つばめの武勇伝　 Cafe 楓 : カフェ 楓

Cafe楓　★前編〜博多万能ネギピザ★
今回のお店は、記事が長くなりそうなので二部構成！
まずは前編★
向かった先は、大好きな朝倉方面へ！

朝倉といえばフルーツの町。
通りから一つ入ればもう道の両脇に果物畑！

相変わらずのどかに広がる田園風景。
その自然があふれる山の麓にぽつんと一軒佇むお店。

「Cafe楓(ふう)」

看板がなければお店とは思えないほど、民家の造り。
お店の周りのガーデニングも手入れが行き渡っていて、入る前からわくわくドキドキ★

店内は二階建てになっていて一階(左)はテーブル席、小さな階段を昇れば吹き抜けの屋根裏のような二階は座敷。

人工照明はなるべく使わない薄暗い店内に、窓から降り注ぐ太陽の光が、一層年季のある木のぬくもりを引き立て、なによりもの落ち着きのある空間を作ってます。
自然の息吹にあふれている見事な和空間の調和です。

朝倉といえば果物ですが、新鮮野菜も自然の産物★

そんな新鮮野菜の中でも、朝倉といえば”博多万能ネギ”！
関東地方では馴染みの薄かった「青ねぎ」を食文化に普及させ、日本農業賞、天皇杯を受賞した事もある朝倉産ねぎ。

メニューは、基本パスタ、ピザ、ピラフの3つですが、全てのジャンルにこの「博多万能ネギ」を使ったメニューがあります。

今回は数が限られてる”日替わりランチ”(860円)と、
オーナー一押しの”博多万能ネギピザ”(860円)を注文！

まずは本日の日替わりランチ。
メインにご飯、汁物、酢の物、煮物、漬物。

メインは博多万能ネギを使った”豚のネギ塩焼き”。
ロース肉がどっしり二枚。
特別な豚は使ってないとの事ですが、薄すぎず厚すぎず、柔らかくて程よい歯ごたえ！

ジューシーな肉汁にネギの風味が溶け込み、塩こしょうでキリッと締まった味に。
いや〜「豚+ネギ+塩」のシンプルな組み合わせって素晴らしいものがありますよね。

”煮物”は茄子、里芋、牛蒡、ししとう？を味噌で甘く煮付けたもの。

勝手に思い込んでますが、これホントにしし唐？？
肉厚で実に甘い！
もしかしてピーマンの一種？誰か教えて〜

”酢物”はマカロニサラダ。
マヨだけに酢の物になるのかな〜

そして登場！「博多万能ネギピザ」！！
cafeピザっていうくらいだから小ぶりかと思いきや何のその！25センチはありそうな本格サイズ。

手作りの薄ーい生地なのに、たっぷりのネギとチーズでこの迫力！
にょろ〜〜〜〜！！！！！なんじゃこりゃーーーー！！！！
伸びる、伸びる・、どこまで伸びたら気がすむのかってくらい…

そして今までのピザとはまた別格のうまさ！
まずね〜こんな生地、初めて！
焦げる寸前で、噛むと”パリパリッ”とクリスピーな音、そして香ばしい味、ん〜最高★

これにトッピングはトマトソース、ツナ、そしてネギ、チーズの4層。
ネギの存在感抜群！！
チーズの下で蒸されたネギは、鮮やかな緑を残したまま、ネギの甘みと香りが口いっぱいに！
こんなにネギが入ってるのに、クセや辛み、そして臭みまでも全くなし。

ネギの甘さとトマトソースの酸味、このなかを取り持つのが当然チーズの濃厚さ。
和風でもなく、イタリアンでもなく、、、独特のピザ★

途中で辛さで変化付けにタバスコ2種。
赤の唐辛子ベースと緑のハラペーニョベース。

マッタリ飽きがちなところにピリリっと辛味とかすかな酸味でまた味が引き締まりますね！
緑のタバスコは初めてでしたが赤よりずっと辛さはマイルド。
辛さが苦手な方にもピッタリ★

さあて、料理には大満足！
せっかくフルーツも美味しく食べさせてくれるお店に来たんだもん。
続いてはオーナーさんの大の一押しのデザート、そしてお店のおまけネタを後編でご紹介！

HPなどはないので、メニューは載せておきますね！


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朝倉の「Cafe 楓 (ふう)」、今回は後編です。
フルーツ天国の中にあるこちらのカフェ。
その季節ごとに旬のフルーツを使ったシーズンデザートが味わえます。
美味しい料理でお腹も気持ちも十分満たされたんですが…
”今の旬のパフェはもうすぐ終わりよ～、食べとかんと損よ！”ってオーナさんの一言…

ってことで急遽デザート！
7、8月限定パフェ、「桃パフェ」！

桃パフェというだけあって桃尽くし！！
綺麗なピンクのシャーベットは桃の煮汁を凍らせ、撹拌、凍らせて三日がかりで仕上げた手作り★

激写しすぎでアイスが溶けています。早く食べましょー、いっただきまーす！


生の桃の果実、甘ーーーい！！
食べた途端、ジュワーっと水分になり、まるで絞りたてのフレッシュジュース…
「99％が水なんじゃないの？」ってくらいとにかく瑞々しい！！

そしてシャーベットがもうもう…
3日かけられた手間がしっかり実感できるキメの細かさ。
粗さは全くなく、シャリシャリの細かな粒子が軽い口当たりで、実に後味爽やか！
シャーベットによくあるワインのような香りに頼らず、口いっぱいに広がる桃の風味。

そして更なる驚きがまだまだ！
隠れていたのは桃のコンポート！

煮てあるはずなのに、瑞々しさそのままに柔らかすぎず生の桃に負けないしっかり食感。
こちらはほのかに酸味があって、桃の香りと甘さが引き立つ、すごく上品な仕上がり♪

みるみるソフトが溶けて、桃シャーベットと合わされば、爽やかなシャーベットがまたミルキーになってこれもまた美味しい！
濃厚なソフトに負けずに、桃の甘味、そして繊細な香りの余韻までしっかりと生かされています。

そして最後の最後まで驚かしてくれる！
今度は角切りの桃！
生かコンポートかわからなかったですが、もうどっちでもいい。
ソフト、シャーベット、そして角切り桃を一緒にすくって食べると、滑らかな味わいが、角切りの桃のしっかりした食感と良いコントラストになっているので最後まで飽きることなく、美味しくペロリっ♪

桃の果肉、桃のシャーベット、濃厚ソフトクリーム、桃のコンポート・・・
どの層もすごくおいしくて、それぞれが混ざってもとってもおいしい★
桃の一人舞台、これぞ桃変化！　このボリューム、たしかな満足。


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★2008年9月再訪★
前回で8月までの”桃パフェ”を食べて、次なるフルーツは”いちじく”！！
フルーツの町、朝倉で季節ごとに旬のフルーツを食べれるなんてホント幸せ～♪

今回は、前回紹介できなかったギャラリーも一挙大公開！！

気取った感がなく、全てありのままを出してくれるこのお店が好きなんだぁ★

店内はお客さんでいっぱい！！！
前回は平日だったのでゆっくりでしましたが、今回は日曜で大盛況！
さてさて、オーナーさんに挨拶し、例のものをいただきましょうかね♪

桃の次はいちじくの季節。
あったあった！！
”いちじくヨーグルトパフェ”に”いちじくコンポート”。
もちろん自分が頂くはパフェ！
ヨーグルトベースにしっかり熟したいちじくがゴロゴロ～、その上にソフトクリーム♪
完熟なほんのり甘さのあるいちじく、後味がすっごく爽やか！
ソフトの甘さ、フルーツの甘さ、そして中のヨーグルトのさっぱり感、この一体感、くせになりそう！！
友人チョイスのいちじくコンポート！
一口もらいましたが、オーナーさん一番おススメだけある。
生で食べるいちじくとは別モノの味になっているのが不思議。
香りをそのままギュッと閉じ込めて、上品で、とろりと喉の奥に流れていくような感じがたまりません！

そして秋なので～～って事でもう一品！
”マロンサンデー”
写真ではわかりにくいですが、ビックリするほど大きな栗の渋皮煮！！
これほど大きい渋皮煮にはきっと計り知れない手間と時間がかかったはず。
ほっくりして、ほんのりと上品な甘みがあって・・・。
下はソフトにコーンフレーク、そしてマロンソース。
さすがに二人で3つのデザート食べておなかいっぱい
でも季節の美味しいものは、やはり人を幸せにしますね★
次は冬のパフェ食べに行かなきゃ！


そして、この日すっごく嬉しい事もあって・・・
店内に自分の前回の記事がプリントアウトして貼ってくれてました。
いや～これにはちょっぴり感動しちゃったな～！
もし見た方がいたら教えてくださいね★


そして前回、平日で開いてなかったこちらへ！
お店の裏手へ回り、胸をワクワクさせて、緑のの入り口をくぐると…

カフェに併設された土日祭日のみオープンのギャラリー！
『ギャラリー　りん』
昔タバコの乾燥場だった建物をリメイクされたという可愛い造り。

もう一つ、養蚕場だった建物の『ギャラリーf.』の方は、今はもうやってないとの事。
中をチラッと紹介！
賑やかなカフェとはガラリと変わり、とっても静かで時間がゆっくり流れてるような空間。
個性的で温かい作品の数々に癒されるひと時♪

やっぱこのカフェ、好きだな～！！
美味しいものだけじゃなくて引き付けられる何かがあるんですよね。