円税込)

    焼酎:一番札(1,040円税込)

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 【前回訪問時の買い物】10年物の原酒。未だ手つかず。

    【前回訪問時の買い物】10年物の原酒。未だ手つかず。

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 【前回訪問時の買い物】スイーパーニッカを抱えた熊。未だ手つかず。

    【前回訪問時の買い物】スイーパーニッカを抱えた熊。未だ手つかず。

  • ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 - 【前回訪問時の買い物】コーヒービーンズチョコレートの容器。今はペン立てとして活躍。

    【前回訪問時の買い物】コーヒービーンズチョコレートの容器。今はペン立てとして活躍。

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店舗基本情報

店名
ニッカウヰスキー 余市蒸溜所
ジャンル その他
予約・
お問い合わせ

0135-23-3131

予約可否

予約可

住所

北海道余市郡余市町黒川町7-6 ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 ニッカ会館 2F

交通手段

JR余市駅から徒歩約 5分。

余市駅から227m

営業時間
    • 09:00 - 17:00
  • ■ 定休日
    無休(年末年始除く)

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー不可

QRコード決済可

(PayPay)

席・設備

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

1Fに喫煙所あり

駐車場

無料

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

お子様連れ

子供可

ホームページ

http://www.nikka.com/distilleries/yoichi/

備考

蒸留所に併設された無料試飲場です。

初投稿者

savanna-foxsavanna-fox(432)

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