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店名 |
山本家
|
---|---|
ジャンル | うなぎ、どじょう |
予約・ お問い合わせ |
0243-33-2021 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR 東北本線 本宮駅より徒歩1分 本宮駅から108m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
42席 (カウンター2席 テーブル40席) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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はじめに。本レビューは4月1日に公開を予定しておりましたが諸事情により二週間周回遅れの本日アップする
こととなりましたことを先ずもって書き記しておきます。唐突ですがあなたは『コダマヨシオ』という名を御存
じでしょうか?食べログ創世記に活躍した『コダマヒロシ』氏、後に『ヒロシマオクトパス三世』ヘ改名をされ
た氏のことではなく『コダマヨシオ』氏という福島県輩出の方のことを。半世紀少年前後の年齢の方々であれば
頭の片隅にきっとその文字列の響きは残っているのではないでしょうか?勿論、一世を風靡したお笑い系の『コ
ジマヨシオ』氏のことではありませんのでくれぐれもご注意戴き度く(笑) 今では遠~い遠い昔の話となりつつ
あり自分の海馬の記憶も既に定かではありませんが日本の政財界を巻き込んだロッキード事件という日本国の
内閣総理大臣に対する贈収賄事件が新聞やテレビを賑わせていた昭和な時代の話です。『記憶にございません』
と云う言葉を国会答弁の中で幾度となく繰り返し時の流行語の生みの親となった国際興業の創業者の『オサノ
ケンジ』氏と盟友であったとされる『コダマヨシオ』さんのことを。 小佐野氏と時の内閣総理大臣は刎頸の友と
云われたものですが双方に強力な影響力を持たれて居られたのが政財界のドンやフィクサーと称された其の方、
児玉誉士夫さんです。何故こんなことを冒頭から書き綴ったかというと今回のレビュー先の"山本家"さんが前述
した戦後最大の政治プロデューサー『コダマヨシオ』氏の母屋に隣接しており幼少の頃に同氏が良く店に遊びに
来られていたという記述を何かのモノの本で読んだことをふと思い出しての訪問だったからに他なりません。
(閑話及第)
JR本宮駅前のロータリーを抜けた左手に店は構えられておりましたが創業百有余年の歴史を持たれる老舗という
事前情報から先に伺った"魚栄"さんよりももっとセピア色の似合う重厚な造りの店を想像していたこともあり
実際の店構えを見て些か拍子抜け、店先には『愛知三河一色名産の活鰻』の段ボールの空き箱が無造作に置かれ
ていました。暖簾をくぐると左手に小上がり席に座卓が三卓、右手には本来ならば3~4人程は吸われそうな小さな
カウンター席という実に小体のつくりにまたまた驚きです。カウンター席を所望するも小上がり席で足を伸ばして
ゆっくりしてください。という言葉に従い奨められるままそちらに席を取らせて戴きました。品書きにひと通り目
を通した後、先ずは『肝焼き』を所望。程無くして供された肝焼きをアテに冷えたビールと行きたいところであり
ましたが、その後の事情にて茶を啜りながら味わいます。『肝焼き』はプリプリとした肝の食感と苦袋のほろ苦さが
同時に味わえるものでビジュアル的にもかなりワイルド、この苦味は大人にしか愉しむことができぬものとほくそ
笑む。これぞ大人の愉しみ。肝焼きを味わう側で元々は宿場町の旅籠であったという店の歴史や幼少期の児玉氏が
泥鰌を持ち込んで店を訪れた等の貴重な御話を御主人より拝聴することが出来たことも有難かった。そうこうして
『白焼』と『蒲焼』を相盛りにされる裏メニューである『源平重』が目の前に運ばれてきました。香の物とともに
女将さんより長茄子漬のサーヴィス。上蓋をそっと外すと中には肉厚の『蒲焼』と『白焼』が横たわっており重の
上のごはんを覆い尽くしておりビジュアル的に素敵です。肝腎の鰻は店頭で見かけた段ボールから愛知三河一色産
の活鰻が使われていると思われます。先に伺ったいわきの"魚栄"さんの深蒸し浅焼きの所謂、関東風のふわっトロ
とした口の中で淡雪の如く消え行く食感のものとは些か異なり関西風の地焼きの要素を感じさせる浅蒸しタイプの
白焼と蒲焼は適度な歯応えが楽しめるものでした。蒲焼のタレは立地柄、已むを得ないでしょうがかなり甘口のもの
でしたが當店の様な焼き方をされる蒲焼には粘度の低いサラリとしたキレのある辛口タイプのタレよりもこの甘め
のタレの方が多分バランスが良いのでしょう。肝吸いはタレの甘さを調和させるのに良い役回りをしておりました。
白焼用にと別皿で供された山葵は妙に粉っぽいものであったこと等、突っ込みどころ満載の鰻店ではありましたが、
『そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、オッパッピー~』とコダマヨシオ氏のノリで緩く乗り越えさせてくれる
アットホーム感と温かみのある接客。そんな空間の中で味わう鰻の味は間違いなくワンランク上の味に感じさせて
くれるものであり満足感で満たされるものでありました。東日本大震災から早四年の時が経てども未だ出口すらも
見えぬ福島第一原発問題や被災地の復興、仙台や盛岡などは震災前以上に街は賑わっている裏側で福島県は苦境に
立たされているのも事実。自分には大それたことは出来ませんが、福島の現状などを考え何か支援できることはない
だろうか?と思い時間がある時には福島へと足を延ばし現地にて美味しいものを食べて間接的に支援をし続けたい
と思っている次第です。福島には魅力的で素晴らしき名店が未だ未だ数多くあります。久しぶりのレイティングとな
りましたが、『ロロピアーナの福島食べ歩る記』は後篇へと続きます。