【再訪】博多中洲、博多の〆は必ずこちらの餃子屋さん『博多名物が揃ったお店・・・♡』 : 鉄なべ 中洲本店

義父の告別式も無事終わり、奥さまと夜の中洲にくり出す。今夜はいつもの餃子屋さんで博多最後の〆。

場所は、春吉橋の近くの屋台街の近く。宿泊するホテルもこの近くを予約して準備万端。

屋台には海外の観光客が列をなしているので、１軒目は博多焼き鳥のお店に飛び込みするが、豚バラがいまいち。やはり博多の焼鳥屋は豚バラがメインである。

分厚い鉄鍋にのった熱々の一口餃子が特徴で、モチモチとした食べやすい大きさで生ビールとの相性も抜群である。

それに餃子だけでなく、他にも博多名物のゴマ鯖に熊本の馬刺しもあり、それも本格的なものなので安心して頂ける。やっぱり最後はここだな～。

【注文】
・焼き餃子
・水餃子
・霜降り馬刺し
・ゴマ鯖
・生ビール、ハイボール

こちらは餃子の店、元祖「鉄なべ」、林チヅ子社長が北九州市折尾の饅頭屋で働いている時に、当時のオーナーが「これからは饅頭より餃子」と考え、折尾駅前にオープンしたのが最初。

鉄なべの特徴は、一般的な餃子のひだを作らないこと。それに具は豚挽き肉に、キャベツ、玉ねぎ、にら。隠し味にちょっとお味噌を入れているらしい。帰りには、いつもの鉄なべ特製の強烈な辛子ラー油をお土産に・・・。

いつもながらの魅惑的で大好きな博多。
ごちそうさまでした♫

広島から博多に着くと、宮島口うえのの穴子飯が丁度消化したあたりで、女房と夜の中洲にくり出す。まずは、酔っぱらう前に春吉橋の近くの歩道に陣取るストリートミュージシャン達の所に向かう。

ちょっと探したが「いた、いた」。
Jazzフュージョン系のギタリストKOHTA。昨年末に博多に来た際に酔っていたにも拘わらず、目の覚めるようなギターの音に驚かされ、てっきりスタジオミュージシャンかと思ったくらいのインパクト。オリジナルの曲がまた素晴らしく、すぐにCD２枚を買った次第。

それ以来ですが、近くに座っていた奥様らしき方も覚えていたようで、 すぐに笑顔になる。今夜は、若いカップルから中年夫婦らしき３組が聞き入っている。ひとしきり曲を聴いたあとは、オリジナル曲が増えたらしいので、更にCDを２枚購入しご機嫌さんで餃子「鉄なべ中洲本店」に。

午前様になりそうな時間なので並ばずに入店。春吉橋近くにある餃子の老舗「鉄なべ中洲本店」。分厚い鉄鍋にのった熱々の一口餃子が特徴で、モチモチとした食べやすい大きさで生ビールとの相性も抜群である。餃子はいくつでも食べられそうだが、餃子の他にもごまさばもあるので、なんとも嬉しい限り。生ビールがいける、いける。

・焼き餃子(8個)435円×3皿
・水餃子(7個)530円
・ゴマさば900円
・生ビール510円×2杯

１階カウンターもお客は半分くらいで店長やスタッフも落ち着いた様子なので、色々とよもやま話に花が咲く。いつもは半端ない客でごった返ししているので店長と話すのも初めてかな。最近は似たような名前のお店も多いので、元祖「鉄なべ」の歴史から教えて頂く。

こちらの餃子の店「鉄なべ」は、林チヅ子社長が北九州市折尾の饅頭屋で働いている時に、当時のオーナーが「これからは饅頭より餃子」と考え、折尾駅前にオープンしたのが最初。その後同じ店に来た姉と共に餃子の修行をした後、1962年に当時の博多駅前にて屋台としてスタートらしい。その後はなぜか姉妹がそれぞれ別の店を構え現在に至っているとのこと。

材料となる豚挽き肉、キャベツ、ニラ、ネギ、ニンニクの全てにおいて、国内産に拘り新鮮さと安全を売りにしている。

店長に鉄なべの特徴を聞くと、まずは餃子のひだを作らないこと。確かにちょっと折り畳んでいるだけである。我が家の餃子は、右３回・左３回のひだを作ると決まっているのでなんと楽なことか。

３店舗あるらしいが、それでないと数名で１日8400個もの餃子は作れないでしょうね。それに内の具は
豚挽き肉に、キャベツ、玉ねぎ、にらだが、隠し味にちょっとお味噌を入れているらしい。

これは我が家と一緒。女房とニコリと顔を見合わせる。そんなことまで教えていいの？店長からは「味噌の種類や分量が胆」ときっぱり。それはそうでしょうね。帰りには、鉄なべ特製の強烈な辛子ラー油をお土産に・・・。

魅惑的な中洲の夜。
ごちそうさまでした。

中洲の餃子屋さんは小粒でパリッとして生ビールにピッタリ。昔から博多の餃子といえば鉄鍋でした。今はけっこう支店がありますので食べる機会が増えましたが。

今まで中洲の本店には行ったことがなかったのでいい機会でした。今夜は大好物の鯖刺し身を頂き、次は博多屋台ラーメンを頂き、最後は花菱のチャンポンと鉄鍋の餃子で悩みましたが、結局鉄鍋の餃子を選んだ次第です。博多の夜は食べたいものだらけで、いつも時間が足りませんね。
(女房から食べ過ぎと叱責されましたが・・)

お店に着くと、６番目とのこと。お店の前で博多を満喫している酔っ払いを見ながら道路沿いの花壇委腰を掛けてしばし人間観察を。ほどなく店に通されてカウンターに座るとすぐに注文します。ほとんど満腹の状態ですので、軽く〆の餃子と生ビール、それにつまみに鶏かわポン酢を注文しました。

まず、生ビールと鶏かわポン酢を頂きますが、意外にこの鶏かわポン酢が旨かったですね。
待つこと約１０分くらいかな。小さなぶ厚い鉄鍋に餃子がのってでてきます。鉄鍋はジュージューと焼けてますので餃子が冷える訳がありません。熱々なので生ビールが更に旨くなりますね。

博多の夜に、ごちそうさまでした。