無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
さんどがささんの他のお店の口コミ
むろまち鳥や(三越前、新日本橋、日本橋 / 焼き鳥、鳥料理、居酒屋)
昌久(桜街道、上北台 / そば、うどん、丼)
埼玉タンメン 山田太郎(東大和市 / ラーメン)
百老亭(松本、北松本、西松本 / 中華料理、ラーメン)
松本からあげセンター(松本、西松本、北松本 / 郷土料理、からあげ、ラーメン)
麺屋 正路(荻窪 / ラーメン)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
掲載保留
津軽海峡亭
|
---|---|
ジャンル | 海鮮、食堂 |
住所 | |
交通手段 |
JR三厩駅から外ヶ浜町営バスの三厩地区龍飛岬灯台または竜飛漁港行き(本数に注意) |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
15席 (お座敷テーブルが6つ) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 海が見える、一軒家レストラン |
ホームページ | |
備考 |
「龍飛漁港」のすぐそば。橋を渡った先の帯島(おびしま)にあります。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
2014年10月10日(金)(秋田・青森出張2日目)昼食。
岬の食堂シリーズ。
10月10日かあ。東京オリンピックから50年かあ。あ、もちろん僕は開会式の日にはまだ生まれていませんでした(笑)。
6時50分にレンタカーで秋田のホテルを出発。一路北に向かった。時間があるので(とこの時は思ったので)国道7号線を行く。
途中、能代を通る。最初の目的地は能代の少し先。能代は僕の大学時代の同級生の出身地だ。呆れるくらい女性にもてる男だった。ハンサムでも何でもないのに。むしろその反対なのに。学生時代は週に3人くらい違う女性を下宿に連れて帰っていた。彼が帰宅する途中に僕のアパートがあって、そういう夜は窓の外から呼ばれて見せびらかされたのだ(笑)。当時はなぜ彼があんなにもてるのかがわからなかった。ずいぶんあとになってやっとわかったのだが、時すでに遅かった(笑)。
さて(笑)、五城目・八郎潟の辺りで雨になる。でも能代に入る頃には晴れる。国道101号線に入って、八峰町の旧峰浜村と旧八森町で一つずつ仕事。やがて日本海が見えてくる。今日の日本海は荒れている。しばらくは絶景が続く。ニホンザルが登場。青森県に入って、黄金崎の方には行かずに県道192号線で中山峠を越えて、また国道101号線に出て、深浦町で一つ仕事。夕陽海岸、千畳敷と、また日本海の素晴らしい景色を左に見ながらのドライヴ。絶景なのだが、海は荒れているし、空は曇ってくるし、淋しくなってくる。
鰺ヶ沢町で一つ仕事をしたあと、岩木山が見えてくるはずが今日は雲に隠れている。つがる市の旧木造町で一軒食事をしようと思っていたところがあったのだが、「研修のため休業させていただきます」という貼り紙が出ていた。それで先を急ぐことにする。
五所川原市を通過して、ここも今は五所川原市になった旧金木町で、斜陽館には目もくれずに、二つ仕事。ここも今はつがる市になった旧稲垣村で一つ仕事。国道339号線を北上して、中泊町の旧中里町で一つ仕事。やがて十三湖が見えてくる。この時は晴れていて良かった。曇っていたらすごく淋しかったと思う。中泊町の旧小泊村で一つ仕事。そしてひたすら龍飛崎を目指す。
この国道339号線の最北の10キロあまりがすごかった。つづら折りを繰り返してぐんぐん標高の高いところに上り詰めていく。晴れていて本当に良かったとまた思う。曇っていたら死にたくなるくらい淋しかっただろうと思う。眺瞰台があったので降りてみると、正面に北海道の白神崎、左に小泊岬、右に下北半島が一望できる絶景だった。
さて(笑)、龍飛崎。実は僕はここは初めて。学生時代に三厩駅まで来たのだが、バスの時間が合わなくて龍飛埼は断念したことがあった。ここは何と言ってもつげ義春の旅行記を思い出す。階段国道を半分だけ降りて、灯台のところまで上って、一曲歌って(笑)、帯島のこの店に行ってみた。本当の北の端の島だ。
漁港に面して店がある。店の前にはかもめがたむろしている。15時20分、店内に入ると、常連と思われる男性が一人いた。いきなり店の人らしいおばちゃんに「なんで今日はみんなこんな遅いんだ」と言われる。一瞬びっくりするが、津軽弁もあってぶっきらぼうに聞こえるものの、悪気があるわけではないことをすぐに理解する。
座敷に上がって、入口に「津軽海峡一本釣り本マグロ入荷!!」という貼り紙もあったので、本まぐろ丼(1500円)を注文してみた。風がすごく強くて、ガラスの窓が音を立てている。冬はさぞかし大変だろうと思う。まだ10月なのに淋しい。まだ15時30分でまだ陽もあるのに淋しい。店内は散らかっている。漁師の自宅にお邪魔して昼食をご馳走になる感じ。良い意味でも悪い意味でもなく、ただ単純に、観光地化されていない漁港の食堂。
本まぐろ丼は、分厚い切り身が山盛りで嬉しい。味は大味だが、これで良いと思える味。味噌汁が赤いので驚くが、海藻の色だった。この日の僕の最初の食事。ここまで我慢した甲斐があった。
帰り際に、「クルマで来たの?」と訊かれる。「そうですよ」と答える。「ふうん」と言われる。それだけ。会計を済ませて、トイレを借りて、お礼を言って店を出る。クルマをスタートさせて、なぜだか、おばちゃん、元気でねと思った。心が通ったとは思わない。でも、それに近い何かが起こったと思う。