注ぎ手で違うビールの味◆ビールスタンド重富 : ビールスタンド重富

広島県広島市中区銀山町、ビールスタンド重富(重富酒店)。
スタンドコンセプトは、原点回帰から得られる旨さの秘訣と現代の最新設備を融合。
「広島を元気にする生ビールを提供し、そのノウハウを地域の飲食店に広める」
ビールの美味しさと店主・重富さんの器量に惹かれて連日行列の出来るビールスタンド。
立ち飲み一杯500円、二杯まで、オツマミなし。
営業時間はなんと1日2時間だけ。17:00～19:00。
毎月営業日が変わるので休日はHPで確認。　
広島電鉄銀山町下車徒歩5分。

飲み中心で広島市内から呉へ向かった日。
最初の1軒目は、こちらへ。
しかも外したくなかったものですから、開店30分前に店前へ。
さすがに誰も居られません。
台風が逸れた10月の平日。
風が強くて本来の入口は締切り。
酒販店のほうから入るようになっていました。
入口の前にベンチ。
目の前に昭和復刻ビールサーバー弐号機。
メニューと読物が置いてあり、読物には伝説のビアホール「灘コロンビア」(1998年閉店)の漫画。
開店時間には、今日は台風だが開いているのだろうか？
と思いながらも一巡目が満席になる人数が集まっていました。
開店。本日の注ぎ手は砂田さん。重富さんは出張のよう。

◆参度注ぎ 500円(税込)
注ぐのに時間が5分ほどかかります。
見た目の泡が一番の大盛り。
炭酸や苦味の苦手な方におすすめな一杯。

店内の氷冷蔵庫。
今日は中を見せて貰いました。
氷は時間をかけて店で作っているそうです。サイズは特大。
この氷で冷やされるアサヒの樽生。
すぐそばの清ちゃんに予約を入れており、この後はそちらへと(^^

(2014/07)
広島で途中下車。
地元レビュアーさんにアテンドいただくことになりました。
お揃いになられるのはディープ飲みに光を当てられているレビュアーさん。
1軒目は再訪となるこちら。
裏メニューが気になって、訪問したかったので嬉しいです。ほぼ1年ぶりの訪問。
開店時間17:00を目指しお店へ。
いつもよりは並んでない、とおっしゃる地元レビュアーさん。
おかげさまで1回転目で入れました。
入れ替わりに出てきた若者「メッチャ旨かったっす！！」
と、フレンドリーに大人たちに話しかけてきます。
そんな共感が生まれるお店なんですよね。

店内に呼ばれるときって嬉しいですね。
樽のテーブルを囲んで、ビールオーダー。
二杯に限定されるので、絞るのに悩みます。
他の方を待たせてしまったのですが、先ずは時間のかかる贅沢な参度次ぎを。
贅沢に泡をこぼして三度目が注がれると、このビジュアル。
高さのある泡がクリーミーで美味しい。前回と同じ感想を持ちます。
二杯目は裏メニューを*｡♡
地元レビュアーさんにつられて同じもの。

◆灘コロンビア注ぎ 500円(裏メニュー)
昔、八重洲にあった伝説のビールスタンド、灘コロンビアの注ぎ方で。
今は亡きビール注ぎの名人・新井さん。
もうそのビールを飲んだ方の記憶の中にしかありません。
私は飲んだことのない灘コロです。
ビールは鮮度。
美味しいうちにグイグイ飲むものだと再確認させてくれる注ぎです。
店主・重富さんの思いが詰まる一杯でした。

サックリいただいた二杯のビール。
やっぱり他とは違います。
重富さんに優しく扱われてストレスの無いビール。
飲み手にそのまま優しいビールとして伝わってくる。
本日もご馳走様でした。

前回からの変化。
・注ぎ手が重富さんでない日もあると言うこと。
　HPで確認出来ます。店前の看板にも本日の注ぎ手が出ています。
・回数券が発売されていました。11枚入りで5000円。1杯お得なんですね。
　近くに住んでるんだったら買いたい(笑
・7月11日は角打ちの日のポスター。
直近で見たのは、角打ち発祥の地と言われる地元北九州の高橋酒店。
高橋酒店にも視察に来ていたという方々で神戸角打ち学会が発足し、7月11日を「角打ちの日」に決めたとか。
http://koubekaku.exblog.jp/18003777/
なぜ7月11日なのか。
角打ちという文字がこの数字にすべて含まれるからとか、言ったもん勝ちとかなんとか(笑
重富さんも酒店。確かに角打ちジャンルに入りますよね。
素敵なアペリティフをいただいて気持ちは高揚！
広島市内を歩くハシゴのスタートです(^^

(2013/09/09)
降り立った広島駅。時は夕暮れ。向かった先は、ビールスタンド。
短い営業時間ですが、ぜひ寄りたかったんです。
店の前には行列が出来てます。ここに行列はなぜ？という景観です。
店内を覗き込むと樽のテーブルが三つ。
狭い店内で立ち飲みです。
前に並ばれている方が店内に吸い込まれて行く頃には、後ろに行列が出来てました。
お店の外での待ち時間は、壁にかけてあるモニターで説明を見ます。

MENUはBEERだけ。
1種のビールを4種類の注ぎ方で提供。どれも一杯500円。
おかわりは1杯まで。合計2杯まで。おつまみはなし。持ち込みNGです。
ビールの咽越しを楽しんで貰うため立ち飲み。
席の予約はできません。
店主出張不在あり。
営業日はHPでチェックとのこと。

さぁ順番。
オーナー重富さんが場所を作って呼んでくれます。
店内へ。中央のサーバーの足元には、昭和初期の冷蔵庫のディスプレイ。
テーブルとして席は大樽が3つ。
樽テーブルをこの店内では贅沢な二人で利用しました。
オリジナルコースターが配られます。
お店の中は満員…
軽快なトークと見とれる身のこなしの重富さんはとても素敵で、店内が一体となります。

◆壱度注ぎ500円
最初の一杯はぜひこれで！
昭和のビールサーバーだから味わえるグラスの中におさまらない、ビールの「元気」を楽しめる。
このビールは風呂上りの牛乳の要領で、足を肩幅に片手は腰にグラスはやや下の方を持ち、キューッと…
と、重富さんから説明がつく(笑
4杯の中では一番のアッサリ派。喉の渇きにはコレという感じです。

◆弐度注ぎ(平成・昭和)500円
昭和のビールサーバーで注ぐ、元気いっぱいのビール。
平成の「泡」もちっとした口当たりか、昭和の「泡」やわらかい口当たりかを選ぶ。
昭和の方にしました。うん。壱度次ぎより泡が円やか。

◆参度注ぎ500円
ビールがこんなにもマイルドに！
ビールの炭酸や苦味が苦手な方におすすめ。見た目の「泡」も面白い！
注ぐのに5分かかります。
飲むときは泡に鼻を突っ込む感じになりますので、目の前の人から笑われるかも(笑

◆重富注ぎ500円
四斗平仕様のドラフトコックだから味わえるクリーミーな「泡」
10年かけて考案した技とコラボで完成するキリッとタイプの進化系。
二人でシェア飲みしましたので4杯確かめられましたが、この注ぎ方の泡が一番好きかも。

注ぎ方で、こんなにも違うのが驚き！
ビールはアサヒの樽詰生です。
感激のビールスタンドでした。

メニュー全ての4杯を飲めて良かった！と口にしたら、オーナーの重富さん、
「裏メニューが4つあるんですよ。ブログ見てる方だとご存知かも。」
嗚呼、心残りが…