出遅れ注意 : かど丸餅店

　
2016年３月今年も友人が苺大福を買ってきてくれた。
しかし、例年に比べて何だろう、うまく説明できないが美味しさがいまいち感じられない。いちごの当たり外れは以前からあったが、今回はハズレのまったく甘くないいちごだったせいだろうか。ただ草もちも同様の感想だったので、もしかすると餅自体の味が少し変わったかもしれない。
様子見のため評価は次回訪問までニュートラルに変更します。


　2015年2月。今年初めての苺大福を友人が朝買って来てくれた。
光陰矢のごとし、時が過ぎるのは早いもので今年も戦いの季節がやってきたようだ。
イチゴの香りと程よい甘さ。
　自分が雪の中並ぶのは勘弁だが、人からいただいてこの季節これほど嬉しいものはない。

　2012～2014年も年に一度くらいは利用。

　2011年7月15日写真追加２点。
　近くを通りかかった時くるみ大福を発見したので購入。
　よくすりつぶしたくるみが入っており、この手のものに多い荒挽きのくるみによる食感はないが、風味は悪くない。
　つぶ餡なのも個人的には高評価。
　時間の経ったものは軽く焼いて食べると風味が復活するが、やはり出来たてのほうが美味しい。

　2011年6月新たなる戦い！　
　朝8時くらいに通りかかったので店の中を覗くと、まだかなり余っている様子。いちご大福の戦いの季節が終わったことを実感し、去ろうと思ったが、次の瞬間ここの大福を全種類制覇するという無謀な野望が頭に浮んだ。
　
　現在までに購入済みは、こしあん：白大福、赤大福、ゴマ大福、いちご大福、つぶあん：草大福、豆大福。

　　今回の購入品は、ゆかり大福と青のり大福。両方ともこしあんなのが少し残念に思った（ここの商品はつぶ餡のほうが自分の好み）。価格はいつもの通り84円。
　ゆかり大福は赤紫蘇が練り込まれており、味・香りがあざやか。こんなに旨いとおもわなかった。こしあんで期待してない分より楽しめた。

　青のり大福は青のりの風味が効いている。ただこれくらいなら六花亭といい勝負くらいか。
　次はくるみ大福と、看板に載っているいなきび大福に遭遇したい。

（なお看板（写真参照）に書いてあるサユリ大福がずっと気になっているが、これはネットでいくら調べても詳細不明である。）

　2011年5月末…再訪（写真１１点追加）。諦めの悪い私…。イチゴ大福を一年間放置するのも悔しいなと思い、朝の４時ごろに並んで見ることにした。すでに前には10人いる。これなら大丈夫と思い文庫本を片手に2時間待つ。人出を見ると、5時くらいが苺大福の分岐点になるのだろうか…。暖かくなってきたとはいえ現地は大変寒かった…。この時期は防寒対策をきっちりとられることをオススメする。
　
　6時よりすこし前に開店。苺大福は5個入りのパックを2つまで購入できる。
店の中でほかに買うものを物色し、お気に入りの草大福。豆大福のほかに、草新子、ゴマ新子、豆三角、ゴマ大福を購入。

　さっそく帰って試食。正直草新子、ゴマ新子はややネチャっとして、あまり好みの味ではなかった。ゴマもやや古目に感じた。
　前回の柏餅と同様、（おそらく）上新粉（うるち米の粉）で作ったものはここの店ではあまり好みではないかも。
　豆三角は豆の入った板餅。ほんのり甘みがあって、豆も大量に入っていてこれは美味しい。そのままでも、砂糖醤油を付けても大変よかった。

　さて待望の苺大福。食べてみる。写真で見たとおり、皮は普通の大福と比べて薄め、いつものこしあんが入っていてなかに苺が入っている。苺自体、強烈に甘いわけでもなく、酸味がそれほど強く感じるわけでもなく、みずみずしいので新鮮なことが分かる程度である。　しかし、これら三つが合わさったときのバランスが絶妙で素晴らしい。期待以上の味だと思う。
イチゴ大福としてはいままでに食べた中では一番かもしれない。
ただ…朝っぱらから２時間並んでまで入手する価値があるかどうかは微妙だが（笑）

　２０１１年４月久々に再訪。写真４点追加。
「春は戦いの季節」
　こちらのお店は「品の大きさを小さくして値段を安くし、その分たくさん買ってもらう」という考えのため、多くの菓子の価格は1つ84円と、大変求めやすくなっている。わけても豆大福と草大福は大変人気があり、味も良い。開店が朝6時と早いのも、通勤前に購入できるので魅力だ。売り切れ必至であるが、午前中なら大体手に入る。
　ただしこれは通常の話。例年今時期4～5月の間は大体朝8時にはすべての商品が売り切れてしまうようだ。これは、季節限定・一日350個（おひとりさま10個まで、らしい）のイチゴ大福（168円）のために行列ができるせいだ。
　地元ローカルのTVでもよく取り上げられるため、評判が過熱気味なのだ。

　今回はふと思い立って評判のイチゴ大福を入手しようと、朝5：30に現地に到着したが、
その時点ですでに前に約70名が並んでおり、軽く絶望。先頭の人はなんと4時前から並んでいたらしい。
　こんなこともあろうかと用意した文庫本で時間つぶす。6時の開店とともに、徐々に列が前に進んでいく。
　7時頃、文庫本を1冊読破した時にようやく入店できた。
　が、すでにイチゴ大福は無く、店頭には赤飯（小豆・甘納豆）、豆大福（つぶあん）、赤大福（こしあん）、白大福（こしあん）、団子二種、柏餅（こしあん・つぶあん）しか残っていない。
　つまり、イチゴ大福のために行列に並んだ人は、たとえそれが売り切れたとしても、並んだ行為を無駄にしないためにほかの商品を買って行くのである。
　なんとかして豆大福くらいは確保したいと思いつつ順番を待つが、前の人が残っていた5個の豆大福、おまけに小豆赤飯と団子をすべて買って行ってしまった…保険も消滅。
　しかたないので甘納豆赤飯（315円）と季節商品の柏餅（こしあん・つぶあん）を購入し、味見することにした。

　結論イチゴ大福以外の商品を食べたいのなら、あらかじめ予約しておくか（イチゴ大福は予約不可）、6月まで待つことをお勧めする('A`)

　なおここの柏餅はネチャネチャしていて×。10年ぶりくらいに食べた甘納豆の赤飯が美味しかったのが唯一の救い。

　２０１０年１０月
　今日は朝方までくだらないことに熱中して完全に寝るタイミングを逸したので、久方ぶりにこちらのお店に朝駆けすることにしました。お土産でいただくことはあっても店舗に行くのは１５年ぶりくらい？
　亡くなった祖母が好きだったこともあり高校生ぐらいまではよく朝早く起きて６時の開店目指してお餅を買いに行ったものです。　当時からだいたい朝の10時ごろまでには完売してしまうというお店でしたが、近年も大乃国がテレビで紹介したりして人気のお店のようです。

　外観はボロっちぃですが昔からこんな感じですねぇ。いい意味で変わってない。

　お目当てはのし餅だったんですが‥油断していました。ちょっと家でゆっくりしすぎて出遅れたのが運の尽き、見事完売してました(ﾉД`)大福だけじゃないんですね売り切れ早いのは。。。

　仕方がないので今回は豆大福に草もち、桜餅、赤飯を買いました。

　私が昔祖母と買いに行っていた頃はたしか５０円とかだった豆大福も今や８０円。時代を感じますなぁ。
　豆大福は平べったいけれど、大き目の豆が入っていて、その味がとてもよいのです。餡も一時期凄く甘いこともあったけれど今は許容範囲。餅もコシがあってなかなか。
　草もちも香りよく美味しかったです。
　ただ桜餅は個人的には微妙です。べチャットしてるんですよね。どぎつい食紅もちょっと。。。
　
　赤飯は甘納豆のやつとノーマルなのがありました。私は北海道の甘納豆の乗ってるのがあんまり好きじゃないのでノーマルの奴を買いました。
　ちょっと打ち水しすぎな感じがあるけれど値段が400円切ってるからコストパフォーマンスは良いですね。

　まぁ値上がりしてると入っても全体的に安いし、味も安定していますし、札幌で餅といえばここなんでしょうね。

　のし餅食べたかったなぁ‥。

２０１７年２月およそ１年ぶりに苺大福や豆大福を買う。
　昨年買った時に感じた違和感はどうやら先代がなくなった直後だったからなのだろう、今回はどの餅も美味しくなっていた。餅は全体的に以前に比べ固め、水分が少なめになった様子。餅が固くなるのも早いが、個人的にはこれぐらいの方が好みだ。
餡も甘さ控えめになり、個人的にはより好みの味に変わった。むしろこの30年ぐらいで一番美味しいかもしれない。
　限定の苺大福ももちろんおいしいが、今回は豆大福がとくに素晴らしかった。このレベルであれば本州の有名店の豆大福と比べても遜色ないと思う。