ここも聖地と呼ばれていい。 : 中華蕎麦 とみ田

2016年8月

久しぶりのとみ田。
整理券制度になってはじめて来訪。
日曜日の10時30分に到着し
14時10分案内。10分前には来てくださいと整理券。

※食券の裏に手書きで書かれた整理券。
　不要になった食券を使っているので
　自分の頼んだモノとは異なる場合がありますが大丈夫です。
　ちゃんとお店の人はオーダーを受けています。

待ち時間3時間30分は余裕の想定内。
どう時間を潰すか考えるのも楽しい。
松戸の街を歩き出すと、先ほど停めた駐車場より
最大料金が200円安いところを発見し出鼻をくじかれる。
らーめんの値段は一切気にしませんが
駐車場の200円差はとても気にする性格。

松戸の西口も歩き、松戸二郎の大行列を見たり
松戸伊勢丹に寄ったり、何年か振りに漫画喫茶に寄って
その進化に驚いたりと楽しい3時間30分でした。

特製つけそば1,100円

相変わらずの店内の凜とした空気。
他でもキリリとした空気は多数味わっていますが
こちらの空気感は特別。まさに凜としています。

届いたつけそばは相変わらず綺麗な麺線。

麺も旨いし、つけ汁も変わらずの濃厚な旨さ！
レアチャーシューはさらに艶めかしくなって
以前より旨くなっています。

多分僕の年齢的な問題で、後半もたれましたけど
満足度は変わらず激高の一杯でした。
二郎の聖地巡礼※では無いですが久しぶりに来られて良かった。

※源流を辿れば東池袋大勝軒になるのでしょうが
こちらが磨き抜いたこの味に多くの店が憧れ、伝播した現在
とみ田も豚骨魚介つけ麺における聖地と呼んでいいのかな。と。

4.6→4.3　（僕の加齢によるものです）

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2014年10月の話

2014年の大つけ麺博は
ご当地つけ麺集合というコンセプトで
競う方式ではありません。

1週目、2週目と来ましたが
競わない方式の弊害かグッとくるつけ麺に会えず、3週目はお休みしました。
第4週にとみ田が登場しなければ、もう行かなかったかもしれません。

平日の12時30分頃に会場に入ったところ
とみ田の列はおよそ20名。思ったより少ないです。
その時間帯で一番の列を作っていたのが麺屋高橋。
北海道の名店です。およそ30名。

とみ田の列に並んでいて分かったのが
その回転率の良さ。去年の大つけ麺博でもそうでしたが
沢山のスタッフを投入し、1人30秒くらいでさばいて行きます。
列はみるみるうちに短くなりますが、次から次へ接続してきます。

列に並んでいるとトッピングの有無を確認してきますが
驚きの「感謝の気持ちで味玉無料」　
さらに炙りチャーシュー、味玉、メンマ、鶏団子などを追加した
トッピングセットが「感謝盛り」と銘打ってなんと200円
今回のイベントだと大体400円相当のトッピングです。

感謝して、感謝してとSMAPよろしく感謝のオンパレードです。
大つけ麺博2連覇させてもらった事に感謝しているらしいです。

そういう事であれば、去年、満足に投票した身としては感謝してもらう権利はありそうです。ふふふ。
大会1番の有名店が列の頭に「味玉無料」だとか「大つけ麺博2連覇」とか
貪欲に集客を行っています。

僕が頼んだのは　つけ麺（全店共通880円）に感謝盛り200円を加えた
いうならば特製つけ麺です。これが店舗並みの金額で頂けるのは嬉しいこと。

並んで10分で手渡されましたが
手に持った瞬間に「あぁもう他とは次元が違うわ」と感じてしまいました。
純粋に重い（笑） 非常にキレイに畳まれた麺は他店より明らかに量が多い。

新宿の可愛いOL6人組の隣に席を取り
隙あらば「ね〜ね〜つけ麺ってのはね〜」と闖入する心の準備も整い
実食開始。6対1だってまけへんで！　

まずは麺だけ ズズッ
相変わらずとみ田の麺は絶品。
今回だけのコラボ仕様だそうですが、実は去年やお店の麺の方が若干好き（笑）
やや胚芽だかの舌触りが気になりました。　ホントにわず〜〜かです
もうこの辺りでOLを忘れています。　OL6人＜とみ田

そしてつけ汁と一緒に　ズボッ ズズッ ズッ

「まうい！」（ジャパネットたかた式）

濃厚豚骨魚介つけ麺といってしまえば、それまでですが
臭みは無いのに、旨味がしっかり重なっていてレベルが猛烈に高い。
塩分が本店や去年食べたモノより抑え目で、きもち優しい味。

トッピングも全体的に丁寧です。
炙りのつけかたが上手なチャーシューが気に入りました。
去年より薄味です。
今回は全体のバランスを重視した作りのような気がしました。

スープ割り（専門スタッフ有り！）は本店同様
ネギ、刻みチャーシュー、ゆずが無料で入れられます。
煮干しの優しい出汁でのばすと、旨優しいラーメンスープのよう。
最近久しぶりの完飲。

食べ終わると
お腹もいっぱいになりましたし
気持ちも満たされたので予定していたもう1店はやめました。
まるで「うちのところ1杯で十分でしょ？」と言われているよう。

ここは凄いや。競わない方式だろうがなんだろうが
戦ってる。気持ちがビンビン伝わってくるな。
ようやく良いイベントに来られた！って気持ちになりました。

ごちそうさまでした！

今回の採点　4.4


で、遡ること2カ月前。
よりによってお盆休みに、日本有数の行列店に行った話を
グッと短くレビュー。

2014年8月のお話

開店1時間前に到着で40名〜50名待ち
結果食事開始まで2時間45分待ちました。

夏場の行列はありがたい事に日陰になりますが
うちわ、タオル、飲み物は忘れずに〜

特製つけそば1100円に中盛100円

コシと香りが抜群の麺がたまりません！
つけ汁はアッツアツで魚介系の香りがきちっと立ち
口に入れれば旨味密度飽和状態の濃厚な味。
塩分の高さはそれらの旨味をしっかり覚醒させ
箸が止まりません。大満足です♪

ほん田、一燈両主人から習ったという
（こういうのをPOPに書くのが人柄かしら）
低温調理チャーシューも良い出来。

席がちょうどご主人富田さんの目の前だったので
スープ割りの時にダメ元で写真をお願いするも
「仕事中なので･･･ごめんなさい」と。
いやいや、そういうところ好きです（notゲイ）

ラーメン好きなのでちょっとした芸能人に会えた気分です。
いかついおじさんなんですけどね（笑）

超有名な店主ですが、調理の仕上げは全て自分で行います。
一杯一杯丁寧に真剣に仕上げます。
そういう空気がスタッフを育てているのか
どの方もキビキビと気持ちの良い仕事・接客をしてくれます。
しかし、その影響力は客にまで届き、全員背筋が伸びる雰囲気になっています。
とんこつラーメンの一蘭にある、臨席の間に衝立を出す
「味集中カウンター」がこちらでは不要です。勝手に集中しちゃいますから（笑）。

製麺業、通販業、支店・ブランドの新設など事業拡大中のとみ田ですが、
その根幹にあたる本店がしっかりしてこそというのが
ポリシーなのだろうなと思いました。

･･･これでもグッと短いレビューになっています（当社比40％OFF）

ごちそうさまでした〜


この採点で総合4.6を入力しています。
ですので催事などで用いる
＜通常利用外＞表記は外してあります。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下、2013年大つけ麺博レビュー
※結果この年も優勝し2連覇を達成しています。

↓↓↓↓↓↓

仕事が暇な本日。（自営なので全く嬉しくない）
ぼけ〜っと、マイレビュアー方々のレビューを拝見しています。と！
（SメタボSさん、D・Mさん情報）

10分〜20分待ち位であの「とみ田」をいただける。と！

歌舞伎町の大久保公園で今年も開催されています。
「大つけ麺博 日本一決定戦2」。

どうせとんでもない行列に並んで、割高で、みすぼらしい食器で
ギュウギュウになりながら食べるんでしょ。なんて思っていましたが

並び時間が短いなら、あり！おおあり！
しかも本店と変わらぬ旨さだとか？ご店主もいるし。
やっと、とみ田を食せるチャンス到来！

中抜けを仕事仲間に伝え、電車に飛び乗ります。

路線の都合で新宿三丁目駅で降り、明治通りを北上し
途中からホストクラブ街→ラブホテル街を抜け
大久保公園に到着。方向音痴ですが、こういう時は全く迷いません。
旨い臭いが分かるのかも（笑）

こういう催事は初めてだったのですが
来て見たら、とても分かりやすい状態に整備されていました。


1.大久保公園到着、イベント入口は1カ所。（パンフレットをもらう）

2.入口右手に券売機が有り、各店共通の料金・チケットを購入。

3.6店舗（期間入れ替え）より好きな店の列に並び、スタッフにチケットを渡す。半券は手元に。

4.屋外席、プレハブ1階席、プレハブ2階席と好きな席でズルズル頂く。スープ割りはもらいに行く。
　席はいっぱいあります。週末でも無い限り満席にはならないのでは？

5.食べ終わったら、ゴミ回収場所へ。半券と共に渡すとコインと交換。
　食べた店の投票箱にコインを入れる（満足）or入れない（不満）を選択。

ただの杯数だけでなく、満足度比率も考慮して順位を決めるらしい。うん。フェアな感じ。

前置きが長くなりましたが、肝心のお味はと言うと。


さすが

この一言です。

麺は
シコシコと強めに締まっていながら、
さっくしとしたフレッシュ感がある。
香りや旨みは正直そんなに分からないが、つけ汁との相性が抜群過ぎる。

どこかで食べた味なんだろうなと思っていたが
そのどこにも当てはまらない味だった。
旨み、厚み満タンの濃厚豚骨魚介の王様だ。

「道」のつけ汁より
甘みが少なく、硬派な濃さで好みだ。
「道」も相当だけど。


炙りチャーシュー？
これは主張の有る味。
蜂蜜なのか、甘みを纏った旨たれを塗って炙ってある。
とってもうまし。

味玉。主張少なめで良し。

量は催事用で200グラムあるかないか？
つけ麺にしては少なめ。
※催事仕様だからCP評価が悪くなっております。

器は当たり前だが貧弱なプラ容器。

でも、イベント感があって
これはこれで良かったかも（笑）

きれーに盛りつけてありました。

文字にすると平凡な収まりになりますが

と〜〜っても満足。


ちなみにこの日のスタッフは
見えただけで12名ほどおりました。
（事前情報よりさらに多い！）

15名くらい並んでいても10分足らずで回って来ました。
ずっと茹で続け、さばき続けているのですね。
※この早さをサービス評価にしました。

いったい1日何食出るのでしょう？
1,000食なんてあり得る？

これだけの有名店がさらなる名誉を
貪欲に獲りに来ています。

来場者の8割近くを独り占め。
他のお店も地元では超有名店のはずなのに。。
絶対、他店も旨いはずなのに。。

で、他店への興味がムクムクと湧いたので
この後もう1件回りました。

ともかく、ごちそうさまでした〜